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映画『アイアン・ジャイアント』
1999年/製作国:アメリカ/上映時間:86分
原題 The Iron Giant
監督 ブラッド・バード
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予告編(日本版)
予告編(海外版)
STORY
アメリカ。1950年代。
ニューイングランド地方の沿岸部近くの海に、ある日、宇宙から謎の巨大ロボットが飛来する。
母子家庭の少年ホガーツはある夜、自宅近くの森にて、偶然その巨大ロボットと出会う。
レビュー
もし銃に魂が宿っていて、しかも銃になりたくなかったら?
そのようなコンセプトのもとに制作された本作は、「生」と「死」、「魂」、「決断」と「行動」、そして「勇気」について描かれています。
始まりのは季節は「秋」。
人間の「心の闇」もキッチリと描きつつ、ホガース、ジャイアント(ロボット)、ママ、マッコーピンの素敵な関係と会話が素晴らしい。
また背景とキャラクターは手書きにて制作されており、とても柔らかな、優しい印象を残します。
ラストも後味よく、大好きです。
心に残ったセリフ(ほんの一部)
ホガース:君は金属製だ。でも感情がある。それに考えるから……魂があるってことだ。魂は死なない。
ジャイアント:タマシイ?
ホガース:よいものに宿り、永遠に生き続けるって……ママが言ってた
ホガース(がジャイアントに):殺すのは悪い。銃は殺す。銃になんかなるな。自分のなりたい自分になれ。自分で決めろ!