生命の神秘とヴェシカバイシス
生命の始まりは球からだと言われています
まず完全な球体の卵子が存在し
そこに精子が貫入してくるのです
ドランヴァロのフラワーオブライフによると
一般的には熾烈な生存競争を勝ち抜いた
一つの精子という事になっていますが
本当は12の他の精子達の助けを得て
透明層を突き抜け雌の前核の方へ
泳いでくるらしいです
精子の尾は取れ小さな精子の頭が
大きくなり雄の前核という完全な球になり
雌の前核と完全に同じ大きさになり
互いを通過し合いヴェシカバイシステムと
いう幾何学パターンが作り出されます
昔学校で習ったベン図が合わさったみたいなやつ
昔からこの図はよく頭に浮かんでいたの
私は割とあっちの話も分かるしこっちの話も
分かるしみたいなとこがありよく言えば
中立的 悪くいうと合わせ過ぎ
でも自分がベン図の真ん中みたいだな
とよく思ってた
話がズレたので戻すと二つの前核が
ヴェシカバイシスを形作ると
雄の前核は雌の前核と一つになるまで
振動し接合して最初の人体細胞になります
そしてこの接合体は最初の9回の細胞分裂の間
その大きさを変えないのだそうです
最初の接合体は他の細胞の200倍あり
最初の分裂で二分の一にそしてそれから
8回分裂を繰り返し512個になったところで
平均的サイズになります
そこからは元の卵膜透明層の範囲を超え
細胞分裂しながら広がっていく
つまり最初に内側に入り込んでいき
次に外側に向かうようになっています
次に二つの小さな極体が透明層全体に
広がり始め一方がS極もう一方がN極になる
するとどこからともなく管が現れ細胞の
真ん中を貫通するよう形成されます
そして染色体が半分に分かれ管の
両側に並びます
これは人体のエネルギーフィールドにも
見られるパターン
私たちの身体にはN極とS極があり
中央を一本の管が通っているのです
最初の8細胞から分裂した卵は
もこもこの塊になります
最初の細胞群は円環体
リンゴの芯みたいな形になってくるそう
なかなか興味深いことです
ドランヴァロは私たちの身体は
宇宙の物差しと言っていますが
少しずつその感覚が分かってきている感じ
他の細胞は5〜7年で死んで生まれかわり
を繰り返していますが
なんと最初の八つの細胞は変わらないそうです
生命の成長は内側を旅して
発見したものを外側に
浸透させていくようになっている
そして内側と外側は透明な膜一枚で
繋がっていてひっくり返せば
一つなのだと感じてきたのだけど
元々のつくりがそう出来てたのね
生命の神秘はどこまでも深く面白いです