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クラウドのセキュリティ設定には気をつけましょう
クラウドを利用することで、短時間に
Windows ServerやLinux Serverを準備することができます。
準備が簡単な分、セキュリティ面も気をつける必要があります。
クラウド上にWindows Serverを立ち上げたところ、
不正アクセスを試そうとしているログが残っていました。
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よく見てみると、Administratorという
アカウントでログインを試みようと
していました。
Network Informationのところを見ると、
どのIPアドレスからアクセスしてきたかもわかります。
簡単なパスワードだったり、
Administratorというアカウントをそのまま
使ったりしているとそのうち、
サーバーを乗っ取られてしまいそうです。
本当のプロはこのようなログすら残さずに、
ログインを試みているかもしれません。
完全なセキュリティ対策というのは
無理かもしれませんが、
せめて、自分のIPアドレスからのみ
アクセス可能に設定しておいた方がよいと思います。
設定方法はまず、CMANというサイトで
自分のIPアドレスがインターネット上では
どのように見えているか確認します。
そして、下記はAzureでの設定例ですが、
仮想サーバーのネットワーク設定から
RDPの接続元として、自分のIPアドレスを登録します。
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これだけでも不正アクセスは幾分か
減らすことができるかと思います。