SSLの証明書期限切れ注意
Webブラウザで様々なサイトにアクセスする際、
URL横のカギマークがあったりなかったりするのは
ご存じでしょうか。
こちらのカギマークがついていれば、
自分のPCと相手のサーバー間を通るデータが
暗号化されていることを表します。
逆にこのカギマークがついていないと、
通信の途中で盗聴される恐れが
あったりします。
暗号化する仕組みは
デジタルな証明書を設定しておき、
データを送る側はこの証明書を
利用してデータを暗号化します。
暗号化したデータは
証明書の所有者でないと
復元できないため、
他の第3者には盗聴されない
という仕組みです。
最近はセキュリティの要件も厳しいので、
通信を暗号化するのは当たり前に
なってきているのですが、
この暗号化するための証明書は
有効期限があり、期限が切れると
ブラウザ上では警告が出てしまいます。
証明書の期限は先ほどのカギマークをクリックして、
証明書の詳細を見ると確認できます。
この証明書の設定作業はシステム導入時に実施して、
期限を延長する作業は1年後になるので、
結構忘れがちです。
証明書のエラーが出てしまうと、
エンジニアとしては恥ずかしいので、
忘れないよう更新タイミングを
予定表に入れておきましょう。