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ぼっちとりっぷ in 富士湧水の里水族館

星空照美です。

最近はX(Twitter)では、イラストやゲーム制作進捗、企画やイベント告知ばかり投稿しているためか、人間と思われてないんじゃないかと不安になってます。

星空照美は生身の人間だからね!

さて、そんな前置きはどうでもよくて……

今回は「えっ、こんな所にあるの!?」って感じの(どんな感じの?)水族館へおでかけして参りましたので、そちらの記事となります。


ぼっちとりっぷ in 富士湧水の里水族館

今回の予定

6:00〜 出発

8:20〜 富士山駅到着

8:53〜 バスで水族館の最寄りへ行く

9:15〜 富士湧水の里水族館 到着

11:00〜 喫茶店リベンジ

ところで、私のおでかけログでは

『ぼっちとりっぷ〜』
『ぼっちのおでかけ〜』

の2パターンがありますが、居住地である東京と、実家のある神奈川は『おでかけ』、それ以外は『とりっぷ』となります。

以上、どうでも良い話でした!


それでは出発!

このときは1月19日(日)、混雑のことも踏まえて開園凸をします。
今回は5時起き、普段なら寝ています。

よく考えたら、こういった施設へおでかけするときって、圧倒的に平日のほうがゆっくり回れますよね!?

まあなんやかんや支度をして、6時には自宅を出発したのですが、

綺麗なお月様です

日の出前やんけ!
あえ、冬の日の出ってこんなに遅かったっけ……?

寒空の下、手足の感覚が無くなりかけながら、私は富士山駅へと向かうのでした。


富士山駅到着

またこの写真を撮るとは……
実は2ヶ月前にも富士山へおでかけしています。

水族館まではバスを利用します。
最寄りは『さかな公園』という場所です。


事前に調べたものの、どの乗り場から乗車したら良いのか分からなかったので、案内所を尋ねました。


8時53分のバスに乗りました

3番乗り場から行けるらしい。

あと、ネットで調べたときは『ICカードが使えない』と書かれてあったので、現金を多めに持ってきたのですが「現金とICカード両方使えます」と言われました🤔

それはさておき、バスの時間まで少し余裕があるので、近くの待合室で読書しながら時間を潰すことにします。


バスで水族館へ

少し遅れてバスが登場。
すでに多くの人が乗車しており、車内の半数は海外ニキでした。


バスに揺られること約20分、目的地へ到着。


写真じゃ伝わりにくいですが、若干霧がかっていました

この道を数分ほど歩いていきます💨
びっくりするくらい人がいない……


少し進むと見えてきました。
『さかな公園』の敷地内に、今回の目的地があります。


森の中の水族館

というわけで到着です!

通称『森の中の水族館』と呼ばれており、富士山の標高934mに位置する、山梨県では唯一の水族館のようです。


海なし県だけあって、淡水魚専門に展示しており、山梨県内で養殖されている魚類を見ることができます🐟


目の前には水草の展示が🌿

入場料は大人が420円、子供が200円でした。
や、安すぎる……ここに来る交通費のほうが高くて笑いました。


それではチケットを購入して回りましょう。
足元のイラストを辿ると順番に進むようです。


■希少な生き物水槽

入り口を少し進んだ先には、希少な生物たちの水槽が並んでいました。


コンニチハ、トノサマガエルサン


ゲンゴロウブナさんと、まったりしているドジョウさんです


これはフジマリモ。山梨にもマリモがいるの!?


おなじみ、絶滅危惧種のニホンウナギさん


肉食魚のカジカさん。ところで、生きらっしゃる……?


岩からひょっこりボウズハゼさん


アユカケさん


ミナミメダカさんが集団登校していましたよ


ホトケドジョウさんが群れで遊んでいます


■横見水槽

次は、この先を進んで行きます。


道を進んだ先には、チョウザメやニジマス、ソウギョなど約20種類・300匹の魚が泳いでいる横見水槽エリア。


水槽はこんな感じ。
自然の池に、たくさんの魚が放し飼い(?)されています。
人がしゃがみ込んで覗く形となるので、まるで自分が水中にいるかのような感覚になります。


見渡す限りのキャビア、キャビア、キャビア……

おっと失礼、こちらはシロチョウザメさん。
名前にサメとありますが、鮫の仲間ではなく、性格も温厚なので人を襲うことはありません🦈


こちらはミズチョウザメさん


手前にベステルチョウザメさん


ニジマスさん。どうぶつの森では大変お世話になりました


一際目立つ、この子はアルビノニジマスさん。
体色のせいで、自然界では真っ先に狙われてしまうみたいです🥺


■企画水槽 ニセモノ展

さて、どんどん進んで行きます。

ちなみに目の前に見えるのは、この水族館の目玉である二重回遊水槽ですが、こちらの紹介は後ほど……


二重回遊水槽の奥を右折したところには、期間限定なエリアを発見。
私が訪れたときは、モドキな生物たちが展示されていました。


別名『グミガエル』と呼ばれている、グラニュローサアマガエルモドキさん。おねむなご様子


レオパの愛称で親しまれているヒョウモントカゲモドキさん。夜行性だからか、陰に隠れています


ピラニアモドキのスポテッドメチニスさん。性格はおだやかです


アオダイショウさん。猛毒のマムシと似ていて間違えやすいので気を付けよう!


ブラックタライロンさん


ウナギモドキのフタユビアンフューマさん。両生類らしい


水カマキリさんのおしり


チョウザメの仲間、コチョウザメさん


タナゴモドキさんはハゼの仲間!


スッポン?ウミガメ?いえ、スッポンモドキです


てかこのスッポンモドキさん、こちらが手を振ったら笑顔(?)で手を振り返してきてくれたんですよ!

かわいすぎか!?
この子、私が引き取ることできませんか!?
……って思ったのですが、自宅ペット禁止でした😇


■富士の介

企画水槽の手前に一つの水槽がありまして、なにやらこちらをじっと見つめてくるお魚さんがいたんですよ。

あっ、どうも……


こちらのお魚は富士の介さん。

最初は、魚の愛称なのかな〜って思ったのですが、どうやら本当に富士の介って種類?の魚らしく、ニジマスとキングサーモンを交配させた山梨県のブランド魚のようです。


やべぇ美味そう!!!
どこで食べれるんだこれ!!!
今度、山梨に行く機会があれば要チェックですね。


■ネズミとスッポン

「なんだよ、その月とスッポンみたいな小見出しは」と思われそうですが、富士の介さんのお隣にネズミとスッポン水槽があったのでご紹介しますね!

ネズミの中で、一番小さいカヤネズミさん🐁

赤いゲージには理由があり、カヤネズミは夜行性なので、昼間でも活動している姿を観察できるように昼夜逆転させているようです。
カヤネズミは赤い光が見えないらしく、赤いライトを照らすことによって、夜と同じような環境を作っているんだとか。

ところで、6年前に岐阜県の淡水魚水族館『アクア・トト ぎふ』に行ったときも、同じネズミを見た覚えがあります。

淡水魚水族館ではネズミを展示するのがお約束なんでしょうか?🤔


こちらはモドキではない、正真正銘のスッポンポン。

健康や美容に効果のある食材としても有名ですね。
どんな味かすごい気になります、高くてあまり手は出せませんが……


■水流水槽

二重回遊水槽の方に戻りまして、お次は写真右手にある、川の源流から中流までの魚の生息環境を再現したエリアに着目していきましょう。

ところで、どこの川?


まずは中流から見ていきます。
本来なら川は上流・中流・下流の順に流れていきますが、敢えて私は遡ります(は?)


こちらはアブラハヤ、カワムツ、ドンコの群れ


こちらは及川さんです


遡っていきましょう、上流エリアです。
ちなみに展示紹介に書いてあるのに載せていない写真とかありますが、私が見つけられなかっただけです。


アマゴさんとヤマメさんです。
パッと見どっちがどっちだか見分けがつきませんが、体に赤い斑点があるのがアマゴさん、ないのがヤマメさんです。


最後は源流エリア。
こちらには2種類のイワナミナラッテミケロ……じゃなくてイワナさんが泳いでいました。


ニッコウイワナさん。白い斑紋がまるで虎柄のようです


朱色の斑紋があるのがヤマトイワナさんです


■深みの魚水槽

水流水槽の先には、なにやら深みのあるエリア。


こちらは富士五湖の中でも、水深が深い『西湖』や『本栖湖』をイメージした水槽のようです。
だから深みの水槽なんですねえ。


反射してパネルと同化したオオクチバスさんです


コイさん、ニゴイさん


ブルーギルさん


■二重回遊水槽

それではこの水族館の目玉である二重回遊水槽を見ていきましょう。
水族館の中央に位置する、大きなドーナツ型の水槽です🍩

そして一応、警告を……
この先、集合体恐怖症の方は閲覧を気を付けたほうが良いかも?です。

というのも、あまりにも大量な魚が泳いでいて、集合体恐怖症じゃない私でも目が回りそうでしたから(?)



この距離からでもわかる、大量の魚たちよ。
中では希少魚のイトウや大型のニジマスなど約3千匹の魚達が泳いでいます。

で、何故『二重』なのかというと、この水槽は内側と外側で仕切られており、大きな魚は外側、小さな魚は内側を泳いでいるようです。


さぁ、君も見分け方を覚えて『マス』マスターになろう!


いや、この大漁の水槽の中じゃ無理でしょ。
辛うじて見慣れたニジマス、色の目立つアルビノニジマスならなんとか……


えっと、これはカワマスさん!

ところで私は幻の魚と呼ばれるイトウさんを見たかったのですが、どんなに目を凝らしても見つけることができませんでした。


なので、諦めて2階へ行くことにします(?)


平日か?と思うほど人がない

こちらはシアタールームやブラウジングコーナーなどがあり、水生生物について学習できるエリアとなっているようです。


誰もいない、飼育員さんしかいない

ところで、ここへ訪れたのは休日なのですが「今日平日だっけ?」って思うほど人が少なくて、久々にじっくり観察できたのが良かったです👍


ヘイ!アメリカザリガニ🦞


サワガニさん


モクズガニさん。これは横を向いているのか?

階段を登った先に小さな水槽があったので、いくつかご紹介をしました🦀


あれ、さっきのドーナツ水槽!
よく見たら内側と外側で仕切られているのが分かります。


この階段を降りていくと、内側の水槽から観察できるみたい?


やばい……
魚の数が多すぎて、もはや魚柄のなにかに見えてきました。
とりあえず前に進んで行きましょう。


こいつは!?

ん、待て待て待て。
奥にいる少し大きめの魚、もしかして……


イトウさああああああああああん!!!!!


休憩中?のイトウさんもいました

イトウさんは日本最大の淡水魚で、かつては東北地方にも生息していたようですが、現在では北海道に数千匹しかいない幻のお魚さんです。

どうぶつの森でもレアな魚として登場しますね。
私は釣ったことあったっけ?


生イトウが観測できて満足したので、先へ進みます。


あれ、最初のチョウザメエリアに戻ってきた🙃
どうやら1周したようです。


喫茶店リベンジ、やってなかったら帰宅

『森の中にある水族館』というコンセプトに惹かれてやってきた、この水族館の滞在時間は約1時間半でした。


帰りのバス停へ向かう途中で見つけた鳥たち

で、このときの時刻は11時前。
このまま帰宅しても良かったのですが、せっかくなのである喫茶店のリベンジをしたいと思います。

その喫茶店がこちら。

本当なら、2ヶ月前の富士山旅行で訪れる予定でしたが、残念ながら営業しておらず諦めたんですよね……

ネットでは営業中って書いてあったのに……!


喫茶店への道。あれ、前にも同じ写真を撮ったような……

さてと、さかな公園からバスを乗り継いで富士山駅へと戻ってきました。

気になる結果は…………


……




うっす、帰ります!!!


富士山駅のホームに戻りました。
本日の富士山は、雲に隠れてご機嫌ナナメのようです。
ちなみに、私もご機嫌ナナメです(?)

最初は、この時におでかけをするか迷っていたのですが、自然ゆたかな風景、水族館の雰囲気、手を振ったら振り返してくれるスッポンモドキを見れたので、来て良かったと思っています。

コンパクトにまとまっていながらも、多数の珍しい生物が観察でき、展示にも工夫が施されていて解説文なども斬新で見ごたえはバッチリでした⭕

帰りに見かけた、チョウザメの列。何故か列ができていました

それでは、次の水族館であおーぞ!

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