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リスカがバレた話
人によってはグロいと思うかもしれません。
苦手な方は逃げてね。
あと日本語が変です。ごめんね。
リスカをして数週間、半袖を着て過ごしていたにも関わらず、全く親に気づかれなかったので油断していました。ご飯を食べに行こうと思いリビングに向かったら親に「何?その腕の傷」と尋ねられ、私は「え?あー...猫に引っ掻かれただけ」と馬鹿な言い訳をしてしまったのです。
その場の気まずさに耐えきれず、私は風呂に逃げ込み、風呂の中で「風呂上がったらお説教かな」と怯えていました。しかし、風呂から上がると親は眠っていました。結局、ご飯を取る気になれず自室に戻り眠りにつきました。
翌朝、親から「私の方が辛いんだからもうそんなことしないで。仕事にもいけなくなるしやめて」と言われました。私は心の中「この人は本当に自分勝手だな」と思いながらも「うん、ごめんね。もうしない」と思っていないことを口にしました。子供は親には逆らえませんからね。
翌日、東京から兄とその彼女が急に地元に帰ってきました。私はすぐに「親が兄に私がリスカしてる事を話したんだな」と察しました。以降、兄の彼女をSさんと呼びます。兄とSさん、そして親がリビングでお酒を飲んでいる間、私は自室にこもり、ひたすらTwitterを更新していました。
21時頃、Sさんが私の部屋を訪ねてきました。部屋に入るとすぐに私の腕を軽く掴み、「これ、どうしたの?」と優しい声で尋ねてくれました。私は最初は「ええ〜なんでもないよ〜」と嘘を笑いながら答えていましたが、Sさんが「大丈夫だから話してみて」と言ってくれたので、もうどうでもいいやと思い
全てを打ち明けました。
私がずっと死にたい気持ちに悩まされていたこと、将来への不安、親に対する不満、全てをSさんに話しました。全てを聞き終えた後、Sさんは色んな解決策を提案してくれたり、私の頭を撫でてくれたりしました。泣きそうな顔で私の話を聞くSさんを見て、私も泣きそうになりました。
ある程度話し終えた後にSさんが「お菓子作り、好き?」と聞いてくれました。私が好きだと答えると「じゃあ今からお菓子作ろっか」と言って一緒に
スーパーまで行き、クッキーの材料を購入して帰宅しました。ちなみにクッキーはめちゃくちゃ美味しかったです。
クッキーを作り終え、私が自室に戻ると今度は兄が部屋に来ました。兄もSさんと同様に私の腕を掴み、「何でやったの?」と聞いてきました。まずは理由を聞くんじゃ…?と疑問に思いました。
兄にはどうしても理由を話したくなくて「話したくない」と言うと兄は私の趣味について聞いてくれました。あの親からこの人が生まれたのが不思議なくらい優しいんです、兄は。話し終えた後、私のことを抱きしめ、頭をなでてくれました。「元気でいてくれればそれで良い」と言ってくれて嬉しかったです。
私は周りの人に恵まれているなと感じました。まぁ、ほぼ自慢話のようなものです。この話に出てきた兄は次男ですが、長男も親から話を聞いたのか「気分転換に1週間くらい東京に来たら?」とメッセージを送ってくれました。普段はクールな人なのに、こういう時だけ優しいのです。親とは暫く気まずいだろうなぁ。皆さんはバレないように気をつけてくださいね。