ののかまると犬の散歩に行って、吠えてきた🐩🐾
2023.08.17 私立恵比寿中学・風見和香生誕ソロライブ「ののかまると犬の散歩~みんなで吠えよう!~」 に参戦しました。
8月25日に16歳の誕生日を迎える推しメン、風見和香ちゃん。
去年に続き2度目の生誕ソロライブ。去年はアンコールに「お相撲さんのきぐるみ」を着て登場、客席を大いに驚かせた風見和香ちゃん。
今年は「コールも解禁されたし、『みんなで吠えよう!』ってタイトルの通り、コールできる曲を用意してます!」と予告していた風見和香ちゃん。
今年はどんなライブを見せてくれるのかと、ワクワクした気持ちで仕事も半ば放り投げて参戦してきました。
※念のため、知らない方もいるかもしれないので説明しておきますが、風見和香ちゃんは愛犬(=QOOちゃん)を飼っており、また風見和香ちゃんのファンは「犬」と呼ばれています(経緯は省略。ググったらたぶん出てくる)。
ライブタイトルの「犬の散歩」「吠えよう」はそういった経緯からです。
おまけ①:去年の生誕ソロライブレポはこちら▼
おまけ②:ライブ前物販で販売された生誕生写真。白ワンピースにひまわり。前髪。全部可愛い。事後通販みんな買うべき。
セットリスト
SE. ebiture
01. Lon de Don
02. サクラ・ゴーラウンド
MC
03. YELL
04. 踊るガリ勉中学生
MC
05. あなたを・もっと・知りたくて(薬師丸ひろ子)
06. ボーイフレンド(aiko)
企画:質問コーナー
07. 宇宙は砂時計
08. ちがうの
MC
09. HAPPY(HY)
MC
10. スターダストライト
<アンコール>
企画:覚えてるかな?ちびののかまるクイズ
(ゲスト:桜木心菜&小久保柚乃)
EN1. きっとインフィニティー!
ライブレポ
上手側10列目くらいで見てた。
そこそこ見やすかった。
開演5分前に和香ちゃん本人からの影ナレがあった。めっちゃフランクなテンションで喋ってて可愛かった。学校のお友達か?と錯覚しそうになるくらい明るくて軽やか。
諸注意を普通に読み上げる場面もあれば、「誘導灯」「最寄り」等の読み方が不安げなのが可愛かったり、「ペンライトは片手に3本までだそうですが、みなさん準備はできてますか?」とか「コールは名前のところは全部『ののか』ですよ! 違う人の名前言ったら私歌わなくなりますからね!」とか、自分の言葉を足して話してくれたり。
だから「はーい!」って返事してたんだけど、よく考えたら犬なんだから「ワンッ」って応えるのが正解だったな。犬としての自覚が薄かったです、反省。
開演時間になり、まず流れたのはおなじみ『ebiture』。
「エビ中の〜!エビ中の〜!エビ中の〜!ののかまるですっ」って言うのめちゃくちゃ可愛かったし、その可愛い声の響きを聞いて「そうだった、去年もこれだった!来年もこれにしてほしいって思ってたんだよなぁ、叶って嬉しい〜!」って去年の記憶が一気に蘇ってきて最初からテンションアガった。
去年のレポにも書いたけど「ののかまるですっ」って文字数詰め込んでる早口な感じがめちゃくちゃ可愛いんすよ。堪らん。
で、メチャカワののちゅあが終わって和香ちゃんがいつ登場するかと待ち構えてたら、一向にステージに出てこない和香ちゃん。
それなのに1曲目『Lon de Don』が始まって、え、え??って思ってたら「こっちだよ〜!」という声。え、どこ!?
後ろ、いない。2階、いない。
そしたら人の視線がどんどん下手側の通路に向かっていって、ああ、あっちから登場だったのかと察した。
下手側通路近くの席の人曰く、「こっちだよ〜!」の声に振り返ったらそこに和香ちゃんがいて、気づいてもらえないことに怒ったような表情をしていた」とのこと。
なにそれ、めっちゃ見たいんだが〜〜〜??!?!
ブラックタイガー映像班の皆様、何卒どうかよろしくお願いします待ってます。
下手側通路を通って、上手へ移動。後ろの方、2階席にもたくさんレスを振りまく和香ちゃんの背中を見ていた。
衣装は真っ白なドレス。肩がぱっくり開いていて肌色が強調されてた。ハーフアップにした髪留めもレースっぽい真っ白な生地で、お姫様だ〜!って思ったのが第一印象。
後のMCで本人は「ウエディングドレスっぽくなっちゃった」と話してたけど、私はあんまりその印象はなくて、アイドルらしい、可愛らしい衣装だなって純粋に嬉しかった。
『Lon de Don』は替え歌しまくりで、地名を「ダイバーシティ」に言い変えたりとか、ラストも「それではそろそろ始まるよ」とか「次の曲が来るぞ〜!」って言ってた記憶。
あと「ギョウザとか食べたいな」の「ギョウザ」って言うとき本当に嬉しそうに楽しそうに他より元気いっぱいに歌ってたの可愛かったです。餃子愛が溢れてた。
和香ちゃん、去年の生誕ソロライブもそうだけどファンの人を驚かせるの好きなんだな、サプライズ好きなんだなって思っていて、それが今回も1曲目登場シーンから出てたのがとっても楽しくて好きでした。
上手側通路で目の前通ったときなんてまさに「ほらもう楽しい!」って心躍る気持ちだった。
2曲目は『サクラ・ゴーラウンド』。
私はこの曲ライブで見るの初めてで、最初はなんだろう?でも周りで沸いてる人が結構いるからカバー曲じゃないっぽい。という探り探りな感じから始まり、歌詞を聞いてるうちに「これが『サクラ・ゴーラウンド』か!」と分かった感じだった。
Twitterでたまに見る『サクラ・ゴーラウンド』を求める声、アレがコレか!って伝説の生き物を見たかのような出会いだった。
日常で音楽をほとんど聴かないオタクなのでライブで見たことがない曲は知らない曲です。つまりエビ中曲でありながらも初見も初見。
でも和香ちゃんが歌うと歌詞が聞き取りやすくて「可愛い歌詞だなあ」「曲も歌声もキラキラしてるなあ」ってすぐ好きになった。
「どうしてないのよ秋休み!」の言い方が可愛さの中にも切実な気持ちが混じってて可愛かったな。
あと『サクラ・ゴーラウンド』の曲中上手側・下手側にそれぞれ来てくれてたんだけど、上手側に来てくれたときに目が合った、気がします。きゅん。
2曲終わってMC、だったかな。たぶん。
最初のMCで「まぁ今回は誕生日当日じゃないからまだ15歳なんですけど、なんなら15歳最後のライブってわけでもないんですけど、私のソロライブということで、楽しんで行ってください!」って『生誕ソロライブ』の根幹をブチ壊してきたの最高に愉快で笑った。大好き。
あと「みなさん気をつけてほしいんですけど、これライブ前に母まるさんにも言われたんですけど、白いペンライトって電池なくなってくるとミルクティー色っぽくなるんですよね。まあ気をつけようもないんですけど、ミルクティーじゃなくて白だってちゃんと分かってますから、電池ない人も『これは白だ!』って思いながら振ってください」という話。
「気をつけてほしいんですけど」から話し始めたのに途中で「気をつけようもないんですけど」ってセルフツッコミしてたの笑った。
メンバーといるとツッコミ担当に回ったりしてるけど、1人で喋ると1人2役なのね。笑
「『みんなで吠えよう』っていうタイトルにしたので、最初からコールできる曲でしたがどうでしたか?」「ちゃんと『ののか』コールしてくれて嬉しかったです」という話。
『Lon de Don』で「ニュージーランド!」、『サクラ・ゴーラウンド』で「和香」コール、もちろん他のコールも、全力でしました。
「次はコールできるところはない曲だと思うんですけど、みなさんが大好きな曲だと思います」と言って、3曲目は『YELL』。
最初は普通にフリコピして楽しんでたんだけど、サビの「君らしく行け」で和香ちゃんが踊らず右手でリズムを取りながらまっすぐまっすぐ歌い上げてる姿、その眼差しを見てたら、歌うその歌詞ひとつひとつが心の深いところまで沁みてきて、気づいたらボロボロ泣いてた。
いつもライブで聴く以上にこの歌詞が実感を伴って刺さってきたというか、15歳の推しメンがステージの真ん中に1人で立ってこの歌詞を歌うことの説得力をすごく感じて、自然と「ああ、私も頑張ろう」って前向きな気持ちになったし、そう思えたこと、思わせてくれたことが嬉しくて、泣いた。
その後、2番の歌詞「背中を押す追い風も」の「追い風」って、ああ、風見和香ちゃんのことじゃん、って思って、また泣いた。
4曲目は『踊るガリ勉中学生』。
人が!!!泣いてるときに!!!こんな楽しい曲ブチ込むんじゃない!!!情緒やーーーい!!!!
いや、めちゃくちゃ楽しかったしめちゃくちゃ嬉しかったです。
春ツアー大阪のガチャ曲だった『踊るガリ勉中学生』、ガリ勉くんが和香ちゃんになったと聞いて、うわ〜見たかった〜!ってなってた曲だったから。
ただ歌うだけじゃなく「キラーン」も「汗」も全部1人で言ってて、忙しそうだけどその忙しさが楽しさでもあった。
テスト返却のセリフパートも1人で全部言うかな!?と思って見てたら、「ちょっと待ってくださいね!」と言って舞台袖から白い犬を持ってきて「犬の散歩ってタイトルで後ろにも犬描いてある(※)けど他に犬要素がなかったのでぬいぐるみ用意しました!母まると姉まるが買ってきてくれました!この子の名前募集中なので、Twitterとかに候補書いてください!」と早口で捲し立てた和香ちゃん。
胴体の長い白い犬のぬいぐるみは、言い終わるや否やまた舞台袖のスタッフに手渡され、あっという間に退場した。笑
あと、「母まると姉まるが買ってきてくれました!」のときガッツリ2階席の方を見ていて、ああ今日来てるのね、そうだよね来てるよね、って思った。笑
「『ガリ勉中学生』は私の代表曲かな?って思ってセトリに入れてみました!」とのこと。
たぶん春ツアー大阪に行けなかった私のようなオタクたちの「見たかった」って声を汲んでくれたのかなぁと。ファン思いで優しい……。
それから衣装について。
「去年はセーラー服っぽい衣装だったので去年とはまた違う感じにしたいなって考えて、こんな感じにしたい!ってイメージが見つかったのでお願いしたら、こんな素敵な衣装になりました!どうですか?」
「今年は高校生になったので(オタクの「へー」って声に対して)え、知らなかったの!?高校生になったんですよ!だから大人っぽい感じも出したいなって思って、肩とか、あと背中も出してみました。お腹はね、ほらもっとすごい人(桜木心菜)がいるじゃないですか。へそ出しマーメイドが。心菜の許可なくお腹は出せないなーってことで、肩と背中を出しました」
お腹出すのに心菜の許可が必要なの、ウケる。
あと背中を見せるときに「近くで見せるのは恥ずかしいから」って言ってステージ後退して後ろ姿を見せてくれたの可愛かったです。恥じらい和香ちゃん。
ちなみにこちらのnoteに載ってる写真が一番背中を堪能できる写真だと思います。みんな見るべき。リア頑様々……🙏
「全身白の衣装じゃないですか、だからちょっとウェディングドレスっぽく見えます?ウェディングドレスっぽくしたくなかったんんですけど……だから目の下にキラキラとか付けてもらったりして。まだ結婚しませんから!」
私はあんまりウェディングドレス感はないなーと思って見てたから大丈夫だよ〜まだ結婚しないで!(過保護オタク)
「スカートが左右で長さが違うんですけど、踊るとふわふわして可愛いんですよ。この後しばらく歌う曲はないんですけど……あ、違った!踊る曲はないんですけど。あとで踊ったときはスカートにも注目してみてください」
アシメなスカート、本当に可愛くてめちゃくちゃ良い。
そして次に披露したのは『あなたを・もっと・知りたくて』。
音楽に疎い人間なので初見の曲だったんだけど、それでも明らかに昭和の曲だって分かるメロディだったから「え、これ和香ちゃんの選曲?母まる父まるどっちかの選曲かな……?」なんて思いながら聞いてた。(後日スタコミュで「関ジャムの薬師丸ひろ子特集で知って選曲した」と話していました)
ステージには黒電話が置かれて、その横でひとり歌う和香ちゃんがグッと大人に見えた。
黒電話を耳に当てて「もしもし うん まだ切らないで」って囁く姿は特に女優の顔をしていてゾクゾクした。昭和の香りを纏った大人だった。今日イチの衝撃はこのシーンだったな。令和にアイドルになった15歳なの、嘘だろ???ってくらい、昭和が似合ってた。
その姿と歌声に嬉しさもありつつ、「そしてあなたの写真にキスをした」って歌詞を聞いて「あぁまだそんなに性急に大人にならないで……15歳のままでいて……」って切なくもなった。
そのくらい本当に楽曲を自分のものにして、そして楽曲の世界観に入りこんでいた。
続けて「みなさん、大切な人はいますか?その人のことを思い浮かべて聞いてください」と言ってから、『ボーイフレンド』。
もう、この2曲、大人っぽすぎるだろ!!!
えーん和香ちゃんがあまりに2曲とも自分のものにしすぎてて急に大人の階段登るから(良い意味で)寂しくてオタクは泣いてしまった。
「あなたとのキス確かめてたら」とか歌うんじゃありません!!!
いやだ〜〜まだ結婚しないで〜〜〜〜(しないってさっきのMCで言ってたよ)(そもそもまだ15歳だよ)(やったー)
ところで前半からずっと思ってたけど本当に和香ちゃんの歌って歌詞が聞き取りやすい。カバー曲で初見なのに全部歌詞聞き取れてびっくりした。
歌詞が聞き取りやすい→歌詞のメッセージ性が深く沁みる→感情が揺さぶられて泣く の繰り返しだった。えーん好き。
そんなふうにオタクの情緒を乱した後に質問コーナー。
「もうライブ半分終わったんですけど(オタクたち:ええ〜〜〜)ここで企画をやりたいと思います!」
「昨日の22時でしたっけ?インスタのストーリーに上げたんですよね、『質問コーナーやるので考えてきてください』って。ひどすぎますよねあれ!笑 でも考えてきてくれましたか?」
セルフツッコミまる好き〜。さっきまでの大人びたパフォーマンスとのギャップがすごい。年相応すぎる。
挙手制とのことでいの一番に手を挙げたんですけど指されませんでした、ざんねん。
質問の内容は下記(メモ取りました)。
風「え〜あんまり手が挙がってないな……?」
1人目「手が挙がってないと言われたからとりあえず挙げたんですけど、質問考えてませんでした。タイトルが『みんなで吠えよう』なのでみんなで遠吠えしませんか?」
風「じゃあみんなで『わん!』って言いましょう!せーの!」\わん!/
風「これ最後にもやろうね」←やり忘れました
風「次は2階席にしようかな。(指名してから)2階席の人はスタッフさんがマイクを渡しに行けないので、地声でお願いします」
2人目「16歳の目標はー!?」
風「それは後で言おうと思ってた!だからやりたいこと言いますね。バンジージャンプがやりたい!自然のあるとこ、川とか山々とか、大自然の中の橋とかでやってみたいです」
3人目「学校で友だちできました?」
風「良い質問ですね〜。できてないです。春ツアーとかで学校に行けてない時期もあって、久しぶりに行けたと思ったら、『今日が夏休み前最後の登校日です』って。でも喋れるようになってきてはいます!先輩にも積極的に話に行ってます。友達はできてないですけど!」
4人目「エビ中メンバー以外で目標にしてる人はいますか?」
風「上白石萌音さん。女優もミュージカルも舞台も声優もやっててすごいじゃないですか。去年の生誕ソロライブの曲を選んでるときに初めて歌声を聴いて、素敵だと思った。それで去年は『スピン』をカバーさせてもらったんですけど。ああいう歌声が出せるようになりたい、って目標にしてますが……(苦笑)今のところ、声が裏返ってたりしてますね、ごめんなさい!」
5人目「ボイジャーで「あの鳥」という歌詞がありますが、どんな鳥を想像してますか?」
風「お姉さんメンバーは『ペンギンじゃない?』って言ってますが、私は普通の鳥を想像してます。「泳ぐ」って歌詞は「=飛ぶ」ってことだと思ってます。が、お姉さんメンバーはペンギンだと思ってます!」
6人目「だいぶ背が伸びたと思うんですけど、今エビ中で何番目に大きいですか?」
風「良い質問ですね!実は今、莉子ちゃんを越したんですよ!歌穂ちゃんの次に大きいです。レッスンのとき、みんな靴も同じ感じだからヒールとかもないじゃないですか。それで鏡を見て『あれ?和香の方が大きくない?』って気づいて、ちゃんと背比べしたら勝ってました。
公式では185cm?161cm?どっちかで載ってるんですけど、163cmになりました!伸びたよー
今日の靴はヒール高くて、10cmくらい?かな?だから1曲目で客席歩いた時、私より小さくなってた男の人もいるんじゃないですか?(ニヤリ)
まだ伸ばしたい、165cmになりたいので、牛乳飲みます!」
7人目「夏休みの宿題終わりましたか?」
風「言い訳させてください。あの……ひとつも終わってないです。言い訳させてください。ファミえんのリハがあって忙しくて、ファミえん終わってすぐこの生誕ソロライブ、もうあと1週間しかない!ってまた準備だったので、そしてこの後もフェスが続くので……これはしょうがない!(開き直り)
明日はオフなんですけど、遊ぶので、あのライブ終わったから遊ばせてください、なので明後日からがんばります!」
8人目「前髪ありの生写真、アイデアはどこから?」
風「去年生写真なかったので、その分今回はやりたいことやろうと思って、2パターンやろうって。2パターンで差があるやつやりたい、1枚目はもう白ワンピースって決めてたからもう1つなにやろう、って考えて、前髪つくろう、って思ってウィッグを見つけました。ポニテは姉まるのアイデアです。
生誕ソロライブから前髪ありにするんじゃないか?って思ってた方いたと思うんですけど、(SNSとかで)見かけたんですけど、ごめんなさい、ウィッグなんです。でもまたいつかしれっとウィッグ付けることもあるかも?」
質問コーナーが終わったくらいで「水飲みたいので拍手しててください」って言われたのでみんなで拍手しながら「和香ちゃーん!」「可愛いよー!」とかって叫んだの楽しかった。
この後のMCでも水飲み始めたら自主的に拍手と歓声が沸いて、躾けられた犬たちだなあ(自分含む)って思いました。わん。
7曲目『宇宙は砂時計』。
去年の『ナガレボシ』を思い出した。『ナガレボシ』もソロで全部歌うのすごいなと思ってたけど『宇宙は砂時計』も圧巻だった。
青い照明の中で歌い上げる和香ちゃんの歌声だけが響くステージ。確か一度、白いピンスポットが当たるシーンがあったのはこの曲だった気がする。
「簡単なことだ ここに神様はいない 僕らがいるだけ まぁ空っぽよりはいいか」の「まぁ空っぽよりはいいか」でちょっと冷めたような、投げやりな歌い方が好きだった。
振付はなく、歌とその表情にずっと引き込まれて見ていたのだけど、時々手振りや視線で歌詞に合わせた表現を付けていて、それがまた絶妙でグッときた。
「いつか見た夢とはなればなれになっても」のときの、顔の近くからそっと離れていく手が切なくて、胸がぎゅっと締め付けられた。
いつものソロパート「誰もボクを知らない場所 過去も未来も白紙なら」も歌声が響き渡っていて良かったけど、今日はラストの「海の向こう はるか未来 どこまでもゆける」が本当に「どこまでもゆける」と思えるくらいどこまでも歌声が響いていくように感じられてめちゃくちゃ良かった。
『ちがうの』は歌うところは丁寧にしっかり歌い、歌わないところ(サビ等メンバーのオケが流れるところ)では軽い身振り手振りで踊ってスカートふりふりしていて、その二面性が可愛くて好きだった。
エビ中の曲の中で『ちがうの』が一番好き、とずっと言っていたから、ソロコンで歌えて嬉しいんだろうなぁっていうのがすごく伝わってきた。
「ちがうの ちがうの ねえ どうしてわからないのよ ねえ」が和香ちゃんソロで聴けたのめちゃくちゃ嬉しかった〜〜〜胸がぎゅっとなったし、その後の「君を愛したの」で気づいたら涙が溢れてきてた。えーん好き。
MCでは、先ほど質問コーナーで「後で言いますね」と話していた16歳の抱負について。
「15歳の1年はドラマや超無敵クラスに出演したりと、ソロ仕事が充実してた。16歳はもっと自分らしさを突き詰めたい。今、エビ中になって3年目?で、少しずつ、私の中で『"風見和香"ってこんな人かも』『"風見和香"の良さってこういうところかも』っていうのが分かってきた気がする。もちろん、みなさんにもみなさんが考える『風見和香ってこう』っていうのがあると思うんですけど。その『風見和香らしさ』を追求していって、中途半端じゃダメだと思うから。今日、インスタストーリーにも『私らしく頑張ります』って書いたんですけど。もっと私らしさを突き詰めていって、『エビ中には和香がいないとエビ中らしくない』と言われるような存在になりたい」
オタク犬は「和香ちゃんがいないエビ中なんて嫌だよ!」って叫びそうになったけど大事な話の最中なので我慢しました。待てができる犬🐩
「16歳はいろんなことに挑戦したい。私は心配性なので、やりたいことがあっても『大丈夫かな?』ってまず考えちゃう。でも、仕事とかプライベートとかでも、やりたい思ったことはまず一度やってみるようにしたい」
「それから、『すみません』じゃなくて『ごめんなさ』……あ、違う!笑笑 『ごめんなさい』じゃなくて『ありがとう』が言えるようになりたい。何だったかの番組で、『ごめんなさいはありがとうに置き換えられる』っていうのを見て、そうだなと思った。私はすぐ『ごめんなさい』って言っちゃうから、『ありがとう』って感謝を伝えられるようになりたいです」
本当に15歳とは思えないくらいこの年で考え方がしっかりしてて、尊敬しかないです。一回り以上年下の推しメン。見ているこちらも自然と背筋が伸びる。もっと真っ当な大人になれるようにオタクもがんばろ……。
次の曲『HAPPY』では後ろのスクリーンに和香ちゃんと愛犬QOOちゃんの映像と写真が映し出され、自然豊かな公園で散歩をしている様子が見れた。
『HAPPY』は初見だったのだけど、映像を見ながら歌詞を聴いていたら「あなた」ってQOOちゃんのことかなぁ、とほっこりした気持ちになった。
め〜〜〜ちゃくちゃ良い歌詞。
そしてめちゃくちゃ良い、和香ちゃんの歌声。
私とあなた、和香ちゃんとQOOちゃんのことであり、でもきっと和香ちゃんと私たちのことも、歌ってくれてるんだと思った。
だって私たち、犬だもんね(感動的な歌を台無しにする言い方をするんじゃない)。
最初はほっこり見ていたはずなのに、その映像と歌詞と歌声と表情と歌い方と眼差しと、すべてを見ていたら幸せで心が満たされていって、幸せの涙が溢れた。
和香ちゃんが歌った「happy, happy, happy」の響き、今も耳に残っているし、忘れたくない。
「感謝を伝えられるようになりたい」って話した後に「あなた」に感謝を伝える曲を歌ってくれたことも、すごく素敵で嬉しかったなあ。
「次が最後の曲です」「ええ〜」のやり取りを経て、曲が始まる一瞬の間。
『まっすぐ』がくるかもしれない、と命の覚悟をした(※)けれど、始まったのは『スターダストライト』だった。助かった。
(※一つ前のnote「私とエビ中」を読んでください)
「この曲は撮影OKです〜!」
突然のことに慌ててカメラを取り出すオタクたち。
サプライズガールめ!!!(すきです)
オチサビ前、照明が白から青に変わる。和香ちゃんが胸に手を当てて目を閉じて小さく呼吸を整える。その仕草を見ているだけで、まだ歌い出していないのに涙腺がゆるんだ。
約2000人の白い光に包まれて、和香ちゃんからはこの景色がどんなふうに見えたんだろう。
直後、ラスサビに入った瞬間にパァン!と音が鳴って銀テープが飛び出した。
サプライズガール〜〜〜〜!!!!(だいすきです)
パッと見なんの文字も書いてなさそうだったから後で拾おうと判断して、銀テープは一旦スルーしたオタク。ライブに集中。
曲が終わった後も、「みなさん撮れましたか〜?」って言いながら下手と上手にそれぞれ来て、追加の撮影タイムを設けてくれた優しい。
「銀テープは15本くらいだけ私が落書きしたので、探してみてください!何も書いてないやつも、私の生誕ソロライブに来たよって記念に持ち帰ってください」
とのことで、アンコール待ちの間に自分の付近に落ちてた3本は回収してちゃんと持ち帰りました。落書きはなかった、ざんねん。
「この後は……分かりますよね?一旦いなくなりますけど、一旦ですからね?」とイタズラっぽく笑いながらアンコールを匂わせて退場。
去年もこのパターンでお相撲さんの着ぐるみを着て登場してきたから、何が来るかなぁと思って待ち構えてたんだけど、出てきたのは「風見」と書かれたレッスン着&ジャージズボン姿の和香ちゃん。
風「レッスン着ってみなさん見るの初めてですよね?どうですか?」
オタク「可愛いよー!」
風「あ、良かった。笑 なんでレッスン着で出てきたのか、普通なら可愛い衣装のまま戻ってくるのに……ってその理由はあとで話しますね」
と言って、舞台袖に待機してたスタッフさんに準備をお願いする和香ちゃん。
「企画をやります!題して、『覚えてるかな?ちびののかまるクイズ』!」
「私の幼い頃の、私ですら覚えてないような出来事を家族にクイズにしてもらいました。それを◯か×かで答えていって、間違えたら顔に墨で落書きされるっていう企画です」
「本当は、◯と×が大きく書かれてて、向こうに泥があって、飛び込んで不正解だと泥被るやつあるじゃないですか?あれをやりたかったんですけど、さすがにステージで泥を飛ばすと機材が壊れたりしてやるわけにいかないのでやめようってなって。どうするか家族会議した結果、姉まる2さんの方がこれ(墨で落書き)がいいんじゃない?って提案してくれました」
つまり、汚れてもいい格好ということでレッスン着らしかった。
「で、出題と墨描きを誰にお願いしようかと思ったんですが……いるじゃないですか、適任な人が!じゃ、どうぞー!」
と呼びかけて、出てきたのは同期の桜木心菜&小久保柚乃。沸く客席。
桜「心菜です!」
小「柚乃です!」
2人「ココユノでーす!」
コンビ芸人か?用意してあったであろう自己紹介をバッチリキメるココユノ。沸く客席。笑
一方、ココユノ登場盛り上がりに不服な和香ちゃん。客席に向かってクレーム、「ちょっと!2人が出てきた方が盛り上がってるじゃん!」
わたし(厄介)「和香ちゃんの方が好きだよ!!!!」
あとココユノは私服だと思うんだけど、心菜がしっかりお腹出してる服だったのを見て、さっきの「腹出しには心菜の許可が必要」のくだりを思い出して「さすがぁ」って笑った。
そんなわけで、同期2人にMCを任せてクイズスタート。
ココユノ(どっちか)「自信はある?」
風「ぜんっぜんない!」
1問目「小さい頃、初めて触れ合った動物は?」
後方スクリーンに、手に何かを持った(?で隠されてる)ちび和香ちゃんの写真が出てくる。きゃー!可愛い〜!歓声。
シンキングタイム10秒。
回答「ハムスター」 正解「ひよこ」❌
ゆのぴが意気揚々と墨を手に取り、迷うことなくおでこに「の」を書く。
風「え、みんなから見てどう?」
オタク「可愛いよー!」
小「デーデンッ 問題です」
風「効果音の癖強っ」
2問目「赤ちゃんの頃、前髪をどっち分けにしてた?」
ちび和香ちゃんの写真2枚。おでこだけ隠されてる。
風「どっち分け?え?えー!」
小「おでこ出してたかもよ」
風「それはない!前髪あったのは覚えてるから」
回答「左側の毛が多い?」 正解「左分け」⭕?
心菜が「せいかーい!」って言いながら墨を手に取り「はなまるー」って頬に描いててわろた。
あと、後ろに出た写真が「左分け・右に毛量が多い」写真だったので、和香ちゃん言ってたの間違いじゃね???ってオタクが騒いでたけどステージには届いてなかった。でもまあ描かれてたからいいか←
風「なんで正解したのに描かれてるの!?」
桜「だって私達、今日描きに来てるんだもーん!」
風「ええ……。みなさん、どうですか?」
オタク「可愛いよー!」
オタクこれしか言わない(それはそう)。
3問目「小2のとき、給食で好きな食べ物1位は?」
スクリーンには文集のページみたいな写真。
「小2なら覚えてるんじゃない?」「全然覚えてない!」
回答「唐揚げ、たぶん絶対好きじゃん」正解「かた焼きそば」❌
風「給食でかた焼きそばなんて出てたの!?」
小「鼻筋どーん」桜「うわっ、容赦ない!」
4問目「ホットケーキに書いてあった粉砂糖の絵に喜んでました。何の絵?」
小「ゆの覚えてるよ」オタク「なんでだよwww」
回答「お花?」正解「蜂🐝」
風「蜂!?なんで蜂!?」
ロイヤルホストのメニューらしい(ライブ後にオタクが特定してた)
心菜が落書き→「4問目でやりすぎだよwww」
ちなみに毎回「どう?」「可愛いよー!」のやり取りはやってます(全力で叫んでたオタク)。
次が最後の問題。「間違えたら顔黒染めだよ」
5問目「初めての立体バースデーカードをプレゼントした相手はパパ?ママ?」
スクリーンにはバースデーカードの写真。宛名のところだけ隠されてる。
風「あ、あ!パソコンのとこに飾ってあるあれだよね!?(物は)分かるよ!どっち!?えー!」
小「(追加で)10秒ほしい?」
風「え、いいの?!」
小「いいよ。10,9,8……」
桜「最後に(急に)優しいな」
回答「ママ。こういうの、最初はママってイメージじゃない?」正解「パパ!」
ゆのぴの落書きを見た心菜が「眉毛つなげなくて大丈夫?」って聞いて、結局自分で描き足してた。笑
眉毛をがっつり繋げられた和香ちゃん。
風「どうですか?」
オタク「可愛いよー!」
風「それならいっか!」
桜「こっち見ないで、笑っちゃうから。みんなすごいね?笑わないの」
小「笑い堪えてるでしょ」
オタク「www」
風「やっぱりおかしいんじゃん!」
風「正直に言って?」可愛くないよね?」
オタク「可愛いよー!」
風「笑笑 まあいっか、可愛いってことにしよう!いやあのでも、ドン引きされてなくてそれだけは良かったです。引かれたらどうしようって思ってたから。来年開催できたときも、アンコールはこうやって私のやりたいことをやるコーナーにするので!」
ココユノが退場後、記念撮影。
「この写真見た私推しじゃないファミリーの方とか、あとエビ中のこと知らないって方とか、見たらびっくりするよね。笑 どういうこと!?って。でも、それで『気になるから来年は行ってみよう』って思ってもらえたらいいから、このまま撮りまーす」
ファミリーは去年のお相撲さんで耐性あるから大丈夫だよ〜
ラストは『きっとインフィニティー!』。
ソロパートもほとんど1人で歌った上にセリフパート全部1人で言ってたのめちゃくちゃ笑った。忙しなさすぎる。
ていうか歌はちょこちょこ歌わず音源流してたのに、セリフパートだけは全部自分でやり切ってたの、絶対セリフパートやりたくて選んだでしょ!?って思った。笑
『きっとインフィニティー!』も『ガリ勉中学生』もそうだけど、ああいうふざけた曲、和香ちゃん好きなんだろうなぁ〜って伝わってくるパフォーマンスだった。ずっと楽しそうに歌って踊ってセリフ叫んで。
オタク私もめちゃくちゃ楽しませてもらったけど、和香ちゃん自身が誰よりも楽しんでて良かった。
オタクは和香ちゃんの「ラブ・フラーッシュ!」に対して「ヒュ〜!」って吠えられて満足でした。「大好きだから!」には「オレモー!」って返しました。
曲を終えて、「この顔で『大好きだからー!』って言っても説得力ないよね笑」とセルフツッコミする和香ちゃん。そんなところも和香ちゃんらしくて大好きだよー!
最後の最後だったかな、
「これからも私推しでいてくださいっ!」って言ってくれたその一言が嬉しかった。当たり前だー!って思ったし、そう思える存在でいてくれてありがとう、って気持ちが溢れてきたから。
おわりに
『YELL』や『宇宙は砂時計』といった聴かせる曲ではそのまっすぐな歌声で胸を打ち、かと思えば、『ガリ勉中学生』や『きっとインフィニティー!』では無邪気で楽しい一面も見せてくれた、まさに「風見和香ちゃんらしいライブ」だったなぁ、というのが終わってみての感想。
真面目でまっすぐな和香ちゃんも、バラエティ好きではっちゃける和香ちゃんも、どちらも和香ちゃんの魅力なんですよ。
もちろん、魅力は2つどころじゃなくたくさんあるんだけど、こういうギャップというか「振り幅の広さ」は、和香ちゃんの武器だなぁと思いました。だって、和香ちゃんって本当に見ていて飽きないんだもの。
ずーっと可愛い。ずーっと楽しい。
セットリストも新旧エビ中楽曲がバランスよく選曲されていて、去年もそうだったけどまだ新体制でパフォーマンスしてない曲でも歌ってくれるの、和香ちゃんが本当に「ファンに楽しんでもらいたい」と思って生誕ソロライブを考えてくれてるんだなぁって伝わってきて幸せでした。
これで15歳っていうんだから、本当に末恐ろしい子です。
いよいよ4日後には16歳になる風見和香ちゃん。
これからも目が離せない、自慢の推しです。