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#エビ中ドゥロワー 川口公演感想(ネタバレあり)

2022.06.10 「私立恵比寿中学10th Anniversary Tour 2022~drawer~」川口公演に参戦しました。

エビ中の春ツアー、4月の東京ドームシティホール公演に行くはずだったんですが、メンバーから複数人コロナ感染者が出てしまい延期に。
そのため、川口公演が私にとっての春ツアー1公演目となりました。
ようやく春を始められた〜!(6月だけど)(気にすんな)

Twitterだとネタバレ自粛ムードもありますが、せっかくなので忘れないうちに簡易レポを書き残しておきます。
つまりネタバレOKな人だけお読みください。

セットリスト

SE.ebiture
01.全力ランナー
02.シンガロン・シンガソン
03.大人はわかってくれない
04.トキメキ的週末論
05.きゅるん
06.愛のレンタル
07.ハイタテキ!
08.春の嵐
09.でかどんでん ※真山、柏木、中山、風見
10.約束 ※小林、小久保
11.結ばれた想い ※安本、星名、桜木
12.夏だぜジョニー
13.ハッピーエンドとそれから
14.ナガレボシ
15.イエローライト
16.Anytime, Anywhere
17.靴紐とファンファーレ
18.ポップコントーン
19.イヤフォン・ライオット
20.COLOR

ライブレポ

まず川口公演の会場、川口総合文化センター・リリア メインホールがとても見やすい会場でとても良かった!
前方はフラット、途中から段差になっていて、私が見たのは1階の真ん中くらいだったので段差のおかげで視界は広かった。
上手側のほぼ端っこで、MCになれば彩ちゃん(安本彩花)は近く、和香ののかちゃん(風見和香)は遠い。 ※私は安本風見両推し

1曲目『全力ランナー
ステージ後方に9つの額縁型のモニタがあり、そこでメンバー一人一人の表情を見ることができた。
下手側の中段が和香ちゃん、下手側の下段が彩ちゃんの推しカメラだったかな。
普段、「1グループに推しがいると目が足りない!仕方ないから近くに来た方、そのとき見れる方を見る!」と思ってるんだけど、今回まさかの「2人とも見やすすぎる」状態だったので逆にどっちを見たらいいんだ〜〜〜!!??!ととても困った。
まぁでも2人のモニタ同士が近かったのもあって両方ちょこちょこ見てました。
あと和香ちゃんが上手側の彩ちゃんモニタ横で踊ってるシーンがあって、そのときは一挙両得で幸せだった。

この推しカメラ方式ずっとやってくれるのかと思ったら『全力ランナー』だけだったの本当に残念だった。
2曲目以降はモニタにこれまでのアルバムのジャケットが映されていて、これから始まる曲が収録されたアルバムからレコードが出てきて音源が流れて……って演出があったり、『愛のレンタル』は以前配信ライブだったかなんのときに使われてたMVチックな歌詞の映像が流れたり、という使われ方だったんだけど
正直1曲目で推しの表情追い放題という贅沢を覚えてしまったオタクだから「全部とは言わないから何曲かたまに推しカメラ演出またやってくれ〜〜」とずっと祈ってた。けれど、その願いは叶わなかった。
適当なエフェクト流すくらいなら推しカメラしてほしかった曲いくつかあったよ〜〜ぴえん。

珍しくネガティブな感想書いてしまった。
もうやめます。

2曲目『シンガロン・シンガソン
和香ちゃんのダンスがめちゃくちゃ良かったんですよ!!!
なんていうかバキバキって感じとも違って、イキイキとしてる?弾むような楽しさを感じるダンス。頭を振るところでは誰よりも激しく振り回したり。
ステージの後方に階段とその上のステージがあって、そこに上がってくれるととても見やすいんですが、『シンガロン・シンガソン』のとき和香ちゃんが上手側の階段にきてくれて。
そこで「ギャンギャンギャン」で全力で頭振ってるの見て「また成長してる……」と感動の波が押し寄せてきてしまいました。

そしてオチサビの「今日までの全ての日々よ〜ギャンギャンギャンと泣くことも大事です」はいつ観ても胸の奥から涙がせり上がってくるのを抑えられない。
彩ちゃんの「何回だって転んでもいいんです」でエモーショナルな気持ちがピークになってるとこに柏木ひなたと真山りかの「ギャンギャンギャンと泣くことも大事です」がトドメを刺しにくる。

3曲目『大人はわかってくれない
2番頭の小久保柚乃パート、いつ聴いても良い。
ゆのぴにしか出せない思春期特有の荒々しさがある。

4曲目『トキメキ的週末論
ここでようやく新曲見れた〜!
『トキメキ的週末論』のイントロで「おっ、聞き馴染みのないイントロだ。この楽しい感じは……『トキメキ的週末論』だ〜〜!!!」となったし、ライブ映えする曲だろうなと思ってたけど予想通り。
これファミえんでやりそうだし、やったら「フゥー!」がより一層映えそうだなぁ。

ユニットブロックの前にぽーちゃん、彩ちゃん、美怜ちゃん、心菜ちゃん、ゆのぴの5人でMC。
「埼玉公演にちなんで、埼玉ポーズの話」をしてた。
埼玉出身のぽーちゃんがMC回す役目。
埼玉ポーズを知らないココノノに対して、「じゃあどんなポーズだと思う?」と質問。5人で「せーの」でポーズをしてみることに。
ココユノは2人とも、両手で頭の上に大きな丸をつくるポーズ。「被った!」と喜ぶ2人。(でもハズレ)。
ぽーちゃんが正確のポーズ(飛んで埼玉のポーズ)について、「なんでこの形なのか、何を表したポーズなのか知ってる?」と追加質問。今度はあやみれも知らない様子。
彩ちゃんが「何を表してるか……埼玉のダサさ?」とボケ回答通り越してシンプルな悪口ぶっ込んでて笑っちゃった。
(正解は埼玉の「玉」と県の鳥を表す「翼」とのこと)

そしてユニットブロック。
年末の大学芸会と同じで「歌」「ダンス」「可愛い(表現力)」の3曲に先輩メンバー、新メンバーをそれぞれ割り振る形式。

和香ちゃんはダンス選抜で『でかどんでん』。
最初、りったんだけが出てきてスポットライトに照らされた場所に入ると音が鳴る仕組みに驚くところからスタート。
4ヶ所の光にそれぞれ同じメロディ、違う楽器の音が鳴ることを確認したりったんが、その後出てきた3人にそれぞれライトの下に入るよう促して、順番に入っていきセッションになって楽曲が始まった。
大学芸会の『EBINOMOCS』と似たような演出でしたね(大学芸会はレーザーハープだった)。

『でかどんでん』ってシングルA面として出された当初はかなり批判的な声が多かったけど、それ故にライブではやる度にいろんな演出が加わえられるようになってそれ込みで楽しむ曲になった印象。(秋田分校の美幸ちゃんとのコラボとか最高でしたね)
今回のこのライト演出始まりの『でかどんでん』も、セッションで音が重なってく中で「あ、これ『でかどんでん』か!」って気づいた瞬間が快感で、そこから4人のパワフルでイキイキとしたダンスが魅力抜群でめちゃくちゃ楽しかった。

和香ちゃんの弾むようなイキイキとしたダンスがほんと〜〜〜に良くて。また少し見ない間にメキメキ成長してるな!!!と感じました。
そしてこのユニット曲があったから2曲目『シンガロン・シンガソン』でも同じ感想になったんだなと納得。
本当に与えられた課題から全てを吸収してまっすぐ成長していく和香ちゃんが眩しすぎて尊敬しかない。凄すぎる。

続いてのユニットは、小林歌穂と小久保柚乃による『約束』。
これがまた、べらぼうに良かった。
2人とも歌声がとっても柔らかくて優しくてあたたかくて、曲にも歌詞にもぴったりであったし、お互いに対してもぴったりだった。2人で1つのものであるみたいだった。
ぽーちゃんの歌声の良きところをゆのぴがスポンジのように吸収して、こんなにも素敵な歌声を出せるようになるのか、と思った。
私、こんなゆのぴの歌声知らない、と驚いた。
「1人じゃない」の歌声にわあっと涙が溢れた。

最後は桜木心菜、星名美怜、安本彩花で『結ばれた想い』。
陽キャファッションにオープンカーで登場した3人で、『ラブリースマイリーベイビー』でもやるかと思ったのに、まさかの『結ばれた想い』だったから驚いた。
この曲といえばぽーちゃんの伸びやかな歌声が印象的だったから、3人に歌われるとなんだか全然別の曲を聴いてるような不思議な感覚になった。
こんなにラップがイケイケだったっけ?
ギャル2人とイケメン1人、つまるところ陽キャ3人組がオープンカーでノリノリで歌ってる。
最初は「なんでこの衣装、このオープンカーで『結ばれた想い』なんだろう」と思っていたのに、気づけばその違和感はなくなり、ただただ楽しさだけだった。

次にこのユニットをやるのは年末の大学芸会だろうか。
残りは、「桜木心菜の歌」「小久保柚乃のダンス」「風見和香の表現力」の、はず。

風見和香と安本彩花。
小久保柚乃と小林歌穂。
と、きたら。
桜木心菜と柏木ひなた、で、あってほしい。
(という妄想と願望)


話を戻して。
夏だぜジョニー』が始まる少し前から、下手側の舞台セットの裏にぽーちゃんと和香ちゃんの姿が見えていた。コソコソ伺ってる風なんだけど完全に見えてる。
ぽーちゃんが前面に出ていて、その後ろに和香ちゃん。餃子姉妹2人で浮かれてる感が完全に出ていて愉快かつチャーミングすぎてニコニコしちゃった。

で、『夏だぜジョニー』が始まって、みんな陽キャモードで浮かれまくってて最高に楽しい。
金色の紙吹雪を盛大にばら撒く心菜ちゃんと和香ちゃんが可愛かった記憶。
みんな何かしら小道具持ってて、例えば浮き輪、水鉄砲、デカいイルカ(和香ちゃん)、ビート板(りったん)、あとひなたは十万石まんじゅうの被り物(何???)。

ひなた、自己紹介で「千葉と埼玉はライバル関係だから、今日は埼玉のみんなの熱気に負けないように千葉のコイツ(自分)が頑張ります」って言ってたのに埼玉銘菓である十万石まんじゅうの被り物してたの、どんな気持ちで被ってたのか教えて????
(その後特にこの件についてコメントは一切なかった)

14曲目『ナガレボシ』。
今回聴けた新アルバム曲の中では一番印象に残ったというか、ライブ後も余韻でずっと頭に残ってる。
ステージの背景が一面の星空になっていて、無数の白い星たちがキラキラ、メンバーたちを包み込むように輝いていた。
ステージそのものが宇宙の中にあるみたいで。
その中で響く歌声が美しくて。
曲の終わり、一筋の流れ星が通り過ぎて、消えた。
そういう、ステージ全体の、映像全体の、美しさばかりを覚えてる。
ああ、美しかったな、と。

16曲目『Anytime, Anywhere』はもう彩ちゃんがとにかく楽しそうなのが大好き。彩
ちゃん、結構どの曲も自然体で楽しんでるのが表情に出てて、それを見るのが何より幸せな気持ちになるんだけど、中でもエニエニはとっても楽しそうにしてる。本人もエニエニは特別好きって言ってて、それが全身から伝わってくるのが可愛い。
あと、彩ちゃんと和香ちゃんがハイタッチする振り付けがあるのであやののオタク私めちゃくちゃハッピー。本当に幸せしかない曲で最高。

17曲目『靴紐とファンファーレ
曲振りはひなただったっけ。
「私たちは進んでいく」という意味の言葉を言ってた気がする。
だからエモめな曲がくるということは分かって、『スーパーヒーロー』とかそういう系がくるかと思ってたら、まさかの『靴紐とファンファーレ』。
どれくらいぶりにライブで見たっけ、記憶の限りここ数年見てない、と思うくらい久しぶりな選曲だったから予想外だった。
久しぶりに見た『靴紐とファンファーレ』は「ああこんな曲だったな、まっすぐ進んでいく、前向きでいい曲だな」って思えて、とても良かった。

18曲目の『ポップコントーン』の曲振りは真山で、歌詞を引用して「時々涙を流す日もある、それでもみんなは今日ここに笑顔できてくれた。だから私たちが全部忘れさせます!」というようなことを言ってくれた。
それがカッコよくて熱くて、そこから曲が始まったから最初の

時々涙を隠してることも知ってる
それでもあなたは笑ってきてくれたんだ

『ポップコントーン』

の歌詞があまりに強いメッセージとして胸に刺さってきて泣いた。
こういう、普通に歌われる以上に歌詞のメッセージを強く伝えてくれる歌い方、伝え方、にとても弱い。

ラスト、20曲目『COLOR』。
『靴紐とファンファーレ』でも「さぁ進もう」と歌って、『COLOR』でも「いろいろあるく」と歌う。
『ポップコーントーン』も含めて、過去への感謝と未来へ進む意志を見せてくれるラスト3曲だなって思った。
メジャーデビュー10周年のツアーとして、きっとそれが伝えたいメッセージなんだろうなと。

『COLOR』の歌割り、すっかり忘れてたんだけど真山&桜木、星名&小久保、安本&風見の先輩後輩ペアで歌うパートがあって、真山&桜木ペアのパートを聴きながら「あっそういえばこの曲あやのの曲だった!!!」と途中からテンションのギアが二段上がった。
ラスサビ前の「かけだした僕らの色」パート今日も最高でした。

『COLOR』のサビのジャンプするとこはそのとき見てた推しメンに合わせて飛ぶようにしてるんですけど、前半は彩ちゃんと和香ちゃん1回ずつ真似して、後半は和香ちゃんが上手側来てくれてたから和香ちゃんの真似してた。
そしたら、後半1回目のジャンプで和香ちゃんが上がる(オタクも上がる)→下がる(下がる)→下がったまま(オタク上がろうとしかけて!?となる)→また上がる(上がる)となった。アチャーって感じで苦笑いしてる和香ちゃん可愛い。あっ間違えたんだな、と察するオタク私ニッコニコ。

ダンスもメキメキ上達して歌も表情も良くて客席もよく見てて本当成長著しい和香ちゃん。凄いなぁ凄いなぁって見る度に思うのだけど、最後の最後にこんな可愛い失敗してるの愛おしすぎません???
そういうの、オタク弱いんですよ!!!!!好き!!!!!ってなった。好き増し。

ほんとは和香ちゃん自身はこのミス気にしてそうだからnoteに書くのどうしようかな〜と思ったんだけど、どう考えても可愛すぎるしミスというよりチャーミングとして捉えてほしいしみんなに知ってもらって和香ちゃん可愛いねえ〜〜〜って気持ちを共有したくて書きました!
みんな!!!もっと!!!白ペンライト!!!!!増えろ!!!!!

おわりに

セルフタイトルのアルバムを提げてのツアーってことで、もちろんアルバム曲を楽しみにしてきたのだけど、結果見てみたらアルバム「私立恵比寿中学」の楽曲が良い意味で既存曲たちと馴染んでて、ライブとしてセットリストとしてのまとまりの良さを感じた。

特に良かったなと感じた曲は、新曲は『ナガレボシ』、ユニット曲は『約束』、全体では『ポップコントーン』。
グッとくる系に弱いですね……。

次は7/3の神奈川公演を観に行きます。
今回見れなかったアルバム曲が見れたらいいなぁと思うけど、同じ曲がきてもまた細かいところを見たりして楽しめるだろうからつまり何がきても楽しい。楽しみ!


サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。