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【ライブレポ】2年ぶりのももいろクリスマス

2021.12.08 ももいろクローバーZ『ももいろクリスマス2021 ~さいたまスーパーアリーナ大会~』DAY2に参戦しました。

2年ぶりのももクリ!
直近、スタプラフェスで見たとは言え、その時は後輩グループに気持ちが向いてたりもしたので、本当にほぼ2年ぶり、めちゃくちゃ久しぶりな気持ちでめちゃくちゃ楽しみにしてました。

それから、普段アイドル現場って1人で見ることがほとんどなんですけど、ももクロだけは学生時代からの友人と連番することが度々あって。
2年前のももクリも連番してたし、最近だと11月23日にukkaの舞浜公演にも初めて来てくれて、今回のももクリも連番しました。
2年ぶりにこうして一緒にライブが見れる。少しずつ日常が戻って来てる感覚が、凄く嬉しかったです。

セットリスト

01.CONTRADICTION
02.マホロバケーション
03.ロードショー
04.HOLIDAY
MC
05.今宵、ライブの下で
06.PLAY!
MC
07.Chai Maxx
08.全力少女
09.仮想ディストピア
幕間
10.サンタさん -ZZ ver.-
MC
11.『Z』の誓い
12.空のカーテン
MC
13.BUTTOBI!
14.真冬のサンサンサマータイム
15.デモンストレーション
16.天国のでたらめ
17.BIONIC CHERRY
MC
18.モノクロデッサン -ZZ ver.-
19.走れ! -ZZ ver.-
20.月色Chainon
MC
<アンコール>
EN0.overture
EN1.猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
EN.境界のペンデュラム
MC
EN3.白い風
MC

ライブレポ(感想)

大まかなレポはナタリー様にお任せするとして。
ざっくり覚えてる限りの感想を書きます。

私の座席がちょうどファミリー席の近くだったこともあり、開演前に川上マネやスタッフさんが何人も来ては「OPで大きな音が出るので気をつけてください」「お子さん用のヘッドホンを用意してるので必要な方は使ってください」的なアナウンスを繰り返してた。
どんな演出なんだろうね?と連番相手と話してたら、開演。ももクリ恒例のPRIDEのテーマ、スクリーンに咲く4色の花が美しい、と思ってたところに爆発音、そして火花が飛ぶ。これかー!って2人で顔見合わせて笑った。
一発終えて油断してたらラストにもう一発来てビビった。ド迫力。

それから、OPムービーの話。
11月23日にももクロが珍しく(というかメンバー4人でやるのは初めて?)インスタライブをしてて、それがももクリのOP映像撮影なんじゃないかってオタクみんな予想してたのが、まさしくその通りだった。
11月23日は前述の通りukkaのライブに行ってて、開場待ち中にインスタライブがあったから連番相手と見てたんですよね。
だから、OP映像始まった瞬間に「これ、この間一緒に見てたインライのやつだ!」「ほんとだー!」ってなったのちょっとエモかった。

そしていよいよライブスタート、1曲目から『CONTRADICTION』で一気に会場のボルテージがブチ上がる。
『マホロバケーション』→『ロードショー』→『HOLIDAY』はどれも「始まり」感の強い楽曲で、ここまでが一つのOPブロックという感じがした。
どの曲も始まった瞬間「うわ、きたっ!」って楽しくなった。

グラデーションの綺麗な衣装、クリスマスツリーみたいだなと思ってたらMCで「クリスマスツリー意識したデザイン」という話があってやっぱりかー!そうだよねー!と笑った。
あと百田夏菜子とあーりんが衣装のほつれを引っ張っちゃったのを修繕するためにステージ下に一時退席してたのも笑った。
ステージの下がどうなってるのか、すごく気になる。

そして『今宵、ライブの下で』。
ももクロ楽曲の中でダントツ好きな曲。特に好きな振り付けは「すごくドキドキしてる 鑑を覗いてみる 可愛いと思われたいよ」と、ラストの「今宵、ライブの下で待ち合わせた」で手を繋ぐところ。
今回、センターステージで踊っていた4人は、ラストの「今宵、ライブの下で待ち合わせた」でステージの四隅に分かれてその振り付けをしてたのだけど、百田夏菜子が私がいる上手側前方の立ち位置だった。
こちらに向かって手を繋ぐ、とびっきり可愛い、百田夏菜子。
もうこの一瞬だけでチケット代が回収できた。これを見にももクリに来た。百田夏菜子と手を繋いだ。最高に幸せな瞬間だった。

『PLAY』は配信ライブでしか見たことなかったから、生で見るのは初めて。
リリース当初はあんまり刺さってなかったんだけど、今日見たらカラフルで可愛い世界観が楽しくて「え、良いじゃん!」って好きになった。チョロオタめ。

『Chai Maxx』『全力少女』でトロッコで外出へ。あやかなこペアが上手側に来てくれた。
ファミリーエリアでニッコニコになった2人が、その上にいるオタク私たちのことも忘れずに顔を向けてくれた。手を振ってくれた。それだけでこちらもニッコニコになった。

『Chai Maxx』『全力少女』は正直トロッコ曲じゃなくセンターステージでバチバチに踊ってほしかったなとも思った。特にチャイマはメンバーもオタクも一体になって踊るのが一番楽しくて好きだから。
それはそうと、斜め前のオタクがめちゃくちゃフリコピ完璧なオタクで、『全力少女』ではサビじゃないところ(メンバーも手を振ってて踊ってない時)でも綺麗に踊ってたし、サビでも右→前→左→前と角度を付けて腕を振り下ろしてて、ちょっと感動するレベルだったのが愉快だった。

『サンタさん』から衣装チェンジ。
この2着目の衣装めちゃくちゃ好みすぎて沸き散らかしてた。連番相手に「この衣装めちゃ可愛くね!?」って言ったら「1つ前の衣装も可愛くて好きだった」と言われて、いやそうなんだけどさー!ツリーも可愛かったけどさー!!私は断然こっちが好き!!!!ってテンションに温度差を感じたけど、そこで同調してもらえなかったからと言ってシュンとなるほど私もヤワではないので1人で沸き散らかしてた。
色味が可愛い、スカート丈が可愛い、百田夏菜子の髪飾りもめちゃくちゃ可愛い~~って沸いてたらすぐ横のあーりんの髪飾りふんわり薄い白い髪飾りめちゃくちゃ似合いすぎてんな!って興奮の連続。

あとこれは衣装っていうか玉井詩織の顔の話なんですけど、1着目ポニテと前髪分けでサムライ風イケメンだった玉井詩織が2着目で三つ編みおさげ可愛すぎてイケメンポニテとのギャップがえぐい。ビジュアルが良いって次元じゃねーぞ。
アンコールではまたイケメンポニテに戻ってて、『白い風』の時の4分割画面の表情とか最高でしたね。見惚れすぎて溜息出た。

『サンタさん』のれにちゃんのちょっと良いところ、は短縮verでシャボン玉披露。
あーりんがシャボン玉割るために暴れまくってて最高。
MCでれにちゃんしおりんが一旦退場してる隙に「これなられにちゃんじゃなくて夏菜子ちゃんでもできるんじゃない?」「シーッ!」ってやり取りしてるの可愛くて愉快で好きだった。

『Zの誓い』は今日イチカッコ良かった。バチバチだった。ヒーローだった。
え、こんな可愛い衣装でこんなカッコいいパフォーマンスある???ってくらい、全部が全部カッコよかった。
後ろが長いスカート、『サンタさん』ではくるくる可愛く舞っていたのに、『Zの誓い』ではマントのようにはためいていてカッコ良かった。あんなに可愛い衣装が戦隊モノのコスチュームにしか見えなくて、これこそマジックだ、って思った。

『Zの誓い』、10周年の東京ドームで歌詞の重み(物語性)が増してから大好きなんだけど、今日のパフォーマンスはそうしたエモさとはまた違う「純然たるヒーローとしてのカッコよさ」があって、これもこれで良いな、好きだなってなった。

『空のカーテン』はあーりん曲だっけ?って思うくらいあーりんの良さが際立っていた。
ソロパートの歌い方や表情ももちろんだけど、どこだったか他メンのソロパートでカメラに抜かれたあーりんの表情があまりに楽曲の切なさと重なりすぎてて慄いた。

最新曲で桃鉄とのコラボ楽曲である『BUTTOBI!』。
ライブ前に桃鉄配信を見ていて曲に聴き馴染みはあったけど、ライブでパフォーマンスとして見ると余計楽しくて可愛い曲だった。
何より、『BUTTOBI!』→『真冬のサンサンサマータイム』と繋げるセトリが天才的に楽しすぎた!
『BUTTOBI!』のタイトルにもなってる「ぶっとび」は桃鉄のゲーム内でランダムに移動する「ぶっとびカード」に由来するのだけど、『真冬のサンサンサマータイム』にも「ぶっとべ! はっちゃけ! Let's Go To 南国」って歌詞があって、2曲の親和性の高さにびっくりした。
え、これ桃鉄海外編か? 桃鉄コラボを未来予知して曲作ったの? と思うくらいリンクしてて愉快だった。
ヒャダインは大天才。

『デモンストレーション』→『天国のでたらめ』のセトリも、4人の表現力がこれでもかと詰め込まれていて、抜群に素晴らしかったですね。
宇宙だとかパラレルワールドだとか壮大な世界の物語でありながら、その心の距離はあまりにも近く、胸がふわっと温かくなる。
私は『天国のでたらめ』泣かずに見るのは無理です。今日も無理でした。

『BIONIC CHERRY』ではあーりんの暴れっぷりが凄くて笑っちゃった。四つ角に別れて踊るパートで3人は客席に向かって踊ってるのに、あーりんだけ踊りが激しすぎて真ん中に寄ってたりとかしてた。
後のMCでも「あの辺はテキトーにやったー」ってあっけらかんと答えてて、いや確かにあれはテキトーだったわ、とまた笑った。

『BIONIC CHERRY』のラスト、センターステージからメインステージに戻るところでももたまいがイチャついてて沸いたぁ。いいぞもっとやれ!

『モノクロデッサン』は今年の5月に新録版を聴いたときの胸がきゅうっと温かくなった気持ちを思い出した。
5月に聴いたときは「どの色が欠けてもこの夢の続き描けてないから」で泣いたんですけど、今日はしおりんの「モモクロが世界にいろんな色を落としてく」が一番涙腺にきてだめだった。

『走れ!』の終盤だったと思うんだけど、外周から戻ってきたメンバーがステージ端っこに来て、私たちのいる上手側スタンド席に手を振ったりたくさんレスを送ってくれた。れにちゃんだったか、投げキッスもしてくれた気がする。
軽率に「わー!」とか「ひゃー!」とか子供みたいにはしゃいで喜んでしまった。嬉しかった。

本編ラストは『月色Chainon』。
『Zの誓い』と同じく「戦士の歌」でありながら、この美しさとしなやかさ。それでいて、力強さもある。同じ衣装だからこそ、その違いは歴然だった。
その表現力の幅の広さにただただ見惚れた。

それから、『月色Chainon』ではしおりんがまたイケ散らかしてた。
中でもソロパートは本領発揮と言わんばかり。
1番も2番も「風 mysterious」の顔が良すぎて「ミステリアスなのはその顔がだよ!!!!」って叫びたくなった。(叫んでないよ)

アンコール、『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』→『境界のペンデュラム』のセトリ、バチバチにカッコよくて最高だった。
マーティーのギターにも興奮したし、マーティーを囲んでバチバチにカッコよくキメる4人のパフォーマンスにも大興奮だった。
『猛烈』が終わってマーティーも終わりかな、下がるかなって思ってたところに『境界のペンデュラム』が始まって不意打ちに沸いた。
アンコール前に「今日のベストアクトは『Zの誓い』か『月色Chainon』だなぁ」とか考えてたけど、それを超えてきた『境界のペンデュラム』。
全てが最高にカッコよかった。

パフォーマンスを終えて通路から退場するマーティーが客席にギターピックを投げてプレゼントしてたの、どこまでもカッコよくて最高だった。

ライブ後に連番相手に「ペンデュラム始まった時声出てたよね」って言われたけどマジで記憶にないです。たぶんそれは悲鳴。ごめんなさい。

『白い風』の前のMCで「10年後もまたここでみんなとクリスマスを過ごしたい」とれにちゃんが言って、それを「その頃あなた38歳ですからね」と茶化す百田夏菜子のやり取りが愉快で幸せ。
連番相手と「10年後、私たちもXX歳ですよ」「やばいね」「10年後も連番するかぁ」「やったー」ってやり取りをした。幸せ。

そして、ラストの『白い風』。
これまでのどの曲とも違う、荘厳ささえ感じる空気だった。

ただハローとグッバイくりかえす日々で
キセキは起こるんだ
当たり前の出来事の中
偶然の顔で

サビ前のソロパートで徐々に感情が昂っていって、

白く光る風立つ向こう側
新しい冬をキミと見つけた
ありがとう 優しく微笑わらう キミのそばで
強くなる もっともっと

ここでぶわっと泣いてしまった。

10年前の冬、私はももクリはおろか、ももクロのことも知らなかったけれど。
10年前のセットリスト、演出、マーティーの出演だって知らない、見たことがない私だけれど。
この冬を4人と共に過ごす、今、この瞬間があまりにあたたかくて、尊い時間だった。

4人の姿が、スクリーンに4分割で映される。
真剣な表情をするメンバーの中に、1人、れにちゃんが泣いてた。
「あぁ、同じだ」って思った。きっと今、私、れにちゃんと同じ気持ちなんだって勝手に思った。
それが何よりも嬉しくて、幸せだった。

歌の終わり、ステージ上段から降りてくるメンバーが、泣いてるれにちゃんに気づいて驚いてた。

最後の挨拶、れにちゃんが涙ながらに語る言葉に、またもらい泣きした。
しおりんが「ライブは絶対必要っていうものじゃないのかなとか考えて。でもこうやってライブをしてみて、やっぱりライブは必要なものだなって」と言って、会場から拍手が起こった。もちろん私も拍手を送った。だって、それは本当に、そうだよ。
会場の拍手にしおりんが泣きそうになって、それを堪えようとして、れにちゃんの方を見ちゃって、れにちゃんがしおりんを抱きしめて、しおりんはとうとう泣いちゃった。
あの場でれにちゃん見たら絶対泣くに決まってるのに、そんな冷静な判断もできないくらいしおりんも感極まってたんだろうなとか、そんな2人を見てあーりんももらい泣きしてたりとか、もうとにかく涙涙涙。
もらい泣き、しまくり。

そして唯一、泣かなかった、百田夏菜子。
元気でいてください
推しの言うことは、絶対。
王様ゲームならぬ推し様なので。
来年も10年後も、元気で、クリスマスを共に過ごせますように。

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あらいみかん
サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。