《内閣府へ》対話とスライド、名もなき勉強会
こんにちは!タノ先生🦒です。
今回のテーマは、とあるご縁から
【内閣府CSTI会議の政策パッケージ】を
分かりやすくまとめるという活動についてです。
※どういうことですか?
※整理していきます
私の主な活動は、
『教育』『DX』『見える化』です。
それぞれの分野を勉強したり、
アイデアや会議を『見える化』したりしてます。
それをnoteやFacebook、Twitter等で発信します。
ある日、Facebookでのコメントをいただきました。
『これからの教育の対話を一緒に進めませんか?』
「きょういくの未来」NEXT ACTIONの管理者 中山弘さんでした。
2021年12月24日に
内閣府 総合科学技術・イノベーション会議による
「Society 5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」
が出されました。https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kyouikujinzai/chukan.pdf
Facebookなどで、それに対するパブリックコメントを募集したところ、
「わかりづらい」「現場の声が反映されていない」
という声がたくさん寄せられたそうす。
パブリックコメントは、先程の会議の下にあるグループ、
教育・人材育成ワーキンググループ
が集約しているようです。
「資料を分かりやすく伝えられないか」とのことで、
中山さんから私にお声をかけていただき、
内閣府事務局の方とも連絡を取りながら共同で資料を作成しました。
実際のスライド作成は私が行なったため、
2022年1月28日の「教育の未来とこれからの教育」対話会で、
前日に急遽「司会進行」「記録」を行うことになりました。
スライド作成の話自体が数日前に決まったため、
ここ数日は、仕事→家事→スライド作りの日々でした。
その資料がこちらです。
PDF資料
Facebookページ
今回、資料を作る中で
「行政の資料に対して、なぜわかりづらいかという声が多かったか」
ということが、対話の中見えてきた気がしました。
最も意見が多かったのが、
行政の視点が社会全体であり、そこから派生し、
「優秀な人材を育てる」という部分にフォーカスしている点でした。
今回の政策パッケージの目標は、
一人一人が「Well-Being」を実現できる社会
でしたので、「優秀な人材を育てる≠Well-Being」であると、
意見が出されました。
そのため、
「あるがままで、自分で選択できる、活躍できる」
が現場視点のWell-Beingだと、対話の中で定義づけが出ました。
国内外の先生達からも、具体的な実践が出て、
これからの方針が定まってきました。
そして、本日。
私が所属する「名もなき勉強会」の中で、
現場小学校教員5名と議論をして、
「先生の余白をつくる」ための実践をまとめました。
実際に行った私たちの実践が詰まっています。
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退職を決めてから1年が経ちました。
内閣府の資料に対して意見をまとめ、提出するという経験ができました。
国内外30名の実践者の方々の対話を進行、記録するという経験を行うことができました。
今この国の教育政策がどこに向かおうとしていて、
国内外の実践者が何を考え、課題を感じ、進んでいるかが、
より明確になった1週間でした。
その中で、やはり、
「どこに向かうかの方針を、具体的な言葉で明文化する」
「個人の意見ではなく、方針に合った対話を行う」
「行政レベル、現場レベル、双方の意見が必要」
「具体的に何をするかをはっきりさせる」
が大切だと確信しました。
そのためには、やはり、
①組織方針を明確にし、対話をファシリテーションする力
②分かりやすい「見える化」の力
が必要なのだと再認識しました。
この2つの力が「誰にでもできる」ように、
これからもがんばろうと思います。
そして、この2つの力を最大限発揮して、
より良い教育へと、仲間とともに進みたいと思います。
1年間で、こんなにもたくさんの方々と、
国や現場の教育を話せると思っていなかったです。
1つ1つ積み重ねて、これからも進んで参ります。
タノ先生🦒でした!またね!
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