教育現在地と今後について
こんにちは!タノ🦒です。
今回の記事は、教育現在地と今後についてです。
1.タノの現在地
参議院議員会館でのプレゼンも終わりました。
「教育立国推進協議会」での書記の活動をしています。
ちなみに、もうすぐ一般財団法人になるようです。
最近は「先生の幸せ研究所」でもスタッフとして活動しています。
全国の学校や教育委員会など、内部から変わっていく活動です。
そして「オトナが描くミライ地図」での活動。
教育実践者との対話するオンラインイベントの書記です。
国の制度・働き方改革・教育対話。
昨年退職する時にたどり着きたいと思っていたことが実現しました。
勤め先の会社の方でも、ICT化導入が進んでいます。
昨年書いたことは実現し、多分これ以上は望めない場所まできました。
・・・ですが、ここからです。
何かが目に見えて変わったかというと、まだそこに至ってはいません。
1年半の成果は、ルートが見つけて、繋がったことです。
2.教育の課題
教育には大きすぎる課題があります。
一言で言えば「仕組み」です。
最大の問題は「子どもと教師・親の辛さ」です。
人が生きる以上、悩みはつきません。
苦しいことや大変なこともあります。
ですが、それが極端すぎる数字で表れています。
例えば不登校の問題。
例えば教員の労働時間。
・不登校が20%以上加速度的に増えている
・教員の労働時間は平均の1.4倍
この数字は、個人がどうにか頑張って解決できる問題ではありません。
大きな社会問題として横たわっている問題です。
解決が個人の問題でなければ、この根本的な問題も、
同じく「人」ではなく「仕組み」にあります。
一方で「仕組み」は「人」が作るものです。
そして「常識・思い込み」は長い時間をかけて「人」が作ります。
こちらの記事で書きましたが、この
「仕組み」と「思い込み」がセットになっているため、
多くの人が苦しむ教育になっています。
これを変えるのは、容易ではありません。
教育地図はこのような形になっています。
学校や子どもは単体ではなく、連動しています。
上の方には国があります。研究機関や協議会とも連携しています。
つまり、様々なルートでこれらを変えていく必要があります。
ただ、その際に無茶苦茶ムズカシイのが2つです。
①国全体に関わる制度を作ること
②社会の常識を変えること
①についてはまだ希望があります。
国レベルの法案を作るか、自治体レベルでの制度を作ることです。
順番としては自治体の良いモデルを作り、それを全国で真似することです。
そのために国が、モデルを作りやすく、広めやすい制度を作ります。
具体的に言えば、予算とデータ参照のシステムです。
そのような制度ができると、モデルケースが広まり好循環が生まれます。
岡山県の奈義モデルはその良い事例といえます。
制度としては、このような制度を考えています。
一方の②社会の常識を変えることが難しいです。
教育は100年の計といいますが、
新しい価値観が浸透するには長い年月がかかります。
ましては、教育のように形が見えにくいものは難しいです。
いまだに「学歴主義」「管理主義」も根強い中です。
日本で常識が変わる時は、一斉に変わると右向け右で変わりやすい。
イノベーター理論のようにイメージです。
まだ今の新しい教育は、アーリーアダプターレベル。
今はキャズムを超える前段階にいます。
ここが大きく、
アーリーマジョリティになるまで、時間がかかりそうです。
このキャズムを超えるために自分が何ができそうか考えたいと思います。
3.自分にできること
正直、キャズムを超えるのは難しそうです。
教育実践者の使う単語が浸透してないこともあります。
・探究学習
・PBL
・アクティブラーニング
・個別最適化
・キャリア教育
・STEAM
・自由進度学習
など、どれくらい説明ができるか。
『そもそもそれって何?』となると人は離れていきそうです。
例えばですが、今広がっている
モンテッソーリ教育などはインパクトがあります。
調べていくと、やることが明快になっていきます。
『とりあえず分かりやすいor合言葉になる』ものが、広がっていくのかなーと思います。
SDGsも初めは『?』でしたが広がっていきました。
※少なくとも名前はみんなが知っています
工藤勇一先生の『自律』、
木村泰子さんの『誰1人取り残さない』など、
本当に目指すべき最上位目標が大切だなと思います。
そう思うとみんなが思い描くのはほとんど同じで、
自己決定、自律、幸せ、居場所、多様化など。
すべてはwell-beingの考え方に繋がります。
この考え方はOECDの目指す姿でもあります。
みんなが幸せになる方法を探すこと。
妹尾先生などはこの方向で進んでいます。
で、私に何ができるかです。
やっぱり私にできるのは『見える化』です。
グラレコの技術を生かしてテレビにでも出たら、
インフルエンサーのようになって伝える力が上がるでしょうか?
Abema tvなどに出演したら、教育課題について伝えることができるでしょうか。
これから何が出かかるかを考える時、
自分の利息で考えたいと思います。
今ある実績、能力を活用して、
それを誰かに伝える力を最大化する。
そう考えると、例えばですが、
『Abema tv』の教育ニュースを2分でまとめる。
リアルタイムでのグラレコを収録する。
などができる気がします。
そうすれば、
『私はこれができます』と
『こんな教育ニュースがあるんですよ!』
が世界に発信できます。
この合わせ技は、教育✖︎発信✖︎タノの能力
となりそうです。
※書きながら考えてます
世の中への発信。
でもみんな時間は少ないかもしれない。
立ち止まって1分、2分を見てもらう仕掛けを
考えたいと思います。
そうすると、やりたいことと自分の力が、
同じベクトルを向くと思います。
と、いうことで、
iPadでやるのか、
リアルにやるのかは考え中ですが、
手探りでやってみたいと思います。
グラレコでYouTubeの動画の天下を取れたら…。
グラレコができる元小学校教員タノ先生。
みたいな肩書きにもなる気がします。
何してる人かが分かりやすいしキャッチーです。
一歩ずつですがそんな仮説検証をしてみます。
『1分で見える!分かる!教育ニュース』
みたいな感じですかね。
30分以内に出来上がるものでないと、
日常のサイクルにならないので工夫してみます。
ということで、今の活動を続けながら、
他の打ち手を取りながらより良い教育に向かいます。
タノ🦒でした!
またね!(*^▽^*)
【追記】
11月25日(金)20:15~21:45に講座やります✏️
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