安美錦引退・安治川襲名披露大相撲
こちらを観に両国国技館まで行って参りました!
急遽行くことになったので、前日にサクッと安美錦関のファンサイトをチェックしたところ、
『当日の国技館売店の飲食販売は、数に限りがございます。入場券と一緒に、事前に飲食お土産券をご購入頂くと心配は無いと思います』
このような記載がありましたが、飲食お土産券は入手できなかったため、早めに現地入りしようと、開場時間の15分前に到着。
しかし既に長蛇の列ができておりました。
私がぴあでゲットしたのは『当日引換券』だったのですが、うっかりそのまま入れるチケット(だいぶ前から販売していた模様)を持つ人の列に並んでしまい、引き換えてくれる窓口の列に並び直す羽目に。
この日の東京の最高気温は31度。
炎天下に50分近く並んだおかげで、無駄に疲弊してしまいましたよ。
ようやく中に入ると、安美錦関(既に安治川親方ですが)がご贔屓筋の方々のお出迎えのため、正面入口に奥様と立ってらっしゃいました。
撮影も押し合いへし合いでなんとかマシに撮れたのはこの一枚のみ。
後ろ髪引かれる思いで、入口へと続く列に並びました。
ようやく館内に入ると、式次第を兼ねた取組表のリーフレットをいただきました。
そして通路左手に、師匠の伊勢ヶ濱親方のお姿も!
で、前述した通り、飲食物は数に限りがあるようなので、すぐさま売店へ向かいました。
しかしこちらも長蛇の列。
やっと順番が来て、サンドイッチと国技館名物の焼き鳥(小)をゲット。
隣の自販機で午後の紅茶おいしい無糖をガゴンっと購入し、グッズを少し見ましたが、安美錦関の記念グッズは置いていませんでした。
悔しかったので、大好きな横綱照ノ富士の豆うちわとボールペンを買ってしまいました♡
一通り買い物を済ませ、満足していざ2階へ。
2階の椅子席Bということのみ引換券に記載されており、チケットと引き換えるまでは座席の位置がどの辺なのかもわからなかったのですが。
入場前に散々並んで疲弊し、安美錦関や伊勢ヶ濱親方を目の当たりにして無駄にテンションが上がっていたため、まだノーチェックでした。
そこで初めてチケットを確認すると…。
何しろこれだけでは国技館初心者にはサッパリわからず、壁に記された座席表と照らし合わせたところ、《正面4》の入口から入ってすぐのところでした。
ドキドキしながら入口から階段を上がると、ラッキーなことにいちばん端の座席でした。
実は私、映画館や劇場、コンサート会場など、自分の意思とタイミングで外に出られない場所に入ると、軽くパニくる病があるため、すぐに離脱できる座席は本当にありがたいのです。
着席すると、ちょうど開演時間に間に合いました。
ふれ太鼓、十両土俵入、初切(しょっきり)などがあり、いよいよ十両取組。
もちろん本場所と違い、怪我のないようにしているのだとは思いますが、それでも生で見る相撲には感激しました。
その後、安美錦最後の土俵入。息子さんとお揃いの化粧回しを締めておりました。
相撲甚句も、安美錦関のお兄様の美声が素晴らしく、その内容に安美錦関も、薄っすら涙を浮かべていました。
その後、安美錦関の出身地の町長さんのご挨拶と続き、いよいよ断髪式。
なんと350名もの方々が鋏を入れるとのこと。
数時間はかかりそうだったので、途中で一時離脱し、休憩がてら館内の見物をして回りました。
するとですね、2階にも飲食物の売店があり、しかも列もできておらず、このタイミングでも余裕で買えることが判明。
最初に売店に並んだことをちょっぴり後悔しましたが、まあ過ぎてしまったことはどうしようもないので良しとして。
1階の西側の売電で安美錦引退記念グッズを扱っていると小耳に挟んだので、行ってきました。
無事に記念グッズをゲットし、トイレを済ませて座席に戻りました。
断髪式はまだ続いており、俳優の高橋克典さん、タレントの武井壮さん、柔道家の野村忠宏さんなどが鋏を入れていました。
デーモン小暮閣下との場内アナウンスも流れましたが、悪魔だから土俵に上がれないのか、現れることはありませんでした…。
タレントといえば、最初に売店に並んでいた時、ホンジャマカの石ちゃんとすれ違いました。
会釈をすると「どうも!」と返事をしてくださいましたよ。
閑話休題。
その後、同部屋力士、ゆかりの力士と親方、続いて親族の方々が鋏を入れ、お嬢さんからの手紙と花束贈呈。
最後に伊勢ヶ濱親方が髷の部分に鋏を入れていました。
その様子を動画に収めたのですけどね、サイズオーバーでアップできませんでした…。
いちばんいいところ、まさにメインイベントだったのですけれど。
note運営さま〜!せめて100MBまでは許してくだせぇ〜!
気を取り直して、断髪式の後は横綱綱締実演、幕内・横綱土俵入等々あり、幕内取組。
やはり怪我のないよう加減しているようで、決まり手は、ほぼほぼ寄り切りでした。
聡ノ富士さんの華麗な弓取式で締めていただいたのち、髷を落として新しいヘアスタイルになった安美錦…ではなく安治川親方が、タキシード姿で息子ちゃんと再登場。
ご挨拶で終了となりました。
人生初の国技館が断髪式ってどうよ?と思いつつ行ってきましたが、大満足の一日でした。
遠くからでもそこそこ取組内容はわかりましたし(物言いが付くような微妙なところまでは難しいと思いますが)椅子席Bでも充分だなということも判明。
次回は是非、本場所を観に行きたいと思います。
長文をお読みくださり、ありがとうございました。