【業務効率化の未来】生成AIの話
最近の記事でも
何度か触れていますが、
さまざまな業界で全国的に
人材不足の問題が
取り上げられていますね。
人材不足の対策として
ICT化などさまざまな取り組みにより
業務の効率化を試みている企業が
ほとんどだと思います。
弊社では一年ほど前から、
ある業務について新しいシステムを
導入したのですが、
導入後は半日ほどかかっていた
業務が一時間ほどでできるように
なりました。
引き続き効果的にこのシステムは
使っていこうと思いますが、
僕は常に業務の効率化について
いろいろと考えていて、
最近は生成AIに興味があります。
生成AIを教えてもらった当初は
それがどういったものなのか
よくわからなかったのですが、
生成AIにはいろんな種類があって、
有名どころだと「Chat GPT」などが
あります。
最近ではYouTubeでも
いろんな動画で紹介されていて、
どんどん進化しているようで
観ているとおもしろいです。
「これは仕事に生かせないかな?」
と思い、動画や講習などで
勉強しています。
たとえば「Chat GPT」は
文章作成が得意なのですが、
他にも画像や動画の作成が得意な
生成AIがあるようですね。
それらを組み合わせて使うことも
できるようなので、生成AIは
多くの可能性を秘めている
という印象を受けています。
長距離輸送では
先頭のトラックだけが有人で、
後ろに数台のトラックを
自動運転で隊列させ輸送する、
という実証実験があるようです。
まだ実用化はされていないと
記憶していますが、このように
機械に代替できるものであれば
進めていく必要があると思います。
そうはいうものの、
弊社のように地場の、
細かな配送をしている会社では
大掛かりな移行はまだ難しいです。
たとえ一日10分でも15分でも
短縮できたら、ひと月、一年で
膨大な時間削減になりますので、
僕たちの規模の会社であれば
どうのようなAIを使うのがベストなのか、
考えさせられますね。
少し前からですが、
レストランでもロボットが自動で
食事を席まで配膳してくれたり、
レジでは商品が入った買い物かごを
置くだけで、ほんの数秒で
会計金額が表示されたりと、
すごく便利になりましたよね。
人材不足を解消することが
課題ではあるからといって、
人を増やせば人件費も増えます。
設備投資はかかるにしても
長い目で見てコスト面で優位であれば、
こうした技術を検討する経営者も
増えてくるのではないかと思います。
昨今のこうした技術の進歩には
本当にすごいなと感心すると同時に、
「これは産業革命に
近いレベルなんじゃないかな?」
と思ったりもします。
生成AIはあと数年もすれば
多くの人が使いこなしている
世界になっているかもしれません。
そうなったとき、
今から導入している企業と
そうでない企業とでは
雲泥の差がつくと思いますが、
一方で、
使う側の知識やリテラシーや
マナーなどが、これまで以上に
問われると思います。
たとえば「Chat GPT」は、
入力された情報をデータベースに蓄積し、
AIが学習するという特徴があります。
誤って個人情報や機密情報などを
入力してしまうと、大きな問題に
発展する可能性があります。
何でも便利になればなるほど、
使う側である人間の教育が
重要になるということを忘れず、
利便性やコストなどを考えながら、
社会全体が健全な業務効率を
実現できる未来が来ることを
期待しています。