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tasken
最終出勤を終えて
7月末日、最終出勤日。
出社してすぐ、本社の偉い人が登場。
予定にない面談が急遽行われた。
私はどうも私の想像以上に評価されていたらしい。
引き止めではないけれど、
「辞めても縁が切れるわけじゃないから」と、
電話番号を渡された。
まあ役員としての人事営業なんだろうけどさ。
たしかに全国に事業所がいくつもある中で、
たった1つの工場の、たった2つの部署が合わなかっただけで、
退職を決めるってのは賢かねえわな。
でも、それもまた縁の切れ目じゃねえのかな。
今風に言えば「配属ガチャを外した」って感じ。
なんか急にめまいがして、
ああ早く帰ってビール飲みたいと思って、
「体調悪いんで帰ります、お世話になりました」
上司にそう伝えて帰ってきた。
わたしの最終出勤は、午前中早退で幕を閉じた。
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すっぱり縁が切れなかったせいか、
それとも最後の最後に逃げ出してきたせいか。
異常なストレスの中で働き続けてきたので、
どっと疲れが出たのか。
なんかすっきりしない。
ビールも肴もまずかったし、
夜はろくに寝られず、目覚めたのは朝4時。
コーヒー飲んで、トレラン行って、シャワー浴びて、
メシ食って、勉強して、家事して。
いつも通りの休日を過ごしたが、
「辞めたったぞー!」って爽快感がまるでない。
まあ、まだ有給消化中で社員ではあるのだけど。
今週は帰省して、地元の空気を吸って、
何にもしない時間をゆっくり過ごしたいと思う。
おつかれ。
よくやったよ、お前は。