
コロナ禍で感じた飲食店の明暗
前から行ってみたかった代々木上原にある「SIO」というレストランについて、先日母親と話していて、
私の行きたい!という強い思いが通じたのか、じゃあせっかくだから予約を取ってみようか?という事になった。
家族で行けるという話になり、早速予約を取ろうと、
心躍りながらWEB予約サイトをみたのだが
どこも、予約が空いていない、、、
ミシェラン東京で1つ星を取ったからだろうか。
コロナ禍の状況で少しは予約が取れるのではないかと淡い期待をしていたが、
平日、土日も全ての時間埋まっている状況。
いつ予約が取れるかお店に直接電話するしかない、、、
そう思いながらも人気店はやはりコロナ禍でも強いんだなと改めて思い知らされました。
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コロナ禍でも人が集まるお店と集まらないお店
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一方で「コロナ禍で飲食店の経営が大変だ。」と言われているのは
皆さんご存知の通りだと思います。
この前もテレビを見ていたら新橋の雑居ビルに入っている居酒屋さんの状況が映っていて、
全ての部屋が個室であるにも関わらず
飲んでいる方はほぼいませんでした。 (撮影していた日が平日か土曜かは定かではないのですが)
ちなみに、この居酒屋さんはいつもは会社の忘年会で賑わっていたようで、
今年はほとんどの会社が忘年会を行わないとの調査結果を受けての取材でした。
「会社の忘年会で使われてたお店はなくなるだろうなー」とぼんやり思いながらテレビを眺めていたのですが
※そもそも私は全面テレワークになったので、飲み会どころか会社にすらいかない。
オフィス街で会社員をターゲットにして、ランチやディナー、居酒屋をやっているお店は大変だと思います。
上記のお店の中で、こだわりがないと言ったら失礼かと思いますが、
飲み放題やドリンクで利益稼いでいたような居酒屋は、今後更に淘汰されていく気がします。
要は、会社員達の集まれる「場」だけを提供していたお店ですね。
じゃあ居酒屋でもレストランでも、カフェでも今後どうすればいいのかと
自分なりに考えたところ、
・お店を見つめなおし、ブランディングを再検討する
というのに行きつきました。
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「見た目を良くする」ではなく、「お客様側の期待」×「店側の思い」を。
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早速ブランディングに関する本を買いました。
というのも、皆さん不要不急なことはしない今だからこそ、
”このお店”にくる明確な理由や特別な体験がないと、お店には来てくれないからです。(このお店だからこそ行きたい)
まずは、今まで来てくださったお客様の年代、性別、会話の内容から
どんな方が、どんな思いで、何を望んで来て下さっているのか。
そして、うちはそれに対してどうお応えできるのか。
更にはお客様の期待を超えられるような、新しい体験や価値観を提供できないか案出ししていこうと思います。