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自分を操る超集中力
集中力は筋肉のように鍛えることができる!
みなさんは集中力が続かずに仕事の生産性が上がらないと悩んだことはありませんか?
この本はメンタリストとして有名な著者のDaiGoさんが実際に使っている具体的な手法と、脳科学の観点から明らかにされている情報を掛け合わせて分かりやすく解説してくれています。
具体的な手法も記されているので実践することで集中力の持続と生産性の向上が実感できます!!
この記事は以下の人に向けて書いています。
・すぐに気が散ってしまい集中力が続かない
・大事な仕事に取り組む前に疲れてしまい成果が上げられない
・ほんとは短時間で終わるはずの作業なのにダラダラと時間をかけてしまう
集中力をコントロールできるようになると
・同じ時間でも処理できる量が増える
・疲れていても集中力が持続する
集中力をコントロールして人生の時間を増やしましょう!
「鍛える」→「発揮する」→「回復する」のサイクルを正しく回すことで集中力はコントロールできる
みなさんはウィルパワーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
集中力は脳の前頭葉という部分で生み出されており、前頭葉の体力ともいえるのがウィルパワーです。
ゲームのキャラクターの体力のように、ウィルパワーは一定の量があり集中力を使うたびに少しずつ減っていきます。
そしてこのウィルパワーを「増やす」「節約する」ことで集中力をコントロールすることができるのです。
ウィルパワーを増やす
筋トレで筋肉が増えるように、ウィルパワーもトレーニングによって増やすことができます。
ポイントは自分の無意識の行動を観察すること
例
・無意識の行動に気づき改める
→姿勢に気をつけて改める
・普段の行動を少し変えてみる
→利き手とは逆の手で歯磨きをしてみる
このように自分で自分を観察することを意識することは集中力を要するためトレーニングになります。
ウィルパワーを節約する
ポイントは習慣化
集中する場面だけでなく「何かをやる」「何かをやらない」「何かを望む」という選択や決断にもウィルパワーを使っています。
夕食に何を食べるか、どこへ行くか、誰と行くかを考えるということにも、ウィルパワーを消費しているのです。
いわゆる「決定疲れ」というやつです。
有名な話では、スティーブ・ジョブズが服を固定化していたり、イチローが毎朝カレーを食べていたりですね。
大事なのは、即決できる仕組みをつくり判断にウィルパワーを使わないことです。
集中力を発揮する
増やし節約した集中力をどのように発揮するか。
僕が特に効果的だと感じたものを紹介します。
・優先順位を書き出す
→やるべきことを明確化する
・環境にこだわる
→机の上に必要なもの以外置かない
スマホの通知をオフにする
カフェに行く
・早寝早起き
→起床後2時間は脳のゴールデンタイム
早朝は誰にも邪魔されない
・ポモロード・テクニック
→25分集中5分休憩を繰り返す
・瞑想
→5分休憩の間はスマホなど触らずに脳を休ませる
ウィルパワーを回復させる
回復の一番の方法はやはり「睡眠」です。
22時~2時の間に質のいい睡眠をとることが大事だそうです。
ここでもやはり早寝早起きに繋がってきますね。
まとめ
ウィルパワーを「鍛える」→「発揮する」→「回復する」のサイクルを正しく回すことで集中力をコントロールし可処分時間を増やすことができます。
さらにこれを習慣化することができればやれることがどんどん増えていき、いい循環を生み出すことができる。
集中力をコントロールすることは人生をコントロールすることと同じかもしれません。
■感想
ウィルパワーを「増やす」「節約する」ことで集中力をここぞという時に効率的に発揮することができる。
この本を読む前から
・優先順位を書き出す
・朝カフェで作業する
ということをしていましたがこれはかなり集中できます。
やるべきことを明確にし、邪魔が入らない環境をつくることで集中状態に入りやすくなります。
そしてポモロード・テクニックと瞑想を取り入れることで集中できる時間が長くなったように感じます。
これまでは作業する時間も休憩時間も決めていませんでしたが、時間を決めることで強制的にスイッチのオンオフが切り替わりメリハリがつきました。
そして集中している25分が意外と短く、瞑想の5分が長く感じられます。
集中力の限界まで作業するのではなく、少し物足りないくらいで一区切りした方が続くのかな?と思いました。
今後は朝方の生活にシフトして、自分の時間を増やしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!!