マインドフルネス瞑想の誤解を解いていきます。

今日は、巷に広がるマインドフルネス瞑想の誤解を5つ、解いていきます。

マインドフルネス瞑想は、囚われない力をつけます。
いろんな問題を抱えた方と日々お会いしますが、苦しみの原因は共通して、物事をありのままに観ず自分独自の思い込みのレンズで世界を観ることで囚われる事にあります。囚われることで問題はさらに悪循環になります。

囚われないためには、雑念に気づいた瞬間その雑念を手放さないといけません。

雑念は言葉です。言葉、考えるの反対は、「感じる」です。

だから頭の中に言葉が出てきたら、それに気づき、身体感覚を感じることで雑念を手放す訓練になります。これが心の筋トレです。


では、5つ誤解を解いていきます。

1.マインドフルネス瞑想でリラックス

マインドフルネス瞑想は気づく力と囚われない力をつける心の筋トレです。

この瞑想している間をリラクゼーションと捉えると、心の筋トレになりません。
ただの現実逃避になってしまいます。処方箋薬やアルコールと変わりません、

リラクゼーショんとは何のためにあるんでしょうか?1日や1週間で貯まった脳のゴミや脳の疲労、身体の疲労を取るためですよね。

でもそういったものが作られる原因は日々何かに囚われることによってできます。

1日貯まった脳のゴミを取るために毎日せっせとリラクゼーション目的に瞑想をするのと、

脳のゴミがそもそも作られないように囚われない力をつけるマインドフルネス瞑想をするのだと、長期的に考えてどちらが脳を疲れさせない生き方ができるでしょうか。

心の筋トレをすることで囚われない力がつき、切り替え力が格段と上がるので、脳のゴミ自体湧くことが少なくなり、人混みでも苦手な人といる時でも、初めての人といる時でも、受験の時も、営業の時もどんな時もリラックスした状態を自分で作り出せるようになります

2.雑念がたくさん出るのは失敗だ

雑念がたくさん出るから瞑想苦手です。っていう人がいます。

でも実は、マインドフルネス瞑想が正しく出来ていない人ほど、「雑念が出ませんでした」とか「集中できました」って言います。これどういう意味かわかりますか。

瞑想中に雑念が出てることに気づいていないんです。人間はそもそも雑念だらけです。でも気づきの力がないと、ずーっと雑念に囚われてばかりで雑念が出たことさえ気づかない。

マインドフルネス瞑想は気づきと手放しの力をつける心の筋トレなので、雑念がたくさん出ていることに気づいている時点であなたは実は出来ているです。雑念がたくさん出たからといって諦める必要は全くありませんし、そのまま続けていただいてOK。

苦手意識がある方は、雑念に気づいているけど囚われっぱなしなのかもしれません。でも、大丈夫。体の筋トレってできなかったらすぐやめますか?だんだん力がついてきますよね。私はケツ鍛えが趣味ですが、ヒップスラスト30kgくらいからスタートして今は80kgできるようになりました。やっぱりリラクゼーションと考えるとすぐに出来ないと思いがちかもですね。筋トレなので、最初はできなくて当たり前です。


3.呼吸に意識を向ける

意識を向ける。ってどんなイメージ?頭で意識しているのと身体本体で感じているのでは全然違います。

多くの人は、呼吸に意識を向けている向けているって頭の中で意識しているんです。それは、もはや呼吸に囚われています。呼吸をしていることに囚われすぎると、何も気づきません。椅子にお尻がついている感覚にも気づきません。

本当のマインドフルネス瞑想は、身体で感じる。だから、呼吸で鼻や気管や肺が広がっている感覚をその部位や、身体全体で感じる。呼吸を感じて椅子にお尻がついている感覚にも気づきます。

頭でやった気になっているのと身体で感じるのでは全然違うんです。

例えば、食べている時

・頭で食べている状態は過去の記憶に基づいて食べてます。だいたいこんな感じの味って知ってるから記憶で食べてる。だから流し込む。本当に口や舌で感じていません。

・身体で食べている時は、今ここで口の中で感じています。口さんが感じてるって感じ。言葉は湧きません。

銀座の寿司屋の大将が「本当に美味しい時は美味しいって言わない」って言ってましたが、頭で食べているのと身体で味わっているのの違いでしょう。


4.観察する、数を数える

例えば自分がイライラしていることに気づいたらありのままに観察するって言われます。観察するってことは、「あ、イライラしているな、」「あ、今自分は〜〜思っているな」ってメタ認知をすることですよね。「くそあいつあのクソガキが!って」イライラしている状態からメタ認知の状態、つまり別の考えになっただけですよね。考えていると言うことは頭の中に結局言葉が生まれてます。「イライラしているなダメだな自分」みたいに囚われることになりますよね。

でも、本当にありのままに観ている状態は何回も言うように、言葉は生まれません。

囚われを手放す訓練なので、囚われている自分に気づいた時、それをメタ認知で観察するのはNGです。メタ認知で言葉が湧き出た時点でそれは囚われなので。

私自己分析しまくりでメタ認知の言葉湧きまくりだった時、本当に大変でした。本当にしんどかった。ある程度自分のことを理解したなら、もうメタ認知なんてやる必要ありません。

例えばイライラしたことに気づいたらメタ認知なんてしている暇はありません。すぐさま身体感覚を感じることが囚われない力を手に入れるコツです。

もちろん、なぜ自分がイライラしたのかすら気づいてない人は、瞑想とは別に、自己理解をする必要はあります。

数を数えるも同じです。それをしてる時点で数を数えることだけに囚われており、身体感覚の気づきがありません。

5.イメージする

イメージはNGです。なぜなら、イメージも囚われだからです。上司に怒られたらどうしようって囚われている時って上司に怒られていることをイメージしませんか?頭の中で。彼氏が浮気してるかもって囚われている時、頭の中でイメージしませんか。

囚われを止めて悪循環を断ち切ることを目的としているのに、瞑想中にイメージをしていたら、訓練にならないし意味がありません。

ただ、マインドフルネス瞑想をしていると集中力が上がるのでイメージ力も上がります。そのイメージは現実想像をする上で自分の意識をコントロールできるようなイメージ力なので、囚われの勝手に自動的に湧き出てくる厄介なイメージとはまた別のイメージ力です。


大阪市内で

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