深い変性意識状態に入りたいならこれ見て

変性意識の状態好きですよね。私は大好きです。どこでもずっと1人で爆音で音楽聴いて身体を小刻みかつ大きく揺らしていたいし、気持ち良いことが大好きです。
シラフはクソ。ヤギになって毎日変性意識状態に浸っていたい。と思う時期もありました。まあ大抵そう言う時は現実がうまくいっていないのですが。

今日は、深い変性意識状態に入りたいのになぜか別のことに囚われてしまったりバッドに入ってしまう人に対して、そのメカニズムと対策を書きました。


【人間の意識状態は変性意識状態とマインドフル状態】

変性意識状態は、
・LSDなどの物質を使用している時
・音楽に酔いしれている時
・仕事に集中している時
・反芻思考をしている時
・考え事をしている時
など、何かに一点集中して周りが見えず自分一人の世界にいる状態のことです。
私は今軽い変性意識状態です。なぜならこの記事を書くことだけに一点集中し、新幹線の隣のおじさんが何をしているか全く気にならない状態だから。

マインドフル状態は、自分の身体や心の状態、音や視界、匂いなど周囲の環境 全てを感じて全てに気づいている状態。全てに気づくことなんて普通の人間はできません。それこそ釈迦くらいです。

マインドフル状態と変性意識状態は以下の記事でも詳しく述べています。


【なぜLSDや大麻などの物質使用で「バッド」という状態に入るのか】

物質使用によって変性意識状態に入っている時は、自分の潜在意識がダダ漏れの状態です。LSDが自白剤としても使われたのはこのためです。「これは言ってはいけない」という顕在意識のブロックが外れ、隠し事も垂れ流してしまうのです。

隠し事だけではなく、人生において体験した心の傷もいつもは潜在意識の中に葬られ、顕在意識のブロックにより普段の日常ではなるべく出てこないようになっています。そんな中、物質を使用することで潜在意識がダダ漏れの状態になると、心の傷が現れ、心の傷によって学習した「自信のなさ」や「人に迎合しないと嫌われるかもしれないという思い込み」からくる行動や不安によって「バッド」と言う状態に入るのです。これはもう無意識に出てしまうのものです。

ここで、「あ、いつものやつ出ちゃった」と気づいてそれに対する考察ができたりすれば自己成長にもつながるのですが、出たことに気づかずにそれに囚われてしまうとただただ反芻思考を繰り返し不安が展開・増幅され抜け出せなくなってしまいます。自分が医師として診療していた時も、「LSDのせいで毎日不安が続いている」という主訴でこられた患者さんに3人ほど遭遇しました。

本当は深く変性意識状態に入り、目の前のこと(音楽やコミュニケーションなど)に集中したいにも関わらず、なぜふと別のことに囚われてしまうのでしょうか。

それは、マインドフル状態=気づく力が弱いからです。

【なぜADHDやASDが集中力がなかったり過集中になるのか】


なぜADHDは集中力を持続することが出来ないのか?それは自分が何か別のことに囚われてやるべきことに集中していないことに気づかないから。だからずっと集中できない状態が続く。

なぜASDは尿意や食欲、寝る時間も忘れ自分の好きなこと、興味のあることに没頭し続け朝を迎えてしまうのか?それは自分が没頭し続けていること、自分の身体の状態、時計に気づかないから。

【変性意識状態を続けるのに必要な気づきの能力】


実は、変性意識状態の中で必要なのが、気づきの能力なのです。気づきの力が、より上位の視点から変性意識の内容に気づくことを可能にさせ、脱同一化した視点で意識内容を見ていくことが出来ます。

もしこの気づきがないのなら、潜在意識の中にある心の傷、人の目などに囚われてバッドに入ったり、変性意識状態に没入した途端に乗っ取られて(憑依)しまうだけとなり、変性意識の状態の内容さえあやふやになります。なぜオウム真理教の信者が支配されたか?それは、気づく力が弱く麻原さんの変性意識状態に乗っ取られてしまったから。物質を使用したけど、何も記憶に残っていない、断片的でしかないことってありますよね。それは、気づく力が弱いから。お酒をたくさん飲んだ日の次の日に記憶がないのも、気づく力である前頭葉が酒によって死んだから。

LSDを食べても、何も気づかない人がいます。それも気づく力が弱いから。その時の体験を客観的に捉え、日常生活との比較で結びつけて「同じパターンを繰り返している」と気づいたり、変性意識状態の中で無意識にしている行動を意識化し「この人との関係性において慣れ親しんだ母親との関係性を再現している」ということに気づくようになるには、マインドフル状態になれる気づく力が非常に大切なのです。

マインドフル状態であることは視座を上げる(今の状況を視点を高く捉えること)ことであり、それがより一層変性意識のコントロールにもつながるのです。
思考と行動を切り替える力とも言えると思います。

没頭している自分に気づき意識化すること。これによってそこからさらに没頭or辞めるかの選択肢が現れ、スムーズかつ建設的な選択を出来るのです。

変性意識状態とマインドフル状態は逆の状態ですが、マインドフルネス瞑想を極めることで変性意識状態にもスムーズに入りやすくなるという相乗効果が得られるのです。深い変性意識状態に入りたければマインドフルネス瞑想、やるしかないですね。

※違法行為は一切推奨していません。



大阪の西本町にて、マインドフルネス瞑想指導、カウンセリングを行なっています。
悩みの9割以上は人間関係と言われていますが、
・壊滅的だった人間関係がかなり良くなった
・恋愛で復縁できた
・会社で怖がられる事がなくなった
・自己肯定感が低く恋愛でいつも失敗していたが彼氏と良いコミュニケーションが取れるようになった
・会社で上司が変わるたびに嫌われるという同じパターンがなくなった
・パニック発作が全く起こらなくなった
・親との関係性がかなり良くなった

との声をいただいています。

アダルトチルドレン、HSP(と言われるもの)、ASD、ADHD、発達性トラウマ障害などが得意です。
ZOOMもOK。お問い合わせは↓をどうぞ。


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