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相続税対策の新しい方法

1.旧来型の節税対策


以下の通り、NotionAiにまず考えてもらいました。Aiもまだまだです。
____________________________引用開始
相続税は、遺産を相続する時に課せられる税金です。相続税を払いすぎることを避けるために、以下の新しい方法があります。

  1. 贈与 相続税は、遺産を相続する時に課せられますが、贈与は相続税の対象外です。そのため、予め贈与することで、相続税を節約できます。

  2. 生前贈与 生前贈与は、相続人に予め贈与することで、相続税を軽減する方法です。ただし、生前贈与には制限がありますので、注意が必要です。

  3. 相続税の控除 相続税には、配偶者控除や子ども控除などの控除があります。これらの控除をうまく活用することで、相続税を軽減することができます。

以上が、相続税対策の新しい方法です。相続税は、遺産を相続する際に大きな負担となることがありますが、上記の方法をうまく活用することで、節税が可能です。
_____________引用終了

とNotionAiが教えてくれましたが、少し怖いデータですよね。全然楽させてもらえませんでした。
1は100万円又は120万円(申告する)を毎年贈与するなどがあったりします。
2は、相続時精算課税の話です。これは、贈与時の価格で計算されるので、必ず値上がりするものについて贈与する形が良いでしょう。

3は常識の話なので、特に記載に値しません。
他に、相続税がない他の国に引っ越す。保険、金融商品などが考えられます。ただ、これらは未来がない手法だと思いませんか。専門家が儲かるかもしれない。しかし、国家はなるべく追うであろうし、節税にいそしんでも、その姿を見ている子供にとっても努力という側面であなたから承継するものはありません。如何に楽して、人を利用して、のし上がるかしか考えなくなる可能性もあります。あなたの子孫を繁栄させない手法です。

2.新しい相続対策

これに対して、私は、あなたには2つのアセットがあると考えています。①相続税対象の財産、②相続税対象ではない財産。実は人間にとってサバイバルしやすい財産は②です。それは何かを考えていくのが本稿の部分です。

①あなたの信用

結構見落としがちなのは、あなたの信用です。このあたりを相続できればそれに越したことはないという反論はありますが、よくある手法はチャリティです。日本でチャリティがされないのは、そうした富裕層がいない、もしくは、①だけを自分の財産と思い、守りに入るからです。
実際には、信用があるからビジネスに発展するのであって、その信用を如何に子供に付着させるかが課題です。この点、失敗なさそうな大型ケースを子供にさせるということを、社内で御曹司などにするケースもありました。それは、社内としては、色々軋轢ないですか。今の人は、ひたすら金儲けということでゴールを設定しているわけではなく、ESGやSDGsなどゴールにしています。そんな中で自己実現ではない、自己利益というストーリーを見せつけられた場合、ご自身の会社が疲弊する可能性があります。自分の軒の先で他に見せつける形で自分の子供を手助けすると、会社で辞める人も出てくる可能性もありますし、ちやほやする人材もでて自分の子供にとっては望ましいことではないケースもあります。
そうではない手法をとるべきです。この点、あなたのコンサルタントは、そうした信用を引き継ぐ方法などないと言及するでしょう。それはあなたのコンサルタントがその能力がないだけの話です。
大事なのは、優秀な人材をつなぎとめることです。そうした優秀な人材にリスペクトされ、感謝される状況を作ることです。これがあなたの信用です。金はセーブするのではなく、その優秀な人材をつなぎとめる施策を作ることです。
孫正義氏は、財団を作り、ギフテッドを育成することとしています。勿論、学校なども良いスキームです。金を儲けることだけを考えると、そのあたりの②を忘れてしまいますが、②を作り上げることで、優秀な人材をネットワークとして持つことができます。
しかし、ネットワークとして持つことができるとしても、それは認知度であり、エンゲージメント(愛着)にはなっていません。若い、お金がないなどは軽蔑する存在ではなく、寧ろチャレンジする余白がある人材と考えるべきです。如何に、手助けし、群として同人らに金儲けができる仕組みを作り上げるかが一つの課題です。
成功しそうな財務を開示してもらい、自らの子供に投資させるスキームを作ります。同様に、無償でも同人を優秀な人材の下で働かせる仕組みを作ることです。結果を出すためには、たとえご自身の子供でも結果を出させるために怒鳴りつける人材でなければなりません。何人もそうしたメンターをつけて行くこと、それが子供にとっては謙虚に優秀な人材とやり取りすることができるきっかけを作ることができます。

あなたができること:
・優秀な人材を育成する基盤を作ること。もしできない場合は優秀な人材が集まる基盤を作ること。
・優秀な人材に対して、自分の会社に来るというオプションを渡しても良いが、その後できるだけ早い時期に起業させ、成功させる状況を作ること。その際に、可能であれば株式投資しておくこと。
・財務状況が明らかになり、自分自身がメンターとして対応することができます。うまく行きつつある状況を見越して、子供に借金をさせて、同社に投資をさせること。そして、会社としてサポートを継続すること。
・可能であれば、子供に研修させ、できるだけ手伝わせる。結果的にどうしたら上場するかなどを学び、自らが上場するときのコツを学ぶ。

子供ができること:
・できるだけ謙虚に学ぶ姿勢を作る。これが結果的にメンターを多数作る仕組みになる。
・我慢強くなる。できるだけ協力的な姿勢を維持する。
・自らが倒産したとしても、何度でもチャレンジできるので、チャレンジし、学びなおす。

以上ができることで、1のスキームよりもマシな状況になる。信用は相続税はかけることできないので、生きていく限りで雪だるま式に信用が蓄積できる仕組みの方が遥に社内で育てるよりもコスパが良いです。そもそも、子供が親の言うことを聞く時代ではないし、聞いていたらこのVUCAの時代では衰退をしてしまう可能性が高いです。成功をする状況こそが大事であり、それは子供がチャレンジする機会を何度も作るしかありません。

②あなたの人脈


子供が起業した場合、様々な形でサポートが可能ですし、ご自身が優秀という人材にサポートしてもらうことも考えられます。なんなら、子供が経営をしないというオプションも考えられる。共同経営者に経営をしてもらい、株価を上げてもらうことすら考えられる。
大事なのは、子供が徳をもつことであり、優秀な人材の成長の機会を邪魔しないことです。自分の力で富を形成する手法も十分考えられますが、力を借りることを学んだ方が、レバレッジが効きやすいです。

①②の手法は、両方とも、日本国内でもできることですし、いちいち生命保険を買うことも、国外に行くことも必要ありません。まどろっしく贈与をする必要性もありません。
何が言いたいかといえば、そうしたアレンジができる人材を傍において、若い人にチャンスを渡せるようにしておくことです。こうしたコミュニティ形成が、結果的に相続関係に悩むことなく、それぞれの子供が自律的に判断し、成長しなくなったあなたの会社を買収し、再設計していく取り組みもできます。

自分のアセットをもう一度見つめなおし、本当の意味での相続を作り上げていきませんか。
弊事務所では、そうした新しい相続についても提案していこうと考えています。

なお、経済産業省関係 令和5年度(2023年度)税制改正のポイントには、スタートアップへの再投資に対する非課税措置の創設(エンジェル税制の拡充等) ・スタートアップエコシステムを抜本強化する観点から、エンジェル税制において、保有する株式を売却して初期のスタート アップに再投資する場合や自ら起業する場合における非課税措置を創設(上限20億円)。

時代は節税から、脱「節税」時代になってきています。自分の身うちが安心できる設計を一緒に考えていけたら幸いです。

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角田進二 sumida shinji
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