コロナ以前とコロナ以降の仕事のあり方 DX24 原則リモートワークで例外 face to face meeting時代

リモートワークってすごく難しい。その理由は皆の温度差が全く違う。上司は、他のメンバーの顔色を見つつ、余裕ありそうな人間に仕事をふっていたのに、顔色さえわからなくなる。信頼関係を熟成できなくなる。人間関係がフラットになる。組織に愛情を持てなくなる。管理ができなくなる。ブレインストーミングができなくなる。

もはや、コロナによってリモートワークが脚光浴びてますがまさに黒船でこじ開けられた感じでしょう。

戸惑っている経営者も沢山いるでしょう。しかし、諦めるしかないのです。やるしかないのです。これを逃すとDXの機会すらなくなる可能性があります。

1 セキュリティ的に難しいの反論

セキュリティは前と比べて整ってきました。

昔リモートワークを推進しようとしたのは、2012年くらい。無謀でした。クラウドもありましたが、やはり難しい。インターネットも遅いし、セキュリティで叩かれたら事務所終わりでしたからね。挑戦してリスクだけが残るのが、その当時のリモートワークでした。

今は、G suite、office 365など一般化しているので、クラウドで仕事をするのは簡単です。もし、これらがセキュリティリスクがあるとすれば、もはや大企業のセキュリティは維持できないでしょう。しかも、これで働き方改革としてメンバーにも喜ばれるのであればやるべきでしょう。ノウハウも過去と比べて沢山あります。

仕事で使う機器は職場で用意すれば良いし、万が一各自で用意したものでもリモート専用の機器に記録が残らないサービスは沢山あります。

セキュリティでやらない理由ありますか。リモートを一切しないという経営者は説明責任を負う時代です。

2 監視が難しいの反論

上司は監視ができません。ずっと後ろで見守ることはできません。しかし、メンバーの仕事は、ログに残る時代です。だから、後は記録化と可視化と自動化の時代です。

依頼したことをちゃんとやっているか、どの程度進捗しているかなど可視化は可能です。むしろ、過去よりも容易に可視化できます。

電話も自動的に録音もログ化もできます。全てをCRMその他のシステムと統一することも可能です。昔と比べてすぐ使いこなせます。

Asana、trello、wrikeなど進捗はいくらでも管理できます。ガンチャートも使いこなせます。アプリ連携も可能です。

リーダーは、抽象的なものから具体的なものに落とし込むのが仕事です。抽象度をあげて考えるのは、mind mapを中心して、組み立てると良いでしょう。mind mapをシェアして漏れがないかを確認します。その上で、asanaその他の業務管理ツールで締め切り割振などを決めて管理します。

チャットは便利なツールですが煩わしい部分があります。ネイティブでない人がネイティブに送信する時最骨頂にフラストレーションが貯まるでしょう。zoomその他のオーラルコミュニケーションはそれを補うものでしょう。

しかし、オーラルコミュニケーションは、双方向性があるので、頻繁だと疲れてしまいます。だからアジェンダを作り、目標を定めておくと良いかもしれません。

会議は、リモートワークで難しい分類の一つでしょう。チャットで対応しやすいもの、face to face分類のものと両方あります。チャットって本当に難しい。空気感が読めないのと早く別のことをやりたいなど相まって直接的にかつ端的に書いてしまう傾向があります。メールで長文で書いて送信してしまい後で後悔するのと似たパターンです。信頼熟成はネットではなかなか難しい。工夫を意識的にしないといけません。ネットにより、目的は何かを明確化する必要がある時代になりました。信頼熟成は緩やかに音楽などもかけて、ビジネス的な場合はアジェンダなどをちゃんと取り決めつつ極端にやり切る必要がありそうです。

以上の通り、コロナ以前と以降で全くコミュニケーションが異なるので戸惑うのは仕方がありません。しかし、やり切るしかありません。

3労働法上問題があるのではないかの反論

アクセスを限り、深夜時間その他は仕事ができないようにしましょう。裁量労働制、さまざまな取り組みがありますが、一般化するのは難しい部分もありそうです。定時にして、労働時間をバラバラにしない方針も悪くありません。それ以外は、業務委託対象者として考慮しても良いように思われます。

以上の業務把握ツールがあればこそ、最低限の信頼関係は熟成されることになります。

3 研修は容易になる

ビデオその他を使えるので、いくらでもわからないこと聞けます。それでもわからないことは、聞けば良い仕組みになります。

4 問題点 合う合わないはある

性格上合わない人はいると思います。これはどうしようもないです。しかし、合う人がマジョリティである場合に、あえてマイノリティである合わない人と仕事を一緒にするかは会社の判断だと思います。

あわない人は、絶対的に人と会わなければ仕事を選ぶしかありません。

カルチャーフィットは一つの指標になります。仕事がライスワークから、ライフワークに変わりつつある時代。メンバーに所属するか否かは、ライフワークで選ぶ時代になりますので、質問の仕方は過去とは異なる時代になってますね。

労働法から、コミュニティベースの法律に変化するのも間もなくだと思います。

今後は、エバンジェリスト→メンバーによる拡散→ファン層という形になりますので、労働法ベースかその他ベースにするかは会社のカルチャーとの関係で決める時代になるでしょう。





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