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視座を高めて、見える景色を変えていこう

広く繋がった、そして狭くなった、私たちの世界


たくさんの人と簡単に繋がることができて、便利になった社会。

自動車や飛行機は移動を自由にし、インターネットの誕生は、どこの誰とでも繋がることを可能にしました。


なのに私たちの視界は、どんどん狭くなっているような気がします。


時間やお金に追われるなかで、目の前のことしか見えていない。

テクノロジーは個人の欲求を最適化し、偶然の出会いの数を減らしてしまいました。

AIはそれっぽい答えを出してしまうから、思考や感情の物語を減らしてしまうことでしょう。


みんな、スマホの小さな画面ばかりを見ています。

たくさんの仲間が集まったリアルな場でも、
それぞれがスマホの画面を見て、別世界の人と会話している。

広く繋がったはずのに、リアルな世界は、とても狭くなってしまったのかもしれません。


私たちが求めていた便利さは、たくさんの選択肢を減らしてしまいました。

視点の数を減らし、見える幅を狭め、見える距離を短くし、そして、考えることさえ減らしてしまったようです。

そして、昔より物理的に豊かになった、その一方で、困りごとも同じくらい溢れてしまいました。

しかしそれも、視界の狭くなった私たちには、どうやら見えていないようです。


私たちはいつも、未来を生きている


少し高いところに、移動してみませんか?


いまの目線では、私たちの視界を遮るものが多く、見たいものが見えくなってしまっているかもしれません。

少し高い位置から私たちの住む世界を見渡せば、見えるものが変わります。

きっとそこには、過去から未来につづく社会の、移り変わりゆく景色が見えるでしょう。

先人たちが描いた未来に、私たちは生きています。
そして同じように、私たちが描く未来に、子どもたちが生きてゆきます。


あなたが大切にしているモノやコトは、未来にもあるのでしょうか。
あなたの大切な想いは、未来にも受け継がれているのでしょうか。


私たちの人生は、何もしなくとも、必ず終わりがやってきます。

でも、ここに生きてきた意味を、少しでも感じながら、生きていたい。

この少し高い場所から、未来に移りゆく景色を一緒に見ることができたなら、きっと同じように感じてくれる人もいるはず。

私は、そう思いたい。


自分の想いに沿って生きる


足元を見れば、いま私たちの暮らす社会が広がっています。

そこにある自分の姿。そして、その後ろに歩んだ道のりが見えます。

あなただけに見えていた景色、人との出会い、そして数々の感情と想いが、そこに存在しています。


いまを生きるあなたに、あなたはどんな声をかけますか?


どこか忘れかけていた景色、唯一無二の出会いとストーリー、悔しい思いや幸せな感情もまた、今だから語ることのできる、これからの物語の1シーンになるはずです。


そろそろ、遠くまで広がる景色を心に焼き付け、あなたのもとに降りて、そして始めましょう。

もし迷ったり不安になったら、何かが見えなくなりかけたら、もう一度この場所に上がればいい。

きっとここには、同じ想いを持った仲間が、同じ景色を見るためにやってきているはずです。


その景色を行き来できる視座を、
あなたが自在に動かすことができたなら、
きっとあなたは、
自分の想いに沿って生きることができます。

そのあなたの想いは、
未来を生きる人から共感され、
そして、選ばれます。


より多くの人が、自分と社会、過去から未来へと、視座を自在に動かすことができたなら、きっと社会の課題を減らし、未来がより良くなるはずです。


一緒に、見える景色を変えていきましょう。