恐ろしい? ベンゾジアゼピン系(断薬回その1)
◆今のんでる薬、ほんとに大丈夫ですか?
こんばんは、僕です。大学時代にプチうつを発症→再就職先で本格的にうつになり自殺未遂まで経験→手帳を取得し非常勤で働いた後に正社員へ。そして2年で更新する手続きを手放し、一般の正社員として働いています。
くすりは飲んでいません。どやさっ。
っと言いたいところですが、精神には影響のない身体症状の薬を飲んでいます。
たまたま処方された場所がクリニックというだけで、脳神経外科や眼科、内科でも処方される薬だと聞いて安心しきっていたのです。
しかし、実はこの薬、ベンゾジアゼピン系という、依存性が大きいとされるくすりだったのです。
◆実は恐ろしい。 ベンゾジアゼピン系のおくすり
そのくすりとはリボトリール(ランドセン)でした。
ベンゾジアゼピン系の薬のリボトリールをを2013年から飲みはじめ、量は常に1mm.夜寝る前に飲んでいます。
このブログを連載している2020年7月時点では1mmの1/2まで減らせました。もちろん、医師の許可を得てです。
色々な雑誌・論文にそれはそれは怖いリスクが書いてありましたが、インターネットで『ベンゾジアゼピン それはどのように作用し』と入力すると、有名な『アシュトン・マニュアル』の日本語訳が読めます。
怖いので読むときはお気をつけて!一応リンクを張っておきます→https://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf
僕はとある理由で、この薬だけは飲まなければ!ワシには必要じゃ!!!と思っていましたが、それって依存症の口癖としてとある医学誌に書かれていました。
まぁ、悪い方向につなげようと思えば強引に何でもつなげられるので一概には言えないのですが。
そんなこんなで、僕はリボトリームを減薬中です。あくまで僕自身の体験(シングルケース)として読んでもらえると幸いです。
◆ベンゾジアゼピンを飲むのきっかけのきっかけ
2008年の10月に、僕ははじめて入眠時ひきつけ(ジャーキング)を経験しました。
ジャーキングとはざっくり言うと、寝落ちする直前に体がビクッとなる現象です。太古の昔に人間が樹上で生活していたころに木から落ちるときの状態と睡眠に落ちるときの状態を脳が勘違いして起こるという説が割と有力なのらしいのですが、本当のところはまだわかっていません。
子どもよりも高齢者に多く、犬や猫もよくビクッとなり、人間の場合は7割の人が人生で一度は経験するそうです。
ジャーキング自体は病気でもなんでもなく、ただビクッとなる状態なのですが、それが続くと大変です。
なにせ眠れる直前にビクッとなって起きてしまうので不眠になり、ストレスになり、そしてうつになる……という、病気の入り口になりかねないんですね。
そんなジャーキングが2008年の10月に初めて起こりました。大学を卒業して、初めての就職先でかなりまいっている時期に起こりました。
ただ、この時はまだジャーキングは寝る前に1回。それの1週間に1度ほどだったと記憶しています。
それが数年後、25歳で再就職するときには、結構な頻度になっていたのです。
◆生活に支障がでるレベルに
さて、25歳で再就職した僕は、いっちょまえに彼女ができました。わーい。
僕は当時一人暮らし、好きなあの子とキャッキャウフフできると、と思ってはいましたが、本当は心配していました。
なぜなら一緒に寝るとビクつきが出るから。
枕が変わるだけで寝つきが悪くなり、ビクつきが出やすくなる僕にとって、彼女とはいえまだ慣れしたしんでいない人と寝るのはビクつきのリスク大だったのです。
そして一緒にいるときに案の定ビクつきが出て、彼女はびっくりし、僕は布団を2枚を敷きました。
しかし僕自身、この時は無知ゆえにビクつきが不調をきたすとは考えておらず、「別の布団で眠っていれば相手には迷惑かけないだろう」くらいに考えていました。
ではなぜベンゾジアゼピン系の薬を飲むようになったのか、ーーそれは彼女が医療従事者だったからです。看護師の彼女の意見を1ミリも疑わずに信じたからです。
今思えば、あの時点で飲み始めたのが本当にいいことだったのかはわかりません。でも、身近な医療従事者の言葉って刺さりやすいんですよね。
それが彼女であればなおさらです。また今度飲み始めてからの日々を書きますね。
それではゆっくり休んでくださいね。おやすみなさい。また明日。