ベンゾジアゼピン系の依存性は強い(断薬回5)
◆依存性が強いようです。飲んでる薬は大丈夫ですか?
こんばんは、僕です。うつをずっとやっとりまして、15年の長きにわたり向き合っていましたが、ようやっと良くなりました。治ったという定義に関していえば、数十年前にできた定義によると「完治」ではなく、「寛解(症状が治まっている状態)」らしいのですが、自分がどう感じているかって大事ですよね。
この、自分が良くなったと感じている感覚、つまり医師が見た客観的なものではなく、自分がどう回復を回復しているかを「リカバリー」というそうです。そういう意味では、客観的には寛解でも、僕の中ではスーパーリカバリーしています。
んで、上の小見出しにあるように、ベンゾジアゼピン系は強いそうです。断薬に関するブログでも書きましたが、常陽量依存、静かな依存と言われるように、自分の依存性に気づかないこともあるそうです。
ベンゾジアゼピン系に限らず、自分がどういう薬を飲んでいて、どういう効果があって、どんな副作用があるのかを知っていて損することはないかと思います。
では本題でやんす。
◆脳に現れた離脱作用
リボトリール(ランドセン)1mmを突然辞めてから、僕は自分の体がまるで木の棒になったかのようにうまく動かせなくなりました。ふらふらになったのですね。体の離脱症状は(僕の場合)それでした。
そしてもう一つ、脳に関する離脱作用もありました。
脳にかすみがかかったように、思考にもやがかかったように、物事をよく考えられなくなったのです。抽象的で感覚的で申し訳ないのですが、
僕は「物理的に薬が足りていない感覚を脳が感じていました」。うん、抽象的ですみません。ただ、それが実際僕が感じた離脱作用です。
体感的、感覚的に僕は、脳が薬に足りていないことを物理的に感じました。今僕がフラフラしているのは確実に薬が足りないからだ、と感じました。
危険だ、と感じました。早く薬を飲まなければと思いました。次の病院が待てないと思いました。だって薬がないのですから。
加えてリボトリール(ランドセン)を辞めてからビクつきが強くなり、寝る前に十数回、数十回も起こりました。
僕はビクつきが出て、ビクつきで眠れないことよりも、リボトリール(ランドセン)がないと生活できない、という気持ちに囚われました。それがもっとも危険なことでした。
◆病院予約は余裕をもって
幸運なことに、病院の先生がリボトリール(ランドセン)を辞めた数日後に通院日を設定いていたので、僕は何とか病院に行くことが出来ました。薬を減らすときは次の通院日にも気を付けた方がいいのかもしれません。
それではまた次回。今日もゆっくり休んでくださいね、おやすみなさい。