はっきりと輪郭を持った君の姿より、霧の中にいるような、暗闇の中にぼんやり浮かんでいるような、そんな君の姿が好きだ。それでもそこに君がいる、そう感じられることが好きだ。もしかしたらそれは、僕が君を愛していないからかもしれない。あるいはそれは、僕が君を愛しているからなのかもしれない。

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峰庭梟
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