僕は君から逃げ出して、空の向こうを見る。ただ風の音を聞き、息を吐く。そうして君がいない世界を実感する。本当に大切なときに限って君は必要なかったって、そんなことを考えてみる。だったら君なんかいなくなればいいのに。そう声に出してみる。でもそれも全部君でしかないから、やりきれなくなる。

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峰庭梟
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