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ハルヴァが食べたい 旅行者の朝食

最近、米原万里さんの「旅行者の朝食」を読んだ。
「著者が主にロシアのヘンテコな食べ物について蘊蓄を傾けるグルメエッセイ」※あらすじから引用
なのだが、米原万里さんの知識と好奇心の深さ、様々な国の人との交友関係、何より食への貪欲さを感じられる素敵なエッセイだ。

少しづつ読み進めているのだが、その1編に「ハルヴァ」なるお菓子が出てきた。
アーモンドやら砂糖やらを泡状になるまで混ぜて固めたお菓子なのだが、口に入れると軽く溶けていくとのこと。
メレンゲクッキーのような感じなのだろうか?でもナッツが入ってるならオイルのコクがあるだろうし…?と想像がつかないが、確実に好きな味だとおもっていr思っている。

しかし、現地でも入手が困難なお菓子、それを日本で手に入れるのはとても難しいだろう。渡航するにしても絶賛コロナ禍で行けそうにない…
と、諦めていたらイスクラさんの「ノスタルジア喫茶」にハルヴァが載っているのを見つけた。社会主義国家のおやつをレシピと共に紹介している素晴らしい本で、給料日になったら絶対買おうと思っている。

未知の国のお菓子は、私の脳内ではきらきらした喫茶店やレストランに、コーヒーと共に存在している。
いつかそこに具体的な味を加えていきたい。


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