かんたんすぎる詰将棋4
なぜ、私がかんたんすぎる詰将棋を書いているか。それは、自分の頭で考える人が増えると、世の中が良くなると考えているからです。
個人がそれぞれに、自分の能力を高め、一枚の布をつくるがごとくつながれば、よりよい社会もつくられていくように思っています。
自分の頭で考えられる人が、個性を大切にしながらも、自分のことだけでなく、社会性や公共性も備え、つながる、そうすることで、よりよい個人も社会も実現するように思うのです。
その根底にあるのは、「考える」ことができるということだと、私は思うのです。
さて、きょうの詰将棋を考えてみましょう。
問題は、私が考えました。と言っても、かんたんすぎますし、誰もが思いつくような感じではありますありますが。
1手詰め 重松孝 作です。
さあ、考えることを楽しんでください。
あなたは、できますか?
頭の中で、駒を動かしてみましょう。
実際に盤の上に駒を置いて、動かすと、トレーニングの効果がうすれます。頭の中で、うごかしましょう。
頭の中で動かすのは、むずかしいと感じるかもしれませんが、やっているとだんだんできるようになっていきます。
詰将棋を考えるときは、①考えながら、②記憶しながら、これらの2つを脳の中で同時に行っています。
つまり、思考と記憶を同時に行っているのです。
さて、どうですか?
考えてくださいね。1手詰めです。
①王手をしている。②王が逃げられない。
③王手をしている駒を取られても、取りかえせる。
これらができると、詰みです。
さあ、どうするか、考えましょう。
ちょっと、しずかにしておきますね。
さあ、どうでしょう?
できましたか?
それでは、答えです。
正解は
1一飛車成りの1手詰め
でした。
下の図が、詰め上がり図です。
よく見て、詰んでいることを確認してくださいね。
みなさん、きょうも考えましたか?
できても、できなくても、考えることが、たいせつです。
きょうできなくても、自分で考えて、わからなくても、
正解を知って、あーっ、そうか!
そう思ったあなた!!
成長していますからね。
自分を育てることをたいせつに!
わからなくても、かんがえましょう。
正解を知ってから、なぜかな?と考えて、そのあと、あーっ、なるほど、そういうことか!と理解、納得してください。
今、できて○になることでなく、たとえ×でも、考えたこと自体が、すばらしいのです。
だけど、かならず考えてくださいね。
考えることが、とても重要で、考えれば、できても、できなくても、あなたは成長しているのです。
ほんとうです。
これがだいじです。
さあ、あしたも遊びながら考えて、自分の脳力をアップさせましょう。
きょうは、このへんで、おしまい。
じゃあ、またね。