RP村オフ会で肉を食いに行った。
昨日、 #とは の企画で #RP村とは という記事を書いた。(https://note.mu/sskmw/n/n1c478656342e)
早速RP村のハッシュタグをたどってみたら、分かりやすく自分しかいなかった。
つまりいくらRP村について書いてもそこから来てくれる人はいないし、多くの人に見てもらいたいならこのテーマチョイスは下策ということだ。
関係ねぇ。語りたい。
RP村を一言で紹介すると、一人一キャラ使用して行うリレー小説だ。なりきりチャット小説版と言ってもいい。
なにしろ我々は創作の民だ、己の妄想にだらしなく頬を緩ませてよだれを流しているような連中である(個人の感想です)、俺が考えた最強にンギャワイイイイイキャラを語りたくて仕方がない。
しかし語る相手がいない。
ツイッターで延々と我が子のいとしさと切なさと心強さを垂れ流し、タイムラインの肥やしにする、そんな悲しき日々である。
あふれんばかりの妄想力を持って生まれてしまった我々だが、発散する場所はない。
というわけで、悲しき運命(さだめ)を背負ってしまった我々は肉会を開くことにした。
肉はうまかった。アンガス牛のスモースクテーキ、三元豚のシュラスコ、子羊背肉の香草焼き、あらゆる肉たちが我々の舌を蹂躙した。マリネ、肉、更にはお通しの枝豆までもがにんにくマシマシで、生きる気力も湧いてくるってもんだ。
話も楽しかった。己のキャラの傾向・萌え語り・RP村あるある・技法など、話のタネは尽きない。なにしろ「あれ? わたしコミュ障じゃなかったのかも?」なァんて恐ろしい勘違いをしてしまうほどだ。終始和やかな雰囲気で飲み会は終了した。
しみじみと思う。趣味は大事だと。
そして加えて思う。職場の飲み会はクソだと。
なにしろこちとら他人に興味がないアラサーである、テレビすら見ないし噂話は割と嫌い。芸能ネタと世間話で2時間も間を持たせられない。
飲み会に行けば、かならず一人無言で飲んでいる人が居るだろう。そこに果敢に挑んで二人して無言になる、それがわたしだ。
もしくは三人席で同席の二人が向かい合って喋る中全く話題に入れていないのにいかにも聞いてますよーという顔をして縦に揺れている、それもわたしだ。
苦痛だ。苦痛である。何なら金を返して欲しい。
しかもまったくついて行けない時に限って話が長い。帰れない。
と思っていたが、今回の飲み会では知人にニ回ほど「もう22時だけど大丈夫ですか」と言わせていた気がする。
あれは職場ではわたしの役目だ。一度目でみんながパッと立ってくれないと凄まじいストレスになる。
一人で切り込む勇気がない時は、親しみやすい人に分かりやすく時計を見せるジェスチャーをしたり大げさに時計を振り返ったりする。色々苦心しているのだ。
それを知人にやらせてしまった。二回も。
つい楽しすぎて長いしようとしてしまった。なるほど飲み会とは職場の人たちにとっては楽しいものなのだろう。
そして今度、知人にはお土産を持っていこうと思う。