朝パンを焼くことで得られる「何か」
体調もすっかり戻り、風邪をひいていた間の健気さを失ったかのようにお菓子をポリポリ食べ続けている。側から見たらヤギみたいだと思う。ずっとモグモグしているので。
日記を読んでくれている人たちから体調不良について心配してもらえることも多く、申し訳なさ半分、嬉しさ半分という心持ちだった。心配してくれる人がいる、というのは決して自分は孤独ではないんだなという確かな安心感を得られるので、その点に気付けるのは風邪の良いところか。もう二度とひきたくないけれども。
すっかり食欲も戻ったので、日々ムシャリムシャリとご飯やらパンやらうどんやらを食べている。食べすぎかもしれない。「好き度」で言えば断然お米派なのだけど、「午前中にパンを焼く」という行為でしか得られない何かは、確実にある。小麦の焼ける匂いを感じながら朝日を見つめていると、心の中に間違いなく温かい何かが流れるんだよな。
ご飯モリモリ食べている間にも時間は過ぎているわけで、いろいろとお知らせも溜まっている。まず今月26日にリリースされるnonayu × usabeni「点滅ばいばい」（作詞 最果タヒ / 作曲 佐々木二郎）のジャケット撮影を担当した。個人的にもかなりクリティカルな写真を撮ることができたと思っているので、ぜひ曲を聞くついでにジャケットも見てほしいな。
