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毒が毒である限り、家族になることはできない。
私にだって八つ当たりしたいときがある。
誰かに感情のまま泣いたり、喚いたりしたい。
でも、それをできる相手もいないし
それをして相手との関係が良好になるかで考えたら、そうはならない。
それに、できたとしても、ずっとじゃない。
相手がしんどくなるし、そういう気持ちにさせたいわけじゃないし、うまく言えないけど、なんか違う。
…
今思うと、
親や家族が変わるかもとか、
いつか私をちゃんと見てくれるかもとか、
多少なりとも期待した、当時の自分に腹が立つ。
叶える気もない約束で
何十年も縛り付け、
真面目で一生懸命であればあるほど、
"毒親の餌食"になる。
そう考えれば、
もっと早く"真面目"を辞めるべきだった。
実際に真面目で一生懸命で、優しくていい子と呼ばれる振る舞いを辞めてから
家族との関係は終わったけど、
自分の心には正直に生きてる気がする。前よりも確実に。
過去の自分に何か伝えられるなら、
"家族を疑え"
信じちゃダメとか、優しくする必要なんてないとか
こういう伝え方は、あの頃の私には酷なことかもしれない。
だから疑え。
信じてもいい。それでも疑え、安心するな。
優しいときも、愛されてると感じるときも、その時間は続かない。
"それ"が珍しいから、親の優しさを思い出して余計辛くなる。
毒親や毒家族が
どんなに可哀想で、どんなに困っていても
どんなに優しいときがあって、どんなに心配してくれるときがあっても、
毒が毒である限り、
家族になることはできない。
条件付きの愛情に縛られてはいけない。
絶対に、絶対に、
心を許してはいけない。
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