未来はどうなる
世間に、将来への不安がある。
不透明な先行き、経済の停滞、年金の不安、
人口減少などなど。
世界を見ても、
地域紛争が多発、
難民の増加、
テロの不安、
難問が山積み。
国際社会は、
難問に有効対応ができない。
人々が不安を感じるのは
もっともだろう。
5年先や10年先のことは
後で考えることにして。
まず、100年後か、200年後の
未来社会を考えてみる。
未来から今を見る方が
よくわかる。
さて、
未来社会で一番の変化は、
教育だろう。
人のいのちは
たかだか百年。
百年あれば、
だいたいの経験ができる。
いい人生だったと、
安心・満足して死を迎える
こころの準備が完成する。
悟って死ねる。
いい人生を送るためには
幼児からの教育が
とても大切。
幸せで充実した人生を過ごす
人々が多くなればなるほど、
社会は安定し豊かになる。
だから教育が
一番重要な鍵。
教育がどういうふうになるのか。
それを述べる。
まず、
妊娠して母となった女性は
社会から特別に保護される。
誕生までは
過労やストレスのないように
仕事や家事など配慮される。
これは、地域のコミュニティの責務。
誕生した後は、
母と子どもに対し、
心理や保健衛生や医療や子育てに関する、多様な専門家が
継続して(例えば最低月1回)
訪問または、小集団の相談会が設定される。
子どもの養育は、
親でなくてはできないことを除き、
社会(地域コミュニティ)が引き受けるので、
親のすることは、
授乳と子どもへの愛情が中心。
乳離れすると
子どもたちは、
夜間に親と一緒に寝る他の時間は、
子どもたちの集団で育てられる。
1歳から4歳まで、
全ての子どもは、
一人一人に複数の保育士が
かかわっていく。
できるだけ多くの大人が
子どもにかかわるのが基本。
こうすることで、
子どもの個性の多様な面を
大人たちが感じ取れるようにする。
続く