🟧令和7年度 処遇改善加算 職場環境等要件⑩🟧職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備 R6/12/26投稿
区分『両立支援・多様な働き方の推進』から『職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備』になりますが、こちらの項目は、令和6年度から変更はありません。
こちらの項目を分けると、
①職員の事情等の状況に応じた勤務シフトの導入
②職員の事情等の状況に応じた短時間正規職員制度の導入
③職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
になります。
「職員の事情等」の「等」には事業者都合は含まないと考えます。
そうなると①が非常に難しい・・・。訪問系の登録ヘルパーみたいな感じであれば可能かもしれませんが。
入所系サービスであれば週休3日制なんていうのは良さそうですね。
あとは「定期的な面談により勤務シフトの見直しを行う」なんてのも含まれるかもしれません。
②については、言葉通りでわかりやすいのですが、おそらく殆どの指定権者が「(育児、介護及び治療のための所定労働時間の短縮等の措置を除いて)短時間正規職員の場合は非常勤職員として扱ってください」という回答になるかと考えます。
キャリアアップ助成金や社会保険の適用拡大など総合的に考えて整備するのが良さそうですね。
また福祉専門職配置等加算Ⅲ(常勤率75%以上)も意識しなくてはなりません・
③は殆どの事業所が既に導入されているかもしれませんね。
比較的導入も簡単なように思えます。②と組み合わせるのも良いですね。
■参考■
多様な働き方の実現応援サイト 週休3日制(厚生労働省)
多様な働き方の実現応援サイト 短時間正社員(厚生労働省)
正社員転換・待遇改善に向けた取組分野のトピックス(厚生労働省)