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🟧令和7年度 処遇改善加算 職場環境等要件㉕🟧ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善 R7/1/17投稿

6つ目の区分「やりがい・働きがいの構成」になり、私自身は「やりがい=働きがい」という理解をしています。

この項目は平成27年度から職場環境等要件として存在してきました。


ステップとしては3段階にわかれています。

①ミーティング等を開催し、職場内コミュニケーションを円滑にする

②個々の福祉・介護職員の気づきを集約する

③気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善する

そして、やりがい・働きがいにつなげる


ミーティングは、朝礼など形は問わないと考えます。

①~③の3段階のステップは、いずれも通常のミーティングに含まれているものになります。

重要なのはこれらをきちんと記録(特に結論や成果を)として残しておくことです。

今回「やりがい・働きがいの構成」を考えるにあたって、福祉・介護分野において具体的にどういったものが該当するか調べたのですが、厚生労働省が定めたものはありませんでした。

ただ、一般的には働きがいのアウトカム指標としては、ワーク・エンゲージメントが該当しますので、逆説的に言えば、「働きがいがあるというのとはワークエンゲージメントが高い状態」ということになると推測します。

令和元年版「労働経済の分析(労働経済白書)」でも、働く人の「働きがい」について「ワーク・エンゲイジメント」という概念を用いて分析していますので、ご参考ください。


「働きがい」は「働きやすい労働環境」が前提となります。この項目だけでなく、職場環境等要件全体でみるべきものと言えそうですね。

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