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ナナメの夕暮れを読んでみて

知り合いからオススメされていた若林正恭さんの「ナナメの夕暮れ」を読みました。


知り合いからは「面白い」「共感した」という感想を聞いていて、そこまで勧めてくるんだったら読んでみようと思い、手に取りました。

結論から言うと、「面白かったが、共感はしなかった」という感じです。

私自身、性格は結構捻くれている方だと思っていましたが、若林さんとは捻くれている方向が違うのかなと思いました。

実際、若林さんと私は、「男性と女性」「社会人と大学生」「おじさんと若者」「偏頭痛持ちと偏頭痛もちでない」といった感じであまり共通点がなかったのが大きな原因かもしれません。

私が社会経験を積んでもう少し歳を取ったら共感できるのかもしれないと思いました。

また、「私は捻くれていて生きるのが下手な方だ。人間関係においても上手く立ち回れない方だ」と思っていましたが、この本を読んで、私はどちらかと言うと「そんなの気にしすぎだよ」と発言する大雑把な方の立場の人間だと気付きました。

それに気づいて少し気持ちが軽くなりました。

本を読んであまり共感できるところが無いと思いましたが、「自分なりに納得したらコンテンツに飽きてしまう」と言う点に関してはものすごく共感しました。

私自身もこの「悪い癖」治したいと思いつつも、疑問を解消できてしまった時点で満足してしまい治すことができていませんが、短い人生の中で「広く浅い世界」を知るのもいいのではないかとも思っています。
(たまに同じコンテンツにずっとハマっている人を見ると羨ましく思いますが、無いものねだりですかね)

ここまでつらつらと感想を書いてきましたが、総評としては、読みやすくて面白い本だな、という感じです。

エッセイ本なので、普段あまり本を読まない人でも読みやすいかなと思いました。
(という私もお恥ずかしいながら数年ぶりに本を読みました。。)

少し偉そうに感想を書いてしまったかもしれませんが、こう言う風に思ったやつもいるんだなーという感じで、流していただければ幸いです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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