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【ま】SQ-SALONと出会って。

2018年7月末。同じ三重県鍼灸師の新屋翼先生から、数名の先生との複数人トークLINEが飛んできた。その日は三重県もとても暑い日で、移転予定の店舗から歩いて銀行に行っていたのを覚えている。

新屋先生と言えば“こもの鍼灸院”。三重県の鍼灸業界では知らない人はいないほどの立ち位置を2年ほどで作り上げた。こもの鍼灸院が鍼灸整骨院から変わった時からブログで追っていたので私からすると新屋先生は“すごい人。”
開業3年、いろんな方に「そろそろ雇用しないの?」と聞かれても「しません!」と答えていたのに、新屋先生に言われたら「考えます」と言って相談にも乗ってもらった。人によっては同じ三重県なだけに、ライバル店と思われてしまうのに。結果、親身になって聞いてくれて雇用する事に決めたほど、新屋先生への信頼は絶大なものがある。

以前私がしていた、ホンマルラジオにも2回、出演いただいたりして。

その新屋先生からLINEなんて珍しいな、と思いながらも正直その日は忙しく、新屋先生からの長文をしっかり読みこんでいなかった。ざっと流し読んだ時に、「一緒に12人の戦士になってもらいたい」という一文を見て、即やる。と、返事をしたのを覚えている。

入ってみてびっくり。運営のマスターと水先案内人さんがいて、結構、がっつり、自分と向き合うことを迫られました。奇しくも治療院の移転まで10日程。
何故このタイミングで! あと1か月遅かったらゆっくり取り組む事が出来るのに! と思うほどのワーク量とスピード。
しかし、そんな考えはすぐに捨てた。そんなことを考えていても状況は変わらない。むしろこの時期にスタートしたからこそ、乗り切った時に自信になる! とすぐに考え方も切り替えた。
おかげで今それが自信とゆとりになっている部分がある。

自分の変化はすぐに表れた。
●今まで一人で仕事をしていたため見えなかった、自分の長所・短所に気づくことができた
●なんとなくやってきた、再現性のない経営についてロジカルに考えるようになった
●自分の人生かけてのWillが明確になった
●時間の使い方についてタイトに考えるようになった

そして。
●一人では興味あってもすぐ投げ出すワークを、みんなで行うことで取り組むことができた。
この意義はとても大きい。
とても2か月と思えない成長と、信頼できる友人ができた。

新屋先生が声をかけた12名は全員脱落せず、SQ-SALONで共に頑張っている。
住む場所も考え方も違う私たちだけれど、最初に自分たちで決めたルールの中に以下のものがある。
「気に入らないことを誰かが言っても、噛み合わない議論をしていても仲違いすることは最初からない。」
このルールのおかげで、考え方が違う人と正面からぶつかり、ロジカルの差を知れた。共創できる仲間がいるから、Willも叶わないわけがない。

今は0期、きっと運営のお2人も頭を抱えた場面があっただろう。しっかり私たち0期が道を作るから、次期メンバー募集を楽しみにしていてほしい、な。

【かいたひと】
米倉まな
所属:まな鍼灸堂 院長
自身がうつ病、パニック障害、自律神経失調症患者から鍼でよくなったことをきっかけに鍼灸師へ。経験を元にメンタル鍼灸を掲げ、患者に寄り添った治療を行っている。

♦まな鍼灸堂
https://mana89.jimdo.com/

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