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24.サプリメントは薬じゃないからドーピングとは関係ありませんよね?・・・それは大きな間違いです。

ハーイ、どうも😊
今回もSPヤマトのアンチ・ドーピング講座へようこそ!

ドーピングと言えば薬物摂取が主な原因だという事は、もはやアスリートの常識かもしれません。
もちろん薬物摂取以外でも、献血でドーピング違反になったり、居場所情報を提出しないでドーピング違反になったりする場合があることも、すでにご存じですね。

でも、ドーピング違反が見つかる原因で多いのが、いわゆるプロテインや健康食品などのサプリメントによるものです。

アスリートは身体活動量が多くなると必然的に必要となるエネルギーや栄養素も増加します。
通常の食事からの摂取では、必要量を満たすことができない状況に陥ることもあります。
そんな時に、サプリメントを利用して栄養素を補充することで、栄養状態を良好に維持することが可能となります。
また、パフォーマンスの向上を目的に栄養素以外の栄養成分を摂取するためのサプリメント(エルゴジェニックエイド)を摂取する場合もありますね。

しかし、サプリメントは薬品と異なり、製造、販売等の規制が厳しくありません。
内容物をすべて表示する義務がないために、表示されていない禁止物質が混入されている商品もあり注意が必要です。
特に、外国製品の蛋白同化薬などでは、禁止物質を含むサプリメントが出回っていることも事実です。

このように、表示されていない禁止物質が入っている可能性があるサプリメントを「これは安全」と保証することは大変難しいことです。

あなたが、「おそらくこのサプリメントは大丈夫だろう」と考える根拠はどこにありますか?
サプリメントの服用は自己責任です。
少しでも安心して服用できる商品を選んでください。

そのためのひとつの目安になるのがインフォームドチョイスやインフォームドスポーツです。
これは英国LGC社が運営するアンチ·ドーピング認証プログラムです。

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世界アンチ·ドーピング機構 (WADA)の定める禁止表国際基準に基づき、サプリメント製品を精度高く分析して、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の認定する禁止物質が入っていない商品に対して、それぞれ認定マークを交付しているもので、スポーツ栄養品質管理のグローバルスタンダードといわれています。

ぜひ、このマークが付与されている製品を選んでください。

最後に、今回の復習です。
日本の法律上、「医薬品」の場合、薬に含まれている物質はすべて表示する義務があるため、禁止物質の有無は、「Global DRO」での検索やスポーツファーマシストへの相談によって、確認することができます。

グローバルDRO(日本版)


スポーツファーマシスト検索


一方、栄養ドリンクやサプリメントは「食品」に分類されるため、全成分の表示義務はなく、ラベルやパッケージに表示されていない物質が含まれている可能性があります。

何度もくどいようですが、これらの栄養補助食品は、表示ラベル上に記載されているすべての個別成分を検索して、それらが禁止されていない、または、それらがグローバルDROに含まれていない、という結果が出てたとしても、栄養補助食品には禁止物質が含まれる可能性があるということを認識しておくことが大切です

それでもあなたは、そのサプリメントを使用しますか。

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SPヤマト
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