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不安はワクワクのもと

不安な感覚があったとき、その底に何があるか確かめようと、目を瞑って感覚を探っていた時、

この、ちょっと胸の鼓動が、上の方ではやくなっている感覚は何かに似てるな、と思った。


なんだろう、この感じ、割とよく体感する感じ・・・と探っていたら、

旅をして新しい場所に降り立った時の感覚と同じだと気づいた。

初めて行く場所−知っている人もいなければ、言語も通じるかわからない。治安にも多少不安がある。

でも、それと同時にとてもワクワクする。いったいこの旅で私は何に出会い、何を見て、感じるだんだろう。そのワクワクがあるから旅はやめられない。

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この不安な感覚が、旅をしているときにも感じると気付いたとき、不安とワクワクは同じ場所に住んでいるんだな、と思った。

自分が不安になってしまうのは、それが自分にとって気にかけるものだからであり、どうでもよければ不安という感情は生まれない。

好きな人への告白とか、行きたい会社の就職試験とか、なんでもいいけれど、自分が不安になってしまう対象は、それが自分の人生にとっても大きなワクワクを生み出してくれると心の底でわかってるからなんだろう。

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自分の中でこのメカニズムに気づいてから、不安に思ったときは(そうか、これはあなたにとってすごく大事なことなのね)と自分に言っている。

それで不安がなくなるわけじゃないんだけど、自分の不安がネガティブなことからではなく、ポジティブな動機から来ているとわかるだけでとても、前向きになれる。


「私が不安なのは、それが私にとってすごく大切だから。人生で大切なものが一つもないより、大切なことがあった方が素敵じゃない。」

もし不安に感じることがあれば、一度試してみてね。

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