メル・ギブソン&磯部勉タッグがたまらない!伊藤的おすすめ秋映画
皆さん、こんにちは。
名画座スクープス伊藤でございます。
お久しぶりでございます。
映画が恋しくなる季節ですね!
秋の夜長はロマンティックな作品が持ってこいですが、
今回は、ロマンティックな映画とロマンティックな映画の間にサクッと見れる、良質のアクション・サスペンス映画をご紹介させて頂きます。
今回ご紹介するのは、
2012年公開/主演:メル・ギブソン
「キック・オーバー」です。
今回、映画紹介をする上でどんな作品にしようかと思っていた際、
最初はメル・ギブソン監督作品「ハクソー・リッジ」をご紹介しようと思ったのです。
「ハクソー・リッジ」はメル・ギブソン監督作品、アンドリュー・ガーフィールド主演の戦争もの伝記映画でして、
伊藤鑑賞時涙腺崩壊嗚咽嗚咽状態(あえて中国っぽくしましたが、意味はありません)
になるくらい素晴らしい作品なので、是非ご紹介したいと思いました。
が、
ふと「監督 メル・ギブソン」という文字面を読んだ際、たまらなくメルが出ている、ギブソンが暴れまくるアクション映画を欲しだしたのです!!
中年になりますと、80年代後半・90年代くらいの上質なアクション映画を定期的に欲するものです。
あの時代、メルは、「マッドマックス」のマックス、「リーサルウェポン」のマーティンと、ブロックバスター系アクション映画のど真ん中にいた方です。
思春期に少年から大人にかわる時の伊藤には、強烈に残るヒーローの一人なわけです。
しかも、ただメル一人ではなく、「メル・ギブソン&磯部勉」タッグのメル・ギブソンが大好きなんだぁ!!!!
折角なので、もう一度言わせてください。「メル・ギブソン&磯部勉」タッグのメル・ギブソンがリーサルウェポンなんだぁ!!!!
神様、メル・ギブソン氏と磯部勉氏を引き合わせて頂き、ありがとうございます♡
…と、メル&勉を急遽欲してしまったので、この作品を選ぶ事にしました。
この「キック・オーバー」という作品、とっても良作のアクション・サスペンス映画なのです。
まず簡単なあらすじです。
という内容なのですが、これを90分を切る尺で語るのです。
全く無駄のない展開で、鬼のテンポでサクサクと進みます。
「エル・プエブリート」という刑務所がどれだけ酷いかの描写も、アメリカマフィア・メキシコマフィアの怖さも、キッドとの友情も、
何もかも、この映画に必要なパーツだけで進めていきます。…それなのに、その全てが退屈しません!
説明っぽさが全くなく、映画全般がドライバー目線の語りで紡がれる箇所が多いのですが、磯部勉様のド渋なお声、ユーモア満載で流れる様に進みます。
「映画の小川はサラサラいくよ」よろしくです。
それもそのはず!実は脚本にもメル・ギブソンが参加しています!メル・ギブソン主演・脚本なのです。
役者としての素晴らしさもさることながら、メル・ギブソンはフィルムメーカーとしての才能も素晴らしい方です。
監督作品としてアカデミー賞を受賞した「ブレイブハート」は正に名作!
それ以外にも、物議を醸した「パッション」「アポカリプト」など、役者出身とは思えない尖った作品も監督しています。
「ハクソー・リッジ」もアカデミー賞ノミネート作品です。最近では、「サウンド・オブ・フリーダム」の製作も行っています。
役者としても、主役級から悪役まで、シリアスからコメディーまでとふり幅の多い演技で、
フィルムメーカーとしても、大作・王道から宗教色強め・社会派までと、これまたふり幅の多い才能をお持ちの方です。
そんなスターで才能ある彼が脚本に参加し、磯部勉様とタッグを組んで、拳銃をぶっ放す。
そんな「キック・オーバー」がつまらないわけがなーーーーーーーい!!!!
自宅鑑賞・映画はしごの中に、分かりやすくて爽快で、クスっと笑えて後味よろし系が必要な時は、是非この作品をご視聴ください!
何気に、気分転換に視聴しただけのつもりでも、強く満足感が残るかも知れませんよ。
…それにしても舞台となったメキシコは、この手の作品で描かれる度に、怖くてガクガクブルブルと震えてしまいます。
「ボーダーライン」「悪の法則」「ナルコス」シリーズと、様々な作品のせいで旅行に行きたくない国ナンバー1になってしまいました…。
どうぞ、メキシコの良さを伊藤に教えて頂ける方を募集中でございます!
「タコス食べてアミーゴよぉ~!フゥ~~!」みたいなご機嫌な人、いらしたらご連絡ください。
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これまでの名画座スプークスはこちらにまとめています。