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夏に行きたい国について編集部で語ってみた

――ある日のnote編集部――

タンタン「はい、お土産!」

ヤマ「ありがとうございます!タンタンさん旅行お好きですよね」

タンタン「ヤマさんも旅行好きだよね」

ヤマ「たしかに、旅行好きです。まだ見たことのない世界に興味があるし、最近は本や映画で見た景色を自分の目で見たい願望があるような」

タンタン「聖地巡礼旅ってやつだね。少し前はコロナ禍で行けなかったけど、最近は海外旅行に行く人も増えてきたし、海外の聖地巡礼もしたいね」

ヤマ「したいです!夏休みも目前ですし、行きたい国を考えてみます!」

タンタン「そうしよう!この夏は弾けるぞ~!」

今回はスカパー!note編集部が夏に行きたい国について語ってみました。



1か国目:ヨルダン(映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」)

インディの父親で"聖杯"の権威であるヘンリー・ジョーンズ博士が行方不明となった。
考古学者のインディは、父親を捜す過程で、ナチスが"聖杯"を探していることを知る。この"聖杯"は、イエス・キリストの血を受けて不死の力を得ることができ、3つの試練を乗り越えることで手に入れることができると言われていた。
ナチスより先に"聖杯"にたどり着こうと奔走するインディと父親の織り成す壮大な物語がはじまる…!

ハリソン・フォード演じる考古学者のインディアナ・ジョーンズの冒険を描いた、アドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズの第3作。
考古学に関する豊富な知識をもつインディが、機転やアクションによって危険な冒険を乗り越えていくストーリー展開はもちろん、人間味とユーモアのある一面が描かれていることも「インディ・ジョーンズ」シリーズの魅力ではないでしょうか。

そして世界中の美しい場所で撮影が行われているということもあって、ロケ地も必見!
「最後の聖戦」ではヨルダン南部に位置するペトラ遺跡が登場します。"聖杯"を探し求める場所として描かれるペトラは美しいピンク色の岩の都市で、1985年にはユネスコ世界遺産にも登録されています。

ヤマ「私アドベンチャー映画が大好きなんですよね。そのなかでも『インディ・ジョーンズ』は世界中の遺跡、都市を楽しむことができて良いですね。お馴染みのテーマ曲も聞くだけで冒険心が駆り立てられるというか、あの曲を聞いた後は旅立ちたくなって旅行サイト眺めちゃいます。もうパブロフの犬みたいな」

タンタン「テーマ曲、最高だよね。今までドライブでガタガタの道を走る時にあの曲を流して『インディ・ジョーンズ』気分(どちらかというとアトラクション気分?)を味わっていたけど、やっぱり遺跡とともに作品を感じて感動したい!」

2か国目:香港(映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」)

“欲望”や“金”をテーマに、長澤まさみ演じるダー子、東出昌大演じるボクちゃん、そして小日向文世演じるリチャード、3人の信用詐欺師(=コンフィデンスマン)達が、観光業界、不動産業界、医療業界、スポーツ界など、様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメント作品。

そんな映画の舞台は、日本を飛び出し、なんと香港!
舞台もゲストもスケールアップ!いま、日本映画史上最高峰の<コンゲーム>の幕が上がる!!

「リーガルハイ」など数々のヒット作を手掛けた脚本家・古沢良太さんによるオリジナルテレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の映画版で、これまで「ロマンス編」「プリンセス編」そして「英雄編」と3度映画公開されてきた人気作。

「プリンセス編」の舞台はマレーシアのランカウイ島、「英雄編」はマルタ共和国のマルタ島(コロナ禍のため日本国内で撮影)が舞台となるなど、海外を舞台にした”コンゲーム”を繰り広げてきた「コンフィデンスマンJP」劇場版ですが、個人的に一番好きな「ロマンス編」の舞台である香港編をセレクトしました!

タンタン「映画の最初から最後まで、香港の住宅街、繁華街、夜景…が堪能できる一作!特に『モンスターマンション』は香港ならではの景色で圧倒された!香港に渡ってすぐの、香港街中観光&グルメ堪能シーンも旅の参考(?)になるかもしれないなと。ちなみに、この映画の主題歌として書かれたのがOfficial髭男dismの『Pretender』。こちらはMVの舞台が台湾とのことで、どっちも行って聖地巡礼してみたい!」

ヤマ「良いですね!私もこの映画好きです。多彩な感じが好みだから、ダー子が三浦春馬さん演じる詐欺師のジェシーと歩いていた春秧街マーケットに行きたいな。『Pretender』のMVが台湾なのは初めて知りました…どちらもエキゾチックでうっとりしてしまいますね」

ロマンス編ではないですが…英雄編の放送予定はこちら!

3か国目:イギリス(漫画・アニメ「黒執事」)

19世紀英国――
名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスは
13歳の主人シエル・ファントムハイヴとともに
“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていた。

ある日、シエルの元に女王から、
英国屈指の名門寄宿学校・ウェストン校に通う親族・デリックほか
複数人の生徒が音信不通になっているという手紙が届く。
かくしてセバスチャンとシエルは、事件を調査するためにウェストン校に潜入する。
事件の真相とは…?

2006年10月から『Gファンタジー』で連載中の『黒執事』。
若き伯爵・シエルとその執事・セバスチャンが裏社会で暗躍する様子が描かれた本作は、緻密なストーリー構成が魅力のひとつ。

・切り裂きジャック編
・逆さ吊り事件と出会い編
・ノアの方舟サーカス団編
・ファントムハイヴ伯爵邸連続殺人事件編
・豪華客船編
・寄宿学校編

物語は大きなエピソードに分かれていますが、そのひとつひとつで19世紀末イギリスの時代背景や文化を丁寧に描かれています。また、それぞれのエピソードでは、シエルが過去に巻き込まれた事件の謎を解き明かすための伏線が散りばめられていて、考察することでさらに奥深く楽しめる物語となっています。

ヤマ「イギリスの作家さんが手掛けた『ハリー・ポッター』『シャーロック・ホームズ』はもちろん、『憂国のモリアーティー』『魔法使いの嫁』などなど、国内で作られた作品でもイギリスが舞台のものはたくさんありますよね。今年10年ぶりにアニメシリーズが放送されていたので、『黒執事』を紹介してみました。
特にこの春放送されていた『寄宿学校編』は英国の名門寄宿学校が舞台となったエピソードだったので、同じく英国の名門として名高いイートン・カレッジに行ってみたいです」

タンタン「イギリスの時代背景、文化がリアルに描かれているとは知らなかった!世界史苦手だったから、高校時代にそれを知っていたら『黒執事』にお世話になっていたかも。イギリスは確かに舞台になった作品がたくさんあるね。聖地巡礼旅にうってつけ!」

4か国目:チェコ(映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編・後編」)

二ノ宮知子の同名人気コミックを上野樹里、玉木宏主演でテレビドラマ化し、大ヒットとともにクラシック・ブームも巻き起こした「のだめカンタービレ」の劇場版2部作。
ピアノに非凡な才能をみせるエキセントリックな野田恵(通称のだめ)と、指揮者を目指すエリート音大生・千秋真一。
挫折を繰り返しながらも音楽的に成長していくのだめの姿と、のだめと千秋の恋愛のゆくえを描く。

2006年に放送されたテレビドラマ「のだめカンタービレ」の続編として、前後2部作で制作された映画。
国内だけでなく、フランス、チェコ、スロバキア、オーストリアといった海外各国で撮影されています。

音楽を通じて出会い、音楽で心通わせるーードラマ版に引き続き、クラシック音楽そのものを堪能でき、かつ、そこに宿る演者の心情や魂に心揺さぶられる、言わずもがなの名作!

クラシック音楽の本場とも言えるヨーロッパを舞台にした映画は、さらにのだめの世界観にどっぷりとハマることができます。

タンタン「14〜15年前に映画館で観て以来なのに、いまだに各シーン各シーンでの街中の情景を覚えている、映画”のだめ”を選びました。いろいろな国で撮影がされているのだけど、のだめがショパンの『ピアノ協奏曲第1番』を、竹中直人さん演じるシュトレーゼマンの公演で演奏した場所であるスメタナホールは、ロケ地でなくともプラハの文化財として有名スポット。街並みも綺麗だから、のだめサントラを聴きながら散歩したい!」

ヤマ「音楽好きのタンタンさんならではのチョイスですね。たしかにチェコは音楽の国というイメージがあります。作中のキャラクターが実際に音を奏でた場所でサントラを聴く聖地巡礼ってすごく優雅ですてき!マラカスしかできないですが私もお供したいです…!」


ヤマ「行きたい国を考えていたら本当に行きたくなってしまいました」

タンタン「分かる、私すでに航空券検索してる!ヨーロッパ行ってみたかったんだよね…って、え?たっか…」

ヤマ「円安…」

タンタン「うう…あ、でも現地で外食控えたら少しでも抑えられるかも!?インスタントラーメンがたくさん入るスーツケース探してくる!」

ヤマ「世知辛いなあ」

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