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「ファーストキス」でも話題!今こそ見たいタイムトラベルラブストーリー「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

皆さん、こんにちは。
名画座スクープス伊藤でございます。

2025年も気付くと2月終わりそうになっていますね。
「時、経つの早すぎ~!」と心で叫んでおります。

また、2025年は都市伝説界隈ですと、ノストラダムスの大予言に匹敵するような大きな災害予言もあるとかないとか…。
日ごろから防災意識はもった方が良いですから、あくまでエンターテインメントとして、確認してみるのも良いかと思います。

スカパー!YouTubeでは、そんな今年の予言に関する都市伝説を扱う番組がございますのでチェックしてみてください!

とまぁ、ちょっと暗くなる話題でございますね。
伊藤は、7月MCU新作映画の「ファンタスティック4」が見られなくなるのか!?と不安になりました。そこで、元気を出したくて同じ部署にいる映画好きの仲間に、おススメの映画をきいてみました!

…あ、そうそう。うちの部署には伊藤よりも映画好きな強者(つわもの)がたくさんおります。
少年ジャンプの世界観で表現するとしたら、「もし伊藤を倒しても、私の後ろには暗黒映画天使が4名いるのだ…フッフフフ…グフッ!!」みたいな感じですね(笑)
その暗黒映画天使の1人にいくつかおススメされたので、今回はそれを初めて観てみました。


今回ご紹介するのは、
2013年公開/主演:レイチェル・マクアダムス、ドーナル・グリーソン

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜です。

内容は恋愛映画に、最近流行りのタイムトラベルなど SF要素が組み込まれた作品です。

主人公の男性ティムが、21才になると父親から「我々の一族の男にはタイムトラベルの能力がある」と告げられます。ただ未来へは行けず、過去にしか行けないという制限がある能力でした。
ティムは、その能力を恋愛のために使う事になり、その結果どういう未来になっていくのか?というお話です。

能力の説明など無駄に時間を使わずにテンポよく進みます。
普通過去に戻れるならお金儲けに使う事を考えたりするもので、ティムもそれを考えますが、父親の「金儲けにはしると不幸になるからダメ」という一言で、ティムも納得。おいおい!ご都合主義か!と突っ込む方もいるかもですが、この映画の本質は、理想の人生とは何か?という問いにあるので、小難しくなる説明や要素はセリフ1つでサクサク終わらせます。

タイムパラドックスとかを真剣に考えないで、映画のルールをそのままに「物語」を楽しんでください。

伊藤は「物語」の結末に、非常に満足しました!

ネタバレになるので、勿論結末は言いませんが、もし自分に過去に戻れる能力があったとして、自分に、身内に、なにか不幸が起こったとしたらと、自分事に置き換えて観ていましたが…なるほど、そうやってまとめるのか!と、清々しい感情で結末を迎えました。

奇しくも、都市伝説での予言にびくびくしていた自分には、なんとも最高の処方箋となった作品でした。

全く、うちの部署の暗黒映画天使の1人は、とんでもない能力の持ち主でした…。

生き方、時間を見つめなおすきっかけになるのではないでしょうか。きっと、清々しい気持ちになれるはずですので、是非、一人ではもちろん、ご家族と一緒に堪能ください!


ただこちらのタイトル、伊藤的にすべてが100点というわけではありません。内容自体コンパクトにまとめてテンポもよいのですが、それでも2時間あります。アクション映画の様に、映像に派手さがないのでちょっと長いなと感じました。

…と思う伊藤を救済するように、この監督、サービスタイムも満載です。

01:07:50、丁度全体の半分くらいに差し掛かったタイミングで、

主演の“かわいい”を画面からダダもれさせる、メアリー役:レイチェル・マクアダムスが、何故か急にティムに提案をします。ある事で、なかなか決め事・提案をしないティムに、「1つ決めたら、服を一枚脱ぐわよ」と。
ノリノリでテンションを上げて提案にのるティム。脱ぎだすメアリー。

…しかし、これ いつもメアリーとラブラブしている時間が大いにあるティムにしたら、劇中では日常の事だと思うのですよ。そんなにテンションあげるかい?と不思議になったのですが、
途中で“そうか!!これは我々男子に対する救済か!!”と気づきました。

なぜなら、伊藤自体ちょっと眠気を感じていたところに、ファイト一発オロナミンCだったからです。
ロマンティックな感情をお持ちの方は、本編ずっと眠気なくみられるでしょう。しかし、伊藤の様にちょっと頭の弱い男子は(少し退屈だな…)と思ったところでのオロナミンCでした。

結果、どんな方が見てもしっかり眠くならずに最後まで視聴できると思います!
…まぁ、このシーン以外にも、ちょこちょこ少し、ほんとにライトなHなシーンがございます。

…あ!!やっぱりそういう意味では、ご家族みんなでの視聴は推奨できないかもです。家族の中で、おじいちゃんがドラゴンボールの亀仙人みたいな人なら二人で観るのもアリですが、基本お子様、親御さんとはどうかと思いますのでご注意ください!

もう一つ注目ポイントとして、「良いセリフ回し」があります。
このタイトル、テーマが家族愛でもあるので、ティムの家族が母・父がよく登場します。その中で、クスっと笑えたり、心に響くセリフが多くありました。

伊藤的に良かったのは、卓球がめっぽう下手な父親が、ラケットを華麗に素振りしながら「球がなければうまいんだ!」と言うセリフと、
メアリーがティムの母親と初めて会うシーンにて、母親がメアリーに「美人過ぎるのもよくないわ。笑いのセンスと内面を磨かなくなる」です。

両方ともいいな~と思ったセリフです。他にもいろいろとよいセリフがあるので是非、自身に響くセリフを見つけてみてください。

伊藤は、母親のセリフを引用して妻に「君は笑いのセンスがいいよ!きっとその外見のおかげだね」と言いましたところ、妻の知りうる汚い言葉を総動員して怒られました。良きセリフも、TPOを考えて使いましょう!

ティムの出した人生への結論、この不安定な時代だからこそまた刺さる内容かと思います。

気持ちのよい清々しい気持ちになれる一本でした!


アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜】はSPOOXで配信中です!
是非、ご覧ください!

本日もご来場いただきありがとうございました!

これまでの名画座スプークスはこちらにまとめています。

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幅広いジャンルの動画見放題や、コアファン向けの月単位の月額商品、単品商品などを提供している動画配信サービス、SPOOX

そんなSPOOXで配信されているコンテンツを、SPOOX担当社員であり大の映画オタクでもある社員・伊藤が、「名画座 スプークス」の従業員になりきって、熱量高め・クセ強めに語ります。

※あくまで独り言なので、独断と偏見は悪しからず。

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