【小学6年生・図工】音の鳴るデジタル作品をつくろう! ▶︎発表編 - ICT端末を使った授業事例 - (2022.06)
東京都小金井市立南小学校で、Springin' Classroomを使った図工の授業が小学校6年生を対象に行われました。今回は先日のつくる編の続きということで、発表編の様子をお送りいたします!
▼つくる編はこちらから
作品公開時の注意点などをトレンドマイクロ株式会社で「親子ワークショップ」を企画・運営しているチームの方にお話いただきました。
前回講師を担当したメディアアーティストの成瀬つばささんも、オンラインにて授業に参加しました。
■ 授業の概要
学年:6年生
科目:図工
時間:2コマ分(45分×2)
端末:Chromebook
クラスの人数:各30名程度
■ 授業の流れの紹介
Springin' Classroomで作品を完成させよう:15分
自分の作品を公開しよう:20分
(トレンドマイクロの方より、作品アップの注意点等説明があった後、ボックスに作品をアップ)みんなの作品を楽しもう:35分
まとめ、振り返り:10分
質問タイム:10分
中身を詳しく見てみましょう!
1:Springin' Classroomで作品を完成させよう
前回の授業でつくった作品の仕上げをしてもらいました。
2:自分の作品を公開しよう
Springin' Classroomのボックスへ作品を公開(アップロード)して、みんなの作品を楽しむ準備をしました。
その前に、、
もし、「Springin' Classroomじゃなかったらどうだろう?」ということに注目し、今回の授業にご協力いただいたトレンドマイクロの方から、情報リテラシーや作品アップの注意点について説明していただきました。
・【考えてみよう】デジタルセカイで作品を公開する時に大切なことって何だろう?
(Springin' やSNSで作品を世界中に公開したら?)
子どもたちから出たキーワード
個人情報
他人がイヤな思いをしない
著作権
言葉づかい
やって楽しい
・Springin' のワーク品質保証書を使ってチェック
ー 少しプロの世界のお話、、、
作品を公開する前は知らないことがあったり、うっかりミスをしてしまう事もあるので、公開前にはチェックをしています。
例えば💡
誤字・脱字はないか
外国語のスペルに誤りはないか
他の人に嫌がらせをしていないか
許可されたものを使用しているか(著作権など)
、、、など
・【やってみよう】作品をチェックしてみよう!
通常版「Springin'」では、ワークをマーケットへアップロードする前に自分の作品をチェックするステップがあります。
この画面を利用して、ボックスへ作品をアップロードする前にみんなでチェックしました。
ー 活動後のエピソード…… 👀
作品公開後に児童の一人が先生に「ゲームキャラを使ってしまったから、この作品は消してほしい」といったコミュニケーションが生まれました!
チェックリストを使い自分自身で気付けたことで、教わるのではなく体験を通した学びにつながったのではないかと思います。 学校、クラスといった子どもたちの生活範囲で、安全にトライ&エラーできるのも、Springin' Classroomの利点と感じました。
3:みんなの作品を楽しもう(交流形式の発表)
Springin' Classroomを使用した授業では、発表の時間を必ず設けています!
今回は、交流形式で発表の時間を設け、ボックスにアップロードした作品をダウンロードし、子どもたち同士で作品をプレイし合い、気づいたところをまとめの時間で発表してもらいました。
4:まとめ、振り返り
つくる編同様に、最後の10分ほどで、今日の授業で気づいたことを数名の児童に発表してもらいました。その後、今日の感想をChromebookに記入。
(※小金井市立南小学校の場合)
ー 児童の感想
ー 講師の感想
■ 今後の展開
小金井市南小学校では、夏休みの宿題として、「音と色・形に特化したメディア作品をつくろう!」を実施予定です!
Springin' Classroomのボックス内の提出用ボックスに子どもたちから作品を集め、各部門ごとにグランプリを決めるコンテストを開催します。
次回は夏休みの宿題編をご紹介させていただきます。お楽しみにお待ちください。
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