月の商人を読んで考えた「女性として生きること」
別の投稿でも記載した「月と商人」
商売の観点ではなく女性であること切り口からも大事なことが盛りだくさん書かれていた。
私はこの本を読んで、肩の荷が下りた気がした。
これまで生まれ変わるなら絶対にオトコだと明言していたが、
自身が女性であることが素晴らしく思えてきた。
そう思わせてくれた本作の刺さった言葉と、
それに対する自身の意見を書いていく。
商品に自身がないからといって、それを売ることは詐欺ではない。
売れているのか売れていないのかで判断すれば良い。
価値のある/なしは商人が決めるものではない。
買ったものの判断である。そこに罪悪感を抱く必要はない。
たしかに、○○したら○○しよう~という妄想に浸ることがよくある。
ただ、先にそっちをやった方が近道では?というのは新しい発想である。
物事の順番に囚われすぎずに、先にやってもいいのでは?という視点は非常に大事だ。
お金ができたら○○を買おう/やろうではなく、○○を買う/やると時間が生まれてさらにお金を生むことができるかもしれないという発想を持ち続けたい。
女であることを武器にするのってなんとなく気が引けるって心の底で思っている自分がいた。
でも、あざとい女子友達を見てると、「いいな、そんなことできないよ」なんて思ったり…
「女性でいることはすでにもう強みなんだ」と思うと、堂々と女を磨くこと(外見・内面)に専念できるというか、ポジティブでいられる。
女であることをポジティブに出していいんだ!と認識をチェンジしただけでとっても心が楽だ。
気にせず女を磨き、大放出していこう。
また、2023年は子宮の病が発見された年であった。
これまで以上に身体を大事にしていくことを一番に考えて過ごしていく。
商売をしていなくても誘われることは女性であればあることだろう。
それが無いように魅力を隠すのではなく、嫌な時には関係性を深めないように気を付ければいい。
もつれるほどまでに関係性を深めることは怖いことだ。
女性であれば力の差で殺されかねない。
幸いなことに危険な目には合っていないが、運的な要素で回避するには危なすぎるので、無しなものは無しと意思表示を明確にすることを意識しておかねばならないと再認識。
もし関係を持つなら、しっかり考えたうえで、自責で持てるようにしよう。
この言葉はとても刺さった。
小さいころからリーダー気質で、幼少中大全て共学であまり男女差を意識せずに社会人になった。
今まで付き合った彼氏に対しても「なんだか負けたくなかった。年収も同等が良いのにと悔やんだし、ゴルフのスコアも負けると気分を害した。オセロや卓球でさえ負けたくなかった」
かなりの負けず嫌いである。
確かに経営者をしている友人数名も「経営をしている女性は気が強すぎて付き合うのは無理だ」と言っていたのを思い出す。
男性は戦うべき相手ではなかったのだ。
助けてもらう存在だったなんて…
男性だからと意識せずにライバル視してきた人生、もったいないことをした。
気が強いわけではないが、今後はもう競う相手ではないと認識を改める。
確かに私はすでにこの原理は知っており、彼氏には「今はアドバイスが欲しいのではなく共感が欲しいのでただ話を聞いてください」と伝えていた。
先手を打っていたのだ。
ただ、本著でわかったことはそれを求めるのも難しいということ。
苦手なことをお願いし、女側が求めた共感の形が出てこないと絶望するのは無駄なことだと思い知った。
共感してもらうのは女友達に限る。
今のところ商売をするつもりはないが、自身がなにか商売をする際にはスタンスは明確にしなければと思うところがあった。
男性は楽しみの商売をしている女性には魅力を感じる傾向がある気がする。余裕をもって新しいことにチャレンジしている姿は美しくみえるのだろうか。
以上。
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