寄付文化は、醸成する。
こんにちは。
ライターのBASYOU.です。
今日は「寄付」をテーマに、文章を書いていこうと思います。もし良ければ、最後までご覧いただけたらと思います。
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「寄付」をテーマに、
文章を書こうと思ったきっかけ。
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まずは、どうして僕が寄付について書こうと思ったのかについて、書きたいと思います。
時は遡って、1週間前、僕はあることを考えていました。
それは、起業です。
起業といっても、稼ぎたいわけではなく、助けたい世代、人、課題があって、最近よく聞くようになったソーシャルビジネスを立ち上げたいと思っていました。
※ここで僕が解決したい課題を話すと長くなりそうなので、今日は説明を省きたいと思います。
しかし、
ソーシャルビジネスを起こしたいと思っても、どうやってその課題を解決するために、お金を払ってくれるのか、ここがとても難しい点だと思いました。
解決したい課題があっても、その課題は社会から取り残されていた課題であり、放置されているということは、稼ぎにくい分野だということです。
もしその分野に取り組んだとしたら、僕は食べていけるのか。
そう思うと、少し行動にストップがかかる自分が嫌いでした。
しかし、簡単に諦めるわけには行きません。
僕が解決したい課題を取り組んでいくためには、人が支援したくなるような仕組みが必要だ。
そう思い、「寄付」について調べ始め、この記事を書こうと考えました。
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寄付をしようにも、
僕は寄付をしたことがなかった。
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寄付について調べていく中で、僕は一つのことを思い出しました。
「あれ、僕、寄付したことない」
そうです。そうなんです。自分で寄付をしてもらいたいとか言いながら、寄付をしたことがない人間だったんです。ここは確実に盲点でした。
環境のせいにするわけではありませんが、僕が生まれ育った街では、貯金をする人が多く、比較的お金を節約することで知られている街です。
そのせい?おかげ?かもしれませんが、僕も貯金をすることが多く、他人のために寄付をするという選択肢を持ったことがありませんでした。
しかし、今はそんな時代ではありません。
クラウドファンディングという画期的なサービスが生まれ、様々な社会課題に取り組む人も増え、寄付をするという行為が身近に感じるようになりました。
そんな社会に生きているのに、心から社会課題を解決したいと思っているのに、寄付をしたことがない。
こんな自分を恥じるとともに、これは、自分の中で「寄付」という言葉を腹落ちさせないと、前に進めないぞ、と強く思うのでした。
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寄付は選べる税金である。
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僕が寄付について調べた結果、一つの結論に至りました。
「寄付とは選べる税金である」
詳しく説明していこうと思います。読んで疲れた人も、ここだけはお家に持って帰ってみてください。
寄付(主にクラウドファンディング)について調べていく中で、多くの魅力的なプロジェクトに出会いました。
教員の働き方を変えたいと思っている人、若者の経済支援を訴えかけている人、ものが売れない業界を盛り上げたいと思っている人、様々なプロジェクトと出会う中で、プロジェクトを起こした人の気持ちになってみました。
クラウドファンディングのプロジェクトを起こしている人の多くは、何かを解決したいと思っている人です。その人たちが解決したい課題に向けて社会から寄付を募る。この形態って何かに似てるな、と思ったわけです。
そうです。公務員です。
公務員の人って社会からいただいた税金で、仕事をしています。その多くは国を支える仕事が多く、公務員の人がいないと、国も成り立たないようになっています。
しかし、公務員ってビジネスとは少し遠いイメージですよね。
その点も、公務員とクラファンプロジェクトが似てるなと思ったわけです。
では、寄付にはどんなメリットがあるのか。
それが、
寄付=選べる税金、です。
先ほど、公務員の方は税金で働くことができていると述べました。しかし、僕たちは税金の使い道を選べるわけではありません。「僕の税金は消防士に全部寄付してください!」といっても、そんな意見が通るわけではありません。
ですが、クラウドファンディングならどうでしょう。自分が選びたいと思ったことに寄付をすることができます。
とても素晴らしいことだと思いませんか?
僕はとても素晴らしいことだと思いました。
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#寄付してみた
その感想は?
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自分の中で腹落ちできたというわけで、僕は早速、プロジェクトを応援してみることにしました。今回支援したプロジェクトはこちら。(僕が教育関係ということもあって趣味の偏りにはお気をつけください)
①先生を目指す学生に、性教育を届ける素敵なプロジェクト
②日本の教育を変えていくような、熱いプロジェクト。
③教育現場を見える化する。政策提言まで行う期待度大のプロジェクト。
このほかにも素敵なプロジェクトをたくさん見つけ、クラウドファンディングではない仕組みでも頑張っている団体、会社さんは多くあります。
高校生に繋がりを届ける。認定NPO法人D×P
若者に選択肢を。一般社団法人ハッシャダイソーシャル
さまざまな団体、プロジェクトに寄付をしてみての感想は、正直「気持ちがいい」その一言です。
今まで、物などのお金を払っている感覚とは違って、心から頑張れ!!って気持ちになれます。そんな気持ちにさせてくれて、こちらが感謝を述べたいほどです。
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最後に。
寄付文化は、醸成する。
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最後に、これからの寄付文化について考えていきたいと思います。
これからの寄付文化について間違いなく言えることは、寄付文化はこれからどんどん成長するということです。
その根拠となるのは、
多くの哲学者、ビジネスマン、学者がそう予測しているからです。
ZOZOTOWNを立ち上げた前澤友作さんは、新たな事業を開始しました。
その名は、kifutown
寄付を民営化した画期的なサービスです。
他にも、さまざまな本で、恩送り経済(寄付など)の大切さを書いている本は多くあります。
これらの時代を牽引している人たちが、「こっちの社会の方がいいよね」と同じ方向を見だしている。
その方向に、寄付文化が存在していると、
僕は思います。
あとがき。
僕はいつか、
解決したい課題に向けて、動くと思います。
その時はもしかしたら寄付を募るのかもしれません。
しかし、今回のおかげで、さまざまな魅力的なプロジェクトに出会いました。そして、素敵な思いの人たちに出会いました。
この社会は、
課題の数は多いですが、その分、素敵な人も多い。
この社会は面白い。
そう心から思える、素敵な調べ物になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛を込めて。