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あの人が願っていたこと 61

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 人生を 生き方を 
選択し直したいと 思っていた

背負いきれない 両親からの期待
その全てに 応えるために
我慢を 繰り返してきた

そうして 我慢をすることが
生きることだ と すり替わってきた

今 我慢すれば あとが楽だから

何気ない 一言が
思考 と 行動 を 縛る

楽 と言う 曖昧な言葉は
あの人の 想像 を 妄想 に変えた

願うたびに 我慢をした
膨れ上がった妄想が 叶うことを夢見て
そして 裏切られ続けてきた

もう やめよう
我慢という 名のついた
可哀想な 人生を

無意識のうちに 
選んでしまう我慢を 手放し

自らが 満ち足りる
選択肢を 掴み取るために

それは 歓喜に
湧き上がるような ものではない

それは 心臓が昂り
両手を 高く掲げる ものではない

それは 破顔し
笑い声が 響くような ものではない

心が 落ち着き 鎮まり
それでいて 広がっていくような 感覚

その感覚に 身を委ねた時にこそ 
きっと やっと わかる

どんな時も 人は
前を向いて 歩けることを

この絵は 願いの絵
縛られた鎖を解き 闇夜に灯る月光の絵

御使

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ひらいで#あの人が願っていたこと
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