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あの人が願っていたこと 63

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 人の役に立ちたい と
そう 思った

そして それは 
かつての あの人を救うことでもあった

あの人は 全てを引き受けてきた
何かあっても いいよ と言い
自分が悪いと 我慢してきた

きっかけに なったのは
母との 出来事

荷造りを 手伝った時
役に立ちたい あの人は
場所を 聞いた

しかし やり取りは うまくいかず
楽にしてあげたい という想いとは 裏腹に
すごい剣幕で 怒られる結果になった

どうして と 質問は できなかった
その代わりに 自分が悪いと  
言い訳をすることを 覚えた

苦しかった 息が詰まるようだった
だから 誰かの役に立ちたいと 願った

役に立つというのは 
背負っている荷物を 持ってあげること

役に立つというのは 
そこにいることが 楽になること

役に立つというのは 
自分が 自分であっていいと思うこと

私は 誰かにとって
そういう存在で ありたいのだ

この絵は 願いの絵
自らの想いを 混ぜ合わせ 
他者に彩りを添える 螺旋の絵

光芒

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ひらいで#あの人が願っていたこと
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