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あの人が願っていたこと 53

願いには 固有の形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 自らの仕事に
誇りを 感じていた

生命を ご本人から預かる
看護という 仕事を

看護 と言っても 
あの人の職場は 集中治療室

生命維持 限界の人たちが 
運ばれてくる 最後の砦

あの人の 身体が 

あの人の 技術が

あの人の 信念が

一人では 維持できない生命を
回復するまで 支える

一日一日に 細心の注意を払い
預かった 生命を
本人へと お返しできたその時に思う

ああ なんて 尊い仕事なのだろう

しかし 目の前の仲間達は
その素晴らしさを 享受する前に
神経を すり減らしてしまっている

このままでは いけない

この仕事の 尊さを
受け取ることができる 環境へと
私が 変えていくのだ

私の役割は これだ
これこそが 私に与えられた役割なのだ と

この絵は 願いの絵
自らの全てを賭して 生命に仕える使者の絵

人体

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ひらいで#あの人が願っていたこと
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