運動神経がいいとはどういうこと?
こんにちは!
甘いもの大好きアスレティックトレーナーのゆきです🙌
今日も「身体について少しだけ為になる」情報を
中学生、高校生に向けて、お送りしていきます!
今回のテーマは【運動神経】です!
今までに「運動神経がいいね!」という言葉を使ったことはないでしょうか?
運動が上手な人に対してよく使う言葉ですよね。
では、この「運動神経がいい」とは
どういうことでしょう?
「運動神経」とは、実際に身体にある神経の名前です。
身体にある神経は大きく2つに分かれます。
・脳と脊髄からなる中枢神経(ちゅうすうしんけい)
・それ以外の末梢神経(まっしょうしんけい)
また、神経には役割により名前がついています。
例えば、感覚神経と呼ばれる神経は・痛い・熱い・冷たいなど、感覚の情報を皮膚から中枢神経に伝えます。
この感覚神経からの情報をもとに、脳や脊髄から出る命令を筋肉へ伝えるパイプ役が運動神経です。
運動神経はスポーツ以外でも使われている!
実は日常の全ての動作で運動神経は使われています。
例えば、シャワーの温度が熱かったとき、温度を調節するときがありますよね?
このとき、熱いという情報は、感覚神経を通り脳へ伝わります。
そして脳で温度を下げる判断をして、腕や手を動かします。
このように、普段の動きでも運動神経は脳からの命令を筋肉へ伝えます。
と、いうことは…?
【運動神経はだれにでもある】ということです!
運動神経自体には、いいも悪いもなく「脳や脊髄からの指令を伝える」という役割しかありません。
毎日歩いているのも、脳からの命令が運動神経を伝って筋肉へ届いているからです。
では、ここでもう一度考えてみましょう!
「運動神経がいい」とはどういうことでしょう?
私はよく使われる表現は適切ではないと思うんです。
なぜなら、誰にでも運動神経はあり、あくまでパイプ役、情報を伝えることしかしないわけですから。
なので私は運動神経がいいとは、〔目や耳から入る情報を脳で適切に判断して、筋肉をすばやく適切に動かすことができる〕ということではないかと考えます。
そして、そのすばやい判断や反応、筋肉を適切に動かすことは神経系の発達や筋肉の発達が関係しています!
神経系の発達はおよそ12歳までにほぼ100%まで達するといわれており、
様々な体験をすることで刺激が入り、発達していきます。
そのため、成長期のうちに様々なスポーツや体験を通して神経を発達させることが、「運動神経がいい」身体につながります!
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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