下剋上球児 8話感想
毎週日曜21時から放送されている下剋上球児!
前回7話では一気に1年が経過したわけですが、
8話はなんと、
準々決勝含む3日間のみが描かれました!
なんていうギャップ。
そんな8話について感想を書いていきます。
1.あらすじ
越山高校は準々決勝に挑みます。
弱小校の快進撃ともあり、
学校関係者や地域住民の方など浮ついた様子の中、
当の部員たちもずいぶん浮ついています。
油断だらけではありながらもなんとか勝利し、
準決勝へ進出しました。
そして、準決勝の対戦相手は
賀門監督率いる星葉高校です。
準決勝までの2日間、いつも通り越山高校野球部は練習に励みます。
バッティング練習の際に山住先生に打球が直撃するというアクシデントが発生します。
大事ないかと思われましたが、
準決勝当日、山住先生は痛みに倒れてしまいます。
越山ナインに動揺が広がるなか、
果たして…!?
というところまでが8話あらすじとなります。
下剋上球児では対戦相手として当初から登場していたのは星葉高校のみです。
南雲の高校時代の恩師が賀門監督であり、
その縁で
練習試合をしてもらったり、
ボールをもらったり、
バッティングマシーンをもらったり
とお世話にいます。
また、越山高校のエース犬塚翔くんは
星葉高校に行きたかったものも学力が足りず、落ちてしまいました。
さらに翔くんの中学時代のチームメイトであり、
翔くんの控えピッチャーだった子が
現在の星葉高校エースです。
こういう経緯から決勝が星葉高校かなと思っていましたが、
大一番は準決勝で描くようですね!
これはサッカー漫画DAYSと同じ手法ですね。
決勝はさらーっとハイライトで勝利したところのみ描くのでしょうか!?
要注目ですね!
2.南雲脩司について
8話では特に目立ったシーンはなかったかなと思っています…
主人公なのに!!笑
強いて挙げれば
準決勝・星葉高校戦の先発ピッチャーとして
絶対的エース犬塚翔くんではなく、
根室くんを起用することを決めたこと。
主将・椿谷くんを先発から外したこと。
不動の4番楡くんを3番にしたこと。
メンバーおよび打順を少し入れ替えたことでしょうか。
この決断の詳細はおそらく9話で描かれるかと思いますので、
やはり8話の南雲には特に感想なしです!笑
3.根室くんについて
上述したように準決勝・星葉高校戦は根室くんが先発ピッチャーに抜擢されました。
ここまで夏の予選は未登板であり、
相手もデータがないことから
奇襲攻撃を仕掛けたわけです!
練習試合では投げているようですし、
他県の強豪校相手にも好投しているようです。
しかし、越山高校なんて
どの学校もノーマークでしょうし、
今大会で投げていない根室くんのデータは皆無かと思われます。
さらに根室くんが1年生の時に星葉高校とは練習試合をしており、
根室くんは登板しています。
この登板時、根室くんはサイドスローの技巧派でした。
現在の根室くんはオーバースローになり、球速も速くなっているので、
根室くん先発抜擢はいい奇襲作戦だと思いました!
一方で、
チームメイトからはあまり認められていないようです…
部員たちは犬塚翔くんが投げる方がいいという意見が多数派っぽく、
どこか不安げ…
根室くん自身も不安げではあるので、
余計かもしれませんが。
どのような投球を見せるのか注目ですね!
4.犬塚翔くんについて
入学以来、公式戦では毎試合先発を託されていた翔くんですが、
準決勝・星葉高校戦では先発を外れてしまいました。
あらすじに記載した通り、
星葉高校は当初入りたかった学校でもあり、
中学時代のチームメイトもいることから
越山野球部の中でも人一倍思い入れが強い訳です。
そんな試合で先発できないというのは
なんとも不憫ではあります。
この翔くん先発落ちの根室くん抜擢は
上述した通り、いい奇襲攻撃かと思っています。
ただ、他の野球ドラマと差別化を図る上では
球数問題に言及するのもありだったのではないでしょうか。
高校野球の球数問題は今のトレンドです。
現在千葉ロッテマリーンズで活躍する佐々木朗希投手は高校時代、
将来性を加味して、決勝は登板させてもらえませんでした。
これは野球界で大きな波紋となったわけです。
翔くんはプロ注目の投手ではないと思われますが、
佐々木朗希のオマージュがあったら
面白かったかなーなんて思ったりしました。
ただ、根室くんが完投するとは考えられません。
どのタイミングで翔くん投入となるのか?
おそらく6回、7回あたりのピンチの場面で満を持して登板かなと思っています。
ただ、自分のできることをやると発言した直後
とった行動は素振りでした。
まさかの打撃のみでの活躍なのか!?
下剋上球児は王道を外してきがちで、
多少気をてらうところがある印象なので、
翔くんの予想外の起用もあるかもしれません。
5.楡くんについて
7話とは打って変わって印象に残るシーンはありませんでした。
なので書くこともあまりないのですが、
推しなので書かせてもらいます笑
準々決勝では4番での先発でしたが、
監督のサイン無視のホームラン予告
からのホームゲッツーと
最悪な場面が描かれてしまった楡くん。
相変わらず公式戦で活躍しているところを描かれません。
4番なのに笑
そのせいか、準決勝では4番を外れ、
3番になりました。
降格というほどでもないですが、
本人は驚いていましたし、
4番へのこだわりがあるようでしたので、
ショックを受けていることでしょう。
8話では描かれていませんでしたが、
どういう意図で3番にしたのか、
気持ちの面でのフォローは
南雲あるいは山住先生からあったのか、
9話で描かれていると嬉しいです。
6.山住先生について
野球部部長として、
油断している部員たちに喝を入れているのが山住先生です。
そんな山住先生ですが、
準々決勝終了後、南雲に
「準決勝は先発メンバーを代えるので、
生徒たちのフォローを任せたい」
とお願いされます。
南雲と山住先生がタッグを組んだ時(1話、2話)は
仏の南雲、鬼の山住で
飴と鞭で野球部を強化しよう!
と言っていたわけですが、
準決勝を前に
鬼の南雲、仏の山住
に役割を変えたのです。
仏の山住として、翔くんと根室くんのフォローをしている姿は描かれていました。
楡くんへのフォローはあったのか!?
ここが気になって仕方ありません…笑
話は変わり、
準々決勝翌日、
いつも通り越山野球部は練習します。
打撃練習中に
飛んで行ったビニール袋を山住先生が拾う際に
グラウンドへ出てしまい、
日沖壮磨くんの打球を脇腹に受けてしまいます。
これは痛い…
山住先生は痛そうにしながらも問題ないからと
気にせず、そのまま練習を続けるように指示します。
問題なさそうでなによりと思っていました。
が、
そんな訳ありません!
準決勝当日に痛みで山住先生は病院に搬送されたのです!
これに動揺したのが壮磨くんです。
試合直前の動揺、
9話では壮磨くんになんらかの試練が与えられそうです。
バッティングの調子が狂う感じですかね!?
終盤チャンスの場面で山住先生からもらったお守りに手を当て、勇気をもらい、
逆転の一打を放つことでしょう!
7.犬塚樹生について
6話で目に病気を患っていることが発覚した樹生。
相変わらず手術は受けておらず、
娘夫婦からは受けろと言われている状態から変わっていません。
孫・翔くんにはバレないようにしていましたが、
バレてしまいました。
翔くんの喜んでいる顔が見たいからという理由で手術は受けないと翔くんにも宣言します。
翔くんが1番いい顔をしていたのが、
翔くんが2年生の時に、夏の予選一回戦で完投した時の顔だった
ということで、
樹生は南雲に準決勝と決勝は翔くんに完投させるようにと命令します。
こんな勝手なお願いは聞くことなく、
南雲は準決勝根室くんを先発させるわけです。
ガン無視ですね笑
ちなみに樹生は南雲の闇教師の件はまだ許されておらず、
勝ってるからて、調子に乗るなよ!
と本人に告げています。
南雲のことはまだ認めていないし、
信頼できないと言いつつも、
いつの間に監督と呼んでしまっています。
越山が勝つことで南雲を徐々に認めつつあるというわけですね。
南雲のことはみんな許しているわけですが、
1人ぐらいこういう批判する人がいる方がいいですよね。
いつまで経ってもネチネチ嫌味を言う人って現実にもいますし、
今となっては唯一視聴者の思いを代弁しているキャラとも言えるかもしれません。
なぜか病気が発覚してからの方が
登場回数が減っていて、印象が薄れているように思いますが、
どこかのタイミングで目立つシーンがあるんでしょうね。
なにせ小日向さんですもん!
どんな場面でどんな風に感情を揺さぶってくれるのか楽しみです。
8.終わりに
以上8話について、あらすじおよび各キャラに対する感想を記載しました。
8話は谷間回だったということもあり、
これまでと比べて非常に薄い!!笑
1〜7話までの感想文と比べて
とてもペラペラです笑
準決勝の相手が賀門監督率いる星葉高校に決まったこと
山住先生が壮磨くんの打球を受けて病院に搬送されたこと
越山野球部の先発メンバーに入れ替えがあったこと
以上3点が8話での出来事になります。
9話でいざ、星葉高校戦が満を持して描かれるわけですが、
この8話で起きたことを9話でどのように展開していくのかが注目ポイントです!