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岡田監督〜サンデースポーツまとめ〜
私はスポーツニュースを見るのが好きです。
時間がないとき、さくっと結果を確認できますし、短い時間ですが、ピックアップした選手や指導者のインタビューを見ることができるからです。
ラグビーワールドカップ観戦後、NHKのサンデースポーツを視聴しました。
この日は阪神タイガースの監督、岡田彰布さんのインタビューが放送されておりましたので、さくっとまとめてみたいと思います。
①投手起用について
インタビュアーは元阪神タイガースの藤川球児さんでした。
岡田監督と藤川さんと言えば、監督と選手という立場で2005年に優勝しています。
この時優勝に大きく貢献したのがJFKですが、
これの生みの親が岡田監督であり、その一角を担ったのが藤川さんです。
JFKとは、第一次岡田彰布監督時代の阪神タイガースにおける、ジェフ・ウィリアムス(J)、藤川球児(F)、久保田智之(K)の3人のリリーフ投手の組み合わせを指す用語である。
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今年は2005年と中継ぎ投手の起用法が違いました。
具体的には2005年は7回以降接戦のリードしている試合は必ずJFKの3人が投げていました。
今年はリードしている展開でも多くの投手が起用されています。
これは今年の方が使える投手が多かったからです。
2005年は審判に交代投手の名前を告げなくてもわかっていたようですが、
今年は聞き返される機会が多かったとのことでした。
誰が出てくるか予想できないほど、投手の駒が揃っていたということですね。
使える投手が多かったため、2005年よりも今年の方が投手起用を考えるのが楽しかったとおっしゃっていたのが印象的でした。
また、後半戦から桐敷投手がリリーフとして活躍しました。
桐敷投手のリリーフ起用はフレッシュオールスターを岡田監督が9回にリリーフとして投げた姿を見て、いけると思い、すぐに一軍登録したとのことです。
(フレッシュオールスターまでは先発で起用されていました)
フレッシュオールスターゲームは、日本プロ野球(NPB)のファーム(二軍)リーグ(イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ)のオールスターゲームである。
どこにチャンスが転がっているかわかりませんし、岡田監督は2軍の公式戦ではないところまでよく見ているのだなと思いました。
②佐藤輝明選手について
今年のタイガースは野手陣のポジション・打順を固定していました。
その結果、大山選手はセリーグ最高出塁率を中野選手は最多安打、近本選手は盗塁王のタイトルを獲得しました。
また、佐藤輝明選手はキャリアハイの打点92、キャリアハイタイのホームラン24本を放ちました。
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佐藤輝明選手に対しては試合のみならず、練習の姿勢も見て、6月に2軍へ落としたそうです。
また、ヒーローインタビューで佐藤選手は「最高です」を連呼していましたが、これも注意したそうです。
「打った時どう思ったかや打った感触とかをファンは聞きたがってるねんからきっちり説明しろ」と伝えたそうです。
こういった普段の姿勢からインタビューに至るまでプロ意識を持つことが9月好調の要因になったのかもしれませんね。
③選手との接し方について
2005年と比べると選手とよく話しているそうです。
2005年はすでに仕上がっているチーム、かつ、すでに実績を残している選手が多かったことから特に話す必要がなかったとのことでした。
一方で、今年のチームは20代中盤から後半の選手が多く、少し燻っている選手が多かったかと思います。
そこでよくコミュニケーションをとることにしたとのことでした。
接し方・伝え方さえ間違わなければ、選手たちも素直に実践してくれるという話が印象的でした。
④おわりに
以上ざっくりとですが、昨日のインタビューまとめでした。
チームが勝つために考えることが好きと笑顔で答えた岡田監督の魅力たっぷりのインタビューでした。
岡田監督といえば
"あれ"というワードチョイスも素晴らしいですよね。
今年は"あちら"にむけてまずはクライマックスシリーズ突破できることを願っております。
"あちら"については以前書いた記事をご確認いた
だけますと幸いです。