企業とサービスから見るスポーツビジネスの多様性。
これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の5日目の記事です。
昨日はたつや@GLOWさんの「スポーツスタートアップでの2年間のインターンを経て」の記事でした!ぜひ読んでみてください🙌
5日目の記事はGLOW運営が担当します!
テーマは「企業とサービスから見るスポーツビジネスの多様性。」です!
スポーツを仕事にしたいけれど、どんな関わり方がいいのか分からない方に向けてスポーツに関わる企業やサービスをまとめました!
理想のスポーツとの関わり方を見つける材料にぜひ使ってください🙌
はじめに
「スポーツで働きたい」という人のイメージとして大きいのはクラブのフロントスタッフだろう。ということで、ここではスポーツクラブを起点として、そこから派生してスポーツとの関わり方を探ってみる。「スポーツで働く」=「スポーツクラブで働く」となっている方が視野を少し広げる参考になれば幸いだ。
※以降、スポーツクラブの中での関わり方はビジネスサイドとチームサイドに大きく分かれるという前提に立って話を進める。
スポーツクラブを起点として(ビジネスサイド)
まずはビジネスサイド(事業部サイド)から見てみる。
スポーツクラブの売上の柱として挙げられるのはスポンサー収入・チケット収入・グッズ収入・放映権収入だ。このそれぞれの売上に紐づく企業やサービスの一例を挙げる。
スポンサー収入に紐づく企業・サービス
■テックスポーツ株式会社
スポーツ×テクノロジーをキーワードとしてスポンサーシップセールスや企業側のアクティベーション支援を実施。
■マネーフォワード
スポンサー企業の立場からスポーツクラブに関わる。スポンサーとしての権利を最大限に活用したアクティベーションの実施。
チケット収入に紐づく企業・サービス
■ダイナミックプラス株式会社
サービスの需要に合わせて価格が変動するダイナミックプライシングを実現するシステムを提供。
■プラスクラス・スポーツ・インキュベーション(PSI)
デジタルを武器としたチケットマーケティングやスポンサーマーケティング、アクティベーションの実施。
■MOALA
エンタメチケット発券クラウドシステム。エンタメの販売からチケット流通、来場者の管理を可能にする。
グッズ収入に紐づく企業・サービス
■Fanatics Japan
スポーツマーチャンダイジング(MD)をグッズ開発から生産、販売まで一気通貫で運営。Fastcompany社が発表する「最も革新的なスポーツ企業ランキング」でNo.1にも選ばれた。
放映権収入に紐づく企業・サービス
■サブスクリプション型
映像を買い切りのモデルではなく、一定期間利用できる権利に対して料金を払うモデル。
■広告型
コンテンツ自体は無料で公開し、広告を流すことで収益を得るモデル。
スポーツクラブを起点として(チームサイド)
次にチームサイド(競技サイド)に関わるサービスを洗い出す。
選手マネジメントに紐づく企業・サービス
■ユーフォリア
スポーツ選手のコンディショニングやトレーニングに関するSaaS型データマネジメントサービス「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」を提供。
■Ascenders
アスリートを支えるトレーナーや栄養士などの専門職とスポーツの仕事を繋ぐプラットフォームを運営。
■SportMeme株式会社
スポーツ選手の評価・新戦力獲得に関する研究、データ分析サービス「DePosta」を提供。
パフォーマンス向上に紐づく企業・サービス
■Hudl
映像をベースとした分析でチームのパフォーマンスを向上させるデータソリューションを提供。
■SPLYZA
選手が自ら「課題発見」から「課題解決」まで行うための映像分析ツールSPLYZA Teamsを運営。
■ライブリッツ
テクノロジーを武器にチーム強化・事業拡大・ファンコミュニケーションなど幅広くサービスを提供。
その他
他にもスポーツに関わる企業・サービスはたくさんあるので、いくつか挙げておく。
■IMG
個人、リーグ、チームのライセンシングビジネスを展開する世界最大の企業。契約締結、商品承認申請、マーケティング活動といった様々な面からのサポート。
■TeamHub
スポーツライフの質向上のためのアプリを運営。チームのスケジュール管理からスコアのシェア、チーム内のコミュニケーションまで一括で管理。
■スポヲタ株式会社
最新スポーツテクノロジーの日本展開などのスポーツエンタメの総合プロデュースを行う。
まとめ
「企業やサービスで見るスポーツとの多様な関わり方」というテーマでここまでまとめてきた。「スポーツに関わる仕事をしたい!」は目標が決まっているようで、まだまだ解像度が荒いので、もう何段階もブラッシュアップする必要がある。具体的な企業やサービスを知ることで自分が興味のあるスポーツとの関わり方をぜひ見つけてほしい。
自分のやりたいこと、強みを見つける上ではマーケターの森岡さんの話がとても興味深かったので、載せておく。
今回はスポーツクラブを起点として列挙してみたが、他にもリーグを起点とした場合や一般消費者、自治体を起点とした場合などで考えてみたい。複数のパターンで考えることで、会社同士の繋がりや業界全体の理解が確実に深まるので、今度時間を取って整理してみよう。
最後に
これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の5日目の記事でした!
明日はたつや@GLOWさんが担当します!!
お楽しみに!😁
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